約7割のユーザーがGoogleマップ上での行動後に来店!ルート検索を行うユーザーの来店数が最も高い【トライハッチ調査】

約7割のユーザーがGoogleマップ上での行動後に来店!ルート検索を行うユーザーの来店数が最も高い【トライハッチ調査】

株式会社トライハッチは、Googleマップを利用してレストランを検索したユーザーを対象にした行動傾向調査を実施し、結果を公開しました。


過去3ヶ月以内にレストランや居酒屋を検索したユーザーのうち73%が実際に来店

過去3ヶ月以内にレストランや居酒屋を検索したユーザーのうち、約73%が店舗に来店した結果となりました。

このデータは、Googleマップ上の検索行動が店舗の集客に大きな影響を与えていることを示唆し、Googleビジネスプロフィールの運用が今後ますます重要であることを示唆しています。

Googleマップ上で比較検討の店舗数は3店舗が最も多い結果に

本調査では、来店したユーザーが73%を超える結果となりましたが、その中でも3店舗を比較検討したユーザーが31.4%と最も高く、ついで2店舗(23%)、1店舗(13.5%)との結果になりました。店舗を比較するユーザーが3店舗以内の傾向が強く、ある程度SNSやポータルサイトなどで情報を集めた後にGoogleマップで検索するユーザーが多いことが伺えます。

一方で、弊社が過去に行った調査では、店舗の口コミの星評価が3.5点以下だと店舗に対してネガティブに感じるユーザーは全体の75%との結果も出ており、Googleビジネスプロフィールの管理、運用、口コミの改善を行うことも重要であることがわかります。

▼Googleマップで口コミが与える影響を調査

※2024年4月実施、662名を対象とした口コミ影響のアンケート調査結果

ユーザー行動で最も多いのはルート検索に関連する行動

Googleマップでレストランや居酒屋の比較検討を行ったユーザーのうち、ルート検索に関連する行動を行ったユーザーは全体の70%以上となり、ルート検索が来店行動に強い影響を与えていることがわかりました。

また、最も高い行動としては、ルート検索とウェブサイトのクリックとなっており、Googleビジネスプロフィールやウェブサイト上で魅力的な店舗情報や基本情報を整備することが重要であることがわかります。

さらに、通話をしたユーザー数は全体の8.2%と低くなっており、予約を確保するためにはウェブを通した予約システムの設置や対応が必要だと示唆されます。

3店舗で比較検討したユーザーで来店数が最も高いのはルート検索+ウェブサイトの閲覧。

3店舗で比較検討したユーザーを対象とした追加調査を行った結果、ルート+ウェブサイトの閲覧行動を行ったユーザーの来店数が最も高く、来店率は85%となりました。つまり、比較した3店舗のうち1店舗に来店したユーザーが85%であったため、実際の店舗への来店率は約28%近くになると予想されます。

来店率では、ルート+通話が最も高い100%となりましたが、母数が少ないため、ルートとウェブサイトのクリックを行うユーザーを増やしていくことが現実的な施策方針として有効であると考えられます。

調査概要

調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査対象:過去3ヶ月以内にGoogleマップを活用してお店探しをしたユーザー
調査時期:2024年5月

出典元:株式会社トライハッチ

【調査レポート】73%のユーザーがGoogleマップ上での行動後に来店したと回答!ルート検索を行うユーザーの来店数が最も高い結果に | MEOチェキ BLOG

https://meo.tryhatch.co.jp/meo-2/research-user-action

Googleマップを利用してレストランを検索したユーザー1,090名を対象にした行動傾向調査を実施しました。その結果、Googleマップ上で検索行動を行ったユーザーのうち76%が来店したと回答しました。また、検索行動の中で最も来店につながったのはルート検索であることがわかりました。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000287.000035376.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ