SNS動画マーケティングの主流は有料動画広告:75%が動画広告を実施
実際に中小企業で動画マーケティングを担当する人たちに、どのような方法でSNSを活用しているか質問しました。
最も多かった回答は、有料でSNSの効果を最大化する「動画広告」(75%) で、その次には「オーガニック動画コンテンツ」の投稿 (65%) でした。
TikTokでオーガニック動画投稿を行うマーケティング担当者の68%が「非常に価値がある」と回答
日本の動画マーケティングでは、主に5つの主要SNS(Facebook、Instagram、TikTok、Twitter、YouTube)が使われていますが、マーケティング担当者はどのSNSをより効果があると感じているのでしょうか。
オーガニック動画投稿において、マーケティング担当者で「非常に価値がある」と答えた人が一番多かったのはTikTokとなりました。またどのSNSに対しても、何かしらの価値を感じている回答が9割程度を占めており、これら主要SNS上でのオーガニック動画投稿への期待がうかがえます。
SNS動画広告で最もアップされるのは「宣伝動画」、65%が自社で採用していると回答
有料の動画広告をマーケティングに取り入れる際、どのような内容の動画を作成するかは企業やブランドのイメージを左右する重要な質問です。
本調査の回答者の間では、宣伝動画やイベント動画が最も使用されている動画広告の種類でトップに上がりました。
7割が広告のターゲティングオプション「興味関心と行動ターゲティング」が効果的と回答
SNS動画広告において、配信するコンテンツを正しいターゲット層に届けることはとても重要です。ターゲティング方法には多くの種類が存在しますが、過去のWeb閲覧履歴や検索キーワードなどから、自社製品に興味ありそうなユーザーに広告が表示される「興味関心と行動ターゲティング」が効果的だと考える回答者が70%と高いことが明らかになりました。
この回答の後には、既存の顧客と同じ特性や興味を持つユーザーをターゲットにする「類似オーディエンス、カスタムオーディエンス」や、性別や年齢、居住地、言語などの基本的な属性に基づいてユーザーをセグメント化する「デモグラフィック」が続きました。
60%がここ1年のSNS動画広告の投資収益率はプラスだったと回答
SNS動画マーケティングが業界内で広く使われるようになっていることはすでに明らかになりましたが、実際に期待通りの成果をもたらしているのでしょうか。
SNS動画広告を実施する回答者に、ここ1年の投資収益率(ROI)について質問しました。
60%がSNS動画広告への投資が利益をもたらしたと回答しており、その重要性を裏付ける結果となりました。その一方で、ROIを測定していないと回答した人が33%いたことも注目すべき結果です。一部の企業ではマーケティングの成果評価が十分に行われていない、あるいは適切な測定ツールを持っていないことを示唆しています。
さらに、プラスのROIを達成した企業のうち、70%が1年以内にその成果を出したことが明らかになりました。一方、2年以上の期間を要した企業も一定数 (6%) 存在します。
出典元:Capterra
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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