生成AIを活用している方の約8割が業務効率の改善を実感 活用目的トップ3は「文章生成」「文章要約」「企画作成」【パーソルイノベーション・デジライズ調査】

生成AIを活用している方の約8割が業務効率の改善を実感 活用目的トップ3は「文章生成」「文章要約」「企画作成」【パーソルイノベーション・デジライズ調査】

パーソルイノベーション株式会社と株式会社デジライズは共同で生成AIの利活用に関する調査を行い、結果を公開しました。


生成AIの活用状況

所属企業において、「業務で生成AIを活用していますか?」と尋ねたところ、全体の33.8%が、「月に1回以上生成AIを活用している」と回答しました。企業規模別での活用率は、スタートアップ企業(50%)、大企業(44%)、中小企業(26%)となり、スタートアップ企業では、全体の約半数が積極的に生成AIを業務に取り入れているということが伺えます。

AIツールの種類

活用している生成AIの種類について尋ねたところ、2位の画像生成AIの活用率(33.1%)を大きく突き放し、文章生成AI(80.8%)がトップという結果になりました。

企業規模別みると、大企業では、文章生成AIの活用率が約90%でトップとなっているが、スタートアップ企業では、動画生成AIの活用率が50%でトップとなり、スタートアップ企業では、文章生成AIよりも動画生成AIのほうが、活用率が高いということが分かります。

AIの利用目的

業務において、「活用している生成AIの主な利用目的は何ですか?」と尋ねたところ、利用目的のトップ3は、1位は文章生成(54.9%)、2位は文章要約(42.8%)、3位は企画作成(24.9%)という結果になりました。

また、「利用目的が動画の作成である」という回答を企業規模別でみると、大企業では25.8%、スタートアップ企業では40%となり、スタートアップ企業では動画作成が利用目的という比率が比較的高いことが分かりました。

業務効率向上

生成AIの活用について、「生成AIの活用を通して業務効率が上がっていますか?」と尋ねたところ、生成AI活用者の約80%が業務の効率が上がったと回答しました。

企業規模別でみると、「業務の効率が上がった」と回答した方は、大企業(83.2%)、中小企業(77.1%)となり、どちらも業務効率改善実感は高いといえます。

また、スタートアップ企業では、生成AIの活用率が高い反面、業務効率については否定的な回答の比率が高いということが分かりました。

AI活用の課題認識

生成AIの活用について、「生成AIの活用に課題を感じていますか?」と尋ねたところ、生成AIの活用者の約80%が課題を感じているという結果になりました。

企業規模別でみると、課題を認識している方の比率は大企業(85.4%)、中小企業(67.1%)スタートアップ企業(70 %)となり、大企業、スタートアップ企業では、生成AIの活用者の70%以上の方が、生成AIの活用に課題を感じているということが分かりました。

AI活用の課題認識の内容

生成AIの活用について、「生成AIの活用を通じて感じる課題は何ですか?」と尋ねたところ、「内容の精度・信頼性への不安」と回答した方が、42.8%と最も多い結果となりました。課題を大きく分けると、生成内容への不安に対する課題と、AI活用の習熟困難性の課題が目立つといった傾向が伺えます。

調査概要

調査方法:生成AIの利用実態ついてのインターネットアンケート
調査期間:2024年1月25日~2024年2月1日
回答者数:550人
調査回答業種:農林業・水産業・鉱業、建設・土木・工業、電子部品・デバイス・電子回路製造業、情報通信機械器具製造業、電気機械器具製造業(上記に含まれないもの)その他製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、通信業、情報サービス業、その他の情報通信業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業、学術研究・専門技術者、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉業、複合サービス業、その他サービス業、その他
企業属性:※大企業:常時雇用従業員数が300人以上の企業
※中小企業:常時雇用従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を経営の主軸に置かない企業
※スタートアップ企業:常時雇用従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を経営の主軸に置く企業であり、大企業の子会社やグループ会社は含まれない

出典元:パーソルイノベーション株式会社・株式会社デジライズ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000071591.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング AI

関連する投稿


Z世代の約7割が提出前の「AIチェック」を実践!狙いはタイパより「上司との対話の質向上」【LINEヤフーコミュニケーションズ調べ】

Z世代の約7割が提出前の「AIチェック」を実践!狙いはタイパより「上司との対話の質向上」【LINEヤフーコミュニケーションズ調べ】

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社は、生成AIを導入している企業で働くZ世代(22〜28歳)の会社員を対象に、「生成AI時代の業務意識と上司への期待に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


BtoBマーケ担当者の約9割が「業界別コンテンツは必要」と回答!一方で「手間・コスト」が障壁に【IDEATECH調査】

BtoBマーケ担当者の約9割が「業界別コンテンツは必要」と回答!一方で「手間・コスト」が障壁に【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、同社が運営する「リサピー®︎」にてBtoB向け商材を扱う企業で、マーケティングやコンテンツ制作(ホワイトペーパー、事例集、調査レポート等)を1年以上担当している会社員を対象に、BtoBマーケティングコンテンツ制作担当者の実態調査を実施し、結果を公開しました。


セキュリティ情報を自主的に公開しているクラウドサービス事業者に対して企業の約7割が「信頼感や選定の優先度が上がる」と回答【アシュアード調査】

セキュリティ情報を自主的に公開しているクラウドサービス事業者に対して企業の約7割が「信頼感や選定の優先度が上がる」と回答【アシュアード調査】

株式会社アシュアードは、同社が運営するセキュリティの信用評価プラットフォーム「Assured」にて、従業員数1,000名以上の大手企業に所属する情報システム・セキュリティ部門の方を対象にクラウドサービスの利用の際の公開情報の確認状況やサービス選定への影響について、セキュリティの情報開示に関する実態を調査し、結果を公開しました。


BtoB購買担当者の9割がダウンロードした資料にがっかりした経験あり!?ダウンロード直後の即架電にネガティブな印象が大多数【IDEATECH調査】

BtoB購買担当者の9割がダウンロードした資料にがっかりした経験あり!?ダウンロード直後の即架電にネガティブな印象が大多数【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、株式会社Bizibl Technologiesと共同で、直近1年以内に、勤務先で法人向けサービス(BtoB商材)の導入検討・選定に関わった」と回答した方決裁者・責任者・担当者を対象に、BtoB購買プロセスにおける「7つの大罪」実態調査を実施し、結果を公開しました。


dentsu Japan、OpenAIとの戦略的連携でAI時代のマーケティング変革を推進

dentsu Japan、OpenAIとの戦略的連携でAI時代のマーケティング変革を推進

dentsu Japan は、OpenAIとの戦略的な連携を開始し、ChatGPT上での顧客体験開発を起点に 企業の事業活動全体のAI化を支援していくと発表しました。


ページトップへ