生成AIの利用状況
「ChatGPT」など生成AIを業務で「頻繁に(ほぼ毎日)利用(1.3%)」、「たまに(週数回程度)利用(18.5%)」と日常利用している層は19.8%、全く利用していない層は78.2%となりました。
生成AIの活用領域
所属する部門・会社において生成AIの利用が進んでいる領域は、「営業関連領域(38.3%)」、「経営計画/事業企画関連領域(36.7%)」「経営管理関連領域(35.0%)」「マーケティング関連領域(33.3%)」となりました。
現時点においては、バックオフィス領域での活用は進んでいないことがうかがえます。
生成AIの導入ハードル
所属する部門・会社において生成AIの導入ハードルは、「必要と認識しておらず導入検討を行っていない(40.9%)」であり、業務と生成AIの関連性を認識できていないことが要因だと考えられます。
「セキュリティ面の課題がある(17.5%)」となっておりセキュリティ上のハードルは低い結果に。また、利用層では「使用方法のノウハウが不足している(60.0%)」がトップになりました。
所属する部門・会社の業務と今後の生成AIの関係
所属する部門・会社の業務と今後の生成AIの関係について利用層は、「自分の業務に大きなプラスの影響を与える(11.7%)」、「自分の業務にプラスの影響を与える(80%)」となりプラスの影響があると捉えている層は全体の91.7%となりました。
生成AIへの投資
生成AIへの投資に関して利用層は「投資を大きく増やしていきたい(7.7%)」「投資を増やしていきたい(65.4%)」で73.1%となり、すでに生成AIを利用している中堅・中小企業の経営者は生成AIへの投資に積極的な様子がうかがえました。
生成AIで解決したい経営課題
生成AIで解決したい経営課題については「業務効率化/仕組み化」がトップで全体で48.8%、利用層においてで63.3%に。
全体と利用層でギャップが現れたのは、「経営の可視化/データ化」で全体で15.2%、利用層で38.3%と23.1%の差がありました。
調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査時期 :2024年4月30日(火)~5月6日(月)
調査対象 :正社員数が30名から300名の企業の課長職以上
調査対象者数:303名
出典元:株式会社リブ・コンサルティング
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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