10〜50代のTikTok利用率が最も高いのは21〜24時!Z世代は放課後の利用が多い【Utakata調査】

10〜50代のTikTok利用率が最も高いのは21〜24時!Z世代は放課後の利用が多い【Utakata調査】

株式会社Utakataは、10〜50代の男女を対象に、「TikTokを閲覧する時間帯」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


10〜50代の52%がTikTokを21〜24時に視聴するため、就寝前にスマホを開くタイミングで視聴するケースが多いか

「TikTokを開く頻度が一番高い時間帯はいつですか?」と質問したところ、「21時〜24時」が51.9%、「18時〜21時」が21.3%、「24時以降」が9.3%、「12時〜15時」が7.9%という回答となりました。

1位:21時〜24時
・寝る前に気軽に見ることができ参考になる部分が多いからです。
・家で唯一くつろげる時間帯で暇つぶしに見ることがある。
・習慣で寝る前にチェックするから。昼間は仕事で見られないし朝は気分じゃないので。
・20時に動画をあげるYouTuberが多く、その動画を見終わった後にTikTokを開くことが多い。

2位:18時〜21時
・全ての作業が一段落するのがこの時間帯でソファーに座りながら見ています。
・息子がTikTokが好きで夕食後に一緒にダンスをしたり、間違い探しをしたりするのが日課だから。
・仕事終わりの一番自由な時間で、仕事の疲れを吹っ飛ばしたいから。
・学校終わりで時間があるから。通学時間で暇だから。塾の行き帰りの時間とかだから。

3位:24時以降
・見る時間を作っている。1時間以内だと物足りなく感じるのでいつも1時間以上になる。
・夜ベッドに入って、まだ寝たくない時などに開くと止められなくなってしまうから。
・日中は忙しいので、夜寝る前に横になりながら見ることが多いから。
・睡眠前にその日のスポーツのダイジェストを見ることが多いため。

4位:12時〜15時
・利用時間は昼休憩と休憩時間にだらだらと流し見する程度の利用頻度。
・お昼ご飯を食べ終わってからお昼寝前にゴロゴロしながら見ているから。
・会社の休み時間にちょこちょこ見ることが多いからこの時間帯になります。
・昼ご飯を食べながら何気なく視聴していることが多いと思います。

10〜20代の30%は18〜21時に視聴するため、放課後に視聴するケースが多いか

「18時〜21時」と回答した10〜20代の78名を対象に「『18時〜21時』の時間にTikTokを開く頻度が一番高い理由を教えてください。」の質問という質問を行ったところ「放課後または終業後」が47.0%、「夕食の後」が21.7%、「その他」が30.4%という結果となりました。

放課後または終業後
・日中は仕事で携帯を触る暇がないので家に帰ってきたら触ります。
・仕事終わりの一息つく時間に見たり、晩御飯のレシピを調べたりします。
・動画が短いので、終業後の帰宅途中や帰宅後の夕飯までの隙間時間に見るから。
・学校から家に帰る時間であり、TikTokを見る暇が一番ある時間だから。

夕食の後
・息子がTikTokが好きで夕食後に一緒にダンスをしたり、間違い探しをしたりするのが日課だから。
・夕飯を食べ終わってのんびりしている時にふとスマホを見たくなるから。
・夕飯を食べ終えて後片付けしてひと段落ついてリフレッシュしたいから。
・晩御飯を食べた後のフリータイムに休憩がてらTikTokを開く習慣があるためです。

その他
・何かあった時の暇つぶしの時間に開く感じ。そしていちばん暇な時間が多いのがこの時間帯。
・いつの間にか時間が経っていてやめようと思うのにちょうどいい時間。
・体質的に動画を長く見られないため、短い時間で見るのに最適な時間です。
・料理を作る際に献立を考えてる時と作り方を見て参考にする時です。

【総括】10〜50代のほとんどが24時前までの夜間にTikTokを閲覧する

今回の調査で10〜50代のTikTokユーザーは24時前までの夜間でTikTokの閲覧が多いことがわかりました。

最も多かった時間帯は21時〜24時で就寝前にTikTokを開いて視聴するケースが多いようです。また、10〜20代のZ世代のユーザーでは放課後や終業後、帰り道の公共交通機関や夕食前の自宅で視聴するケースが多いようです。

TikTokは隙間時間の暇を潰すためのSNSとして、Z世代を中心に重要な役割を担っていると言えます。

調査概要

調査期間:2024年4月15日〜2024年4月29日
調査方法:インターネット調査
回答者数:216名

出典元:株式会社Utakata

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000143920.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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