Z世代の半数以上がXの"いいね欄"をアカウントの「人となり」を確認する手段として閲覧していた【RECCOO調査】

Z世代の半数以上がXの"いいね欄"をアカウントの「人となり」を確認する手段として閲覧していた【RECCOO調査】

株式会社RECCOOは、同社が運営する『サークルアップ』にて、最新のZ世代調査として「Xのいいね欄閉鎖」をテーマにした調査を実施し、結果を公開しました。


Z世代のうち、37%が「いいね欄閉鎖」に反対

「いいね欄閉鎖」に関するZ世代の反応について調査したところ、大学生の37%が「いいね欄閉鎖」に反対していると回答しました。

約6割のZ世代が、閉鎖以前に「いいね欄」を閲覧

Z世代の約6割が「いいね欄」閉鎖以前に、他人のいいね欄を見ることがあったと回答しました。

Z世代の半数以上が、「いいね欄」を見ることでアカウントの「人となり」を確認

また、59%が「いいね欄」を閲覧することで、そのアカウントの「人となり」がわかると感じていたことが明らかとなりました。

「人となり」の他にも、

・その人の人気を知るため
・共通の友人を探すため
・ROM専(文字での投稿をしないアカウント)が動いているのかを確認するため
・共通の趣味がある人であれば、情報収集に役立つため

など、「いいね欄」を見ることで、情報収集に役立てたり、そのアカウントの運用状況を把握で来ていたことがわかりました。(自由回答から一部抜粋)

Z世代の半数が、今後は「いいね欄」の代わりに、「ポスト」や「プロフィール」を人となりの確認材料に

Z世代が今後Xでアカウントの「人となり」を確認する際、「ポスト」や「プロフィール」、「アイコン」などを使った情報収集を行うと回答しました。

しかし、「いいね欄」に変わる新たな情報源は、しばらく見つからなさそうです。

今回の調査では、いいね欄を通して、Z世代はそのアカウントの人となりだけでなく、その人の現在の状況や共通の趣味に関する情報収集を行っていたことが明らかとなりました。

SNSを使い慣れているZ世代だからこそ、「いいね欄」という個人の情報を得られる機能の閉鎖はダメージが大きいようです。

調査概要

調査日:2024年6月22日
調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
有効回答数(サンプル数):200人
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー

出典元:株式会社RECCOO

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000033607.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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