インフルエンサー・YouTuberの約8割が最低でも週に1回は動画編集を行っている!苦労していることは"構成案の作成"【ワンダーシェアーソフトウェア調査】

インフルエンサー・YouTuberの約8割が最低でも週に1回は動画編集を行っている!苦労していることは"構成案の作成"【ワンダーシェアーソフトウェア調査】

株式会社ワンダーシェアーソフトウェアは、インフルエンサー・YouTuberで動画編集をする方を対象に、「動画編集」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


SNSによく投稿するTOP3は「写真」「ショット動画」「文章」。コミュニケーションやフォロワーを増やすために動画投稿している方が多数

はじめに、「SNSによく投稿される種類として当てはまるものはどれですか?」と質問したところ、『写真投稿(51.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『ショット動画投稿(47.3%)』『文章投稿(46.0%)』と続きました。

SNSによく投稿するものは写真が約半数と最多になりました。次いで、ショット動画と続いています。

次に、「普段よく利用している動画投稿のプラットフォームは何ですか?」と質問したところ、『YouTube(59.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『X(29.7%)』『YouTube Shorts(25.2%)』と続きました。

約6割が、YouTube上に動画を投稿していることが示されました。また、Xも上位に上がっており、TikTokやInstagram リールのショット動画の人気がXにも影響を与えていることが示唆されました。

「動画を投稿する目的は何ですか?」と質問したところ、『コミュニケーションをとる(37.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『フォロワーを増やす(37.1%)』『情報を共有する(35.0%)』と続きました。

動画を投稿する際には、視聴者とコミュニケーションをとるなどの目的があることが明らかになりました。また、影響力の拡大や収益の向上に直接結びつく"フォロワーの増加"も、インフルエンサーやYouTuberにとって重要であることがうかがえます。

続いて、「動画の編集頻度はどのくらいですか?」と質問したところ、『週に2~3回(35.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『週に1回(24.9%)』『毎日(16.4%)』と続きました。

「週に2〜3回」と「週に1回」「毎日」を合わせると、約8割が最低でも週に1回は動画編集を行っている実態が明らかになりました。

実際に利用している動画編集ツールが判明!選んだ決め手はコスパや直感的な操作感

「よく利用している動画編集ツールは何ですか?」と質問したところ、『Adobe Premiere Pro(30.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『iMovie(24.2%)』『Filmora(23.6%)』と続きました。

動画編集ツールには「Adobe Premiere Pro」をはじめさまざまな種類がありますが、どれかが突出して人気があるというわけではないようです。編集の目的やスキル、ニーズに応じてツールを選択していることがうかがえます。

「そのような動画編集ツールを選んだ決め手は何ですか?」と質問したところ、『コストパフォーマンス(36.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『直観的な操作が可能(29.3%)』『AI機能が豊富(26.1%)』と続きました。

約4割がコストパフォーマンスを重視して動画編集ツールを選んでいることが明らかになりました。また「直感的な操作ができるか」や「AI機能の豊富さ」も重視している傾向が示されました。

動画編集で大変だと感じることは編集・トリミングやテキストの編集

「どのような方法で動画編集スキルを学んでいますか?」と質問したところ、『YouTube(42.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『インターネット検索(39.8%)』『SNS(29.1%)』と続きました。

YouTubeをはじめとし、インターネット検索で動画編集スキルを学んでいる方が多いことが示されました。リアルタイムで最新の情報を収集できることから、このように学んでいる方が多いことが示唆されました。


次に、「動画編集において大変だと感じることは何ですか?」と質問したところ、『編集とトリミング(37.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『構成案の作成(33.4%)』『テキストの編集(29.3%)』と続きました。

動画編集には、編集・トリミングの手間や構成案の作成などの苦労があることから、技術的なスキルとクリエイティブな能力の両方が必要とされることがうかがえます。

次に、「動画編集時によく利用するAIツールは何ですか?」と質問したところ、『テキストからオーディオ生成(21.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『テキストから画像生成(20.8%)』『自動字幕起こし(20.6%)』と続きました。

テキストからオーディオを生成するなどのAIツールを使用して動画編集を行う方は多いことがうかがえます。

最後に、「未来的な動画編集として“ワンクリックで動画編集”と“ステップバイステップのアシスタンス”のどちらを希望しますか?」と質問したところ、約6割の方が『ワンクリックで動画編集(56.5%)』と回答しました。

ワンクリックで動画編集といった、編集プロセスを自動で行える機能があれば利用したいと考える方は多いのではないでしょうか。

※ワンクリックでの動画編集:自然言語、シンプルな編集設定により、素材のインポートからビデオの最終化までの全プロセスを実施。処理されたビデオを取得した後も、編集や微調整が可能。
※ステップバイステップのアシスタンス:ビデオクリップをアップロードした後、AIがガイドし、ビデオ編集プロセスの各段階と最終ビデオの出力に至るまで手順を示す。

調査概要

【調査期間】2024年6月6日(木) ~ 2024年6月10日(月)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】563人
【調査対象】調査回答時にインフルエンサー・YouTuberで動画編集をすると回答したモニター
【調査元】株式会社ワンダーシェアーソフトウェア
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

出典元:株式会社ワンダーシェアーソフトウェア

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000842.000020603.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


生成AIの普及はまだこれから?マーケティング業務経験者の約8割が生成AIを業務利用したことがない【NEXER調査】

生成AIの普及はまだこれから?マーケティング業務経験者の約8割が生成AIを業務利用したことがない【NEXER調査】

株式会社NEXERは、Strh株式会社のサポートを受け「マーケティング業務と生成AI」に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


僕と私と、Z世代への街頭アンケート・サンプリング配布を含むプロモーションプランを提供開始

僕と私と、Z世代への街頭アンケート・サンプリング配布を含むプロモーションプランを提供開始

僕と私と株式会社は、一般財団法人日本ファッション協会との協業を通じて、Z世代への街頭アンケート調査、サンプリング配布、コンテンツ作成等のマーケティング・プロモーション支援の提供を開始しました。


20代~30代の女性の約6割は今"ひろめたい"と思っているものがある!ひろめたいものは「推し」が最多【eBay Japan調査】

20代~30代の女性の約6割は今"ひろめたい"と思っているものがある!ひろめたいものは「推し」が最多【eBay Japan調査】

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、若年女性の問題に向き合い支援する一般社団法人 若草プロジェクトと共同で、全国の20代から30代の女性を対象に「情報発信・情報収集に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


Yahoo!検索、検索結果上に生成AIによる回答の表示とチャット形式で情報の深堀りができる機能の提供を開始

Yahoo!検索、検索結果上に生成AIによる回答の表示とチャット形式で情報の深堀りができる機能の提供を開始

LINEヤフー株式会社は、「Yahoo!検索」において、検索結果上に生成AIによる回答の表示とチャット形式で情報の深堀りができる機能の提供を開始しました。


調査データの活用先は「ホワイトペーパーやお役立ち資料」「プレスリリース」が最多!調査データを含む資料は商談件数の向上にも寄与する!?【PRIZMA調査】

調査データの活用先は「ホワイトペーパーやお役立ち資料」「プレスリリース」が最多!調査データを含む資料は商談件数の向上にも寄与する!?【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、自社の商品/サービスに関する、市場調査や消費者の実態について調査を行い、その調査結果をもとに情報発信するPR手法である「調査PR」を実施したことがあるマーケティング担当者を対象に、「調査PRに関するアンケート」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


生成AIの普及はまだこれから?マーケティング業務経験者の約8割が生成AIを業務利用したことがない【NEXER調査】

生成AIの普及はまだこれから?マーケティング業務経験者の約8割が生成AIを業務利用したことがない【NEXER調査】

株式会社NEXERは、Strh株式会社のサポートを受け「マーケティング業務と生成AI」に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


僕と私と、Z世代への街頭アンケート・サンプリング配布を含むプロモーションプランを提供開始

僕と私と、Z世代への街頭アンケート・サンプリング配布を含むプロモーションプランを提供開始

僕と私と株式会社は、一般財団法人日本ファッション協会との協業を通じて、Z世代への街頭アンケート調査、サンプリング配布、コンテンツ作成等のマーケティング・プロモーション支援の提供を開始しました。


Analyzing the rapidly growing interest in Gacha Gacha using data! Introducing cases applied in marketing

Analyzing the rapidly growing interest in Gacha Gacha using data! Introducing cases applied in marketing

Capsule toys, or “Gacha Gacha,” have become popular globally with people all ages for their affordability and collectability, especially in Japan, with the establishment of Gacha Gacha specialty stores. We will analyze the user segment interested in Gacha Gacha and explore how companies can apply it in marketing.


302リダイレクト(302 Found)とは?使用目的や設定、SEOへの影響も解説

302リダイレクト(302 Found)とは?使用目的や設定、SEOへの影響も解説

Webサイトにアクセスしたユーザーを別のURLへと一時的に転送する方法として、「302リダイレクト」があります。サイトのメンテナンスやリニューアルなどを行う際に使用されますが、「301リダイレクト」との違いや、SEOへの影響などが気になっている人も多いのではないでしょうか? 本記事では「302リダイレクト」が使用されるケースや、SEOへの影響、使用する際の注意点などについて解説していきます。


20代~30代の女性の約6割は今"ひろめたい"と思っているものがある!ひろめたいものは「推し」が最多【eBay Japan調査】

20代~30代の女性の約6割は今"ひろめたい"と思っているものがある!ひろめたいものは「推し」が最多【eBay Japan調査】

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、若年女性の問題に向き合い支援する一般社団法人 若草プロジェクトと共同で、全国の20代から30代の女性を対象に「情報発信・情報収集に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ