アパレル系の店舗アプリを知ったきっかけは「店員からの案内」が約6割【Repro調査】

アパレル系の店舗アプリを知ったきっかけは「店員からの案内」が約6割【Repro調査】

Repro株式会社は、アパレル系店舗アプリのインストール前後の利用状況に関するユーザー調査を実施し、結果を公開しました。


店舗アプリを知ったきっかけは「店員からの案内」が第一位。他業種と比較するともっとも多い

店舗アプリを知ったきっかけは、「店員からの案内」が57.8%、次いで、「店内の掲示」が35.0%でした。「店員からの案内」に関しては、他業種と比較するともっとも多い結果となっています。

これは、アパレル系の店舗では他業種の店舗よりも商品購入時に店員とのコミュニケーションが多く発生するためだと考えられます。

店舗アプリを知ったきっかけ(複数回答)

【業種別】店舗アプリを知ったきっかけ

アプリインストール後、半数以上の人が店舗アプリを「年に複数回利用している」と回答

店舗アプリをインストールしたことがあると回答した人に、アプリの利用頻度を尋ねたところ、「年に複数回利用している」が52.8%と半数を占める結果になりました。

これは、アパレルという特性上、シーズンに合わせて商品を購入するユーザーが多いことが考えられます。また、アプリの利用頻度は商品の購入頻度と相関しているといえそうです。

店舗アプリの利用頻度

アプリインストール後、「来店や購入頻度が増えた」と回答した人は32.2%

アプリをインストールする前後で行動の変化があったかどうかを尋ねると、「特に変わったことはない」という回答が48.1%ともっとも多い結果になりました。

ただ一方で、「その企業の店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」が32.2%、「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになったと思う」が23.3%と、アプリのインストール後に行動が変化しているユーザーも多くいます。

アプリ利用前後の行動の変化(複数回答)

「来店頻度や商品の購入頻度が増えた」と回答した人に対してその理由を尋ねると、「ポイントを貯めやすい・使いやすいから」「クーポンが定期的に発行されているから」という理由が上位に挙がっています。

来店・購入頻度が増えた理由(複数回答)

店舗アプリをアンインストールしたことがあると回答した人は7割以上

これまでアプリをアンインストールしたことがあるかを尋ねると、7割以上のユーザーが「ある」と回答しました。その理由を尋ねると、「店舗を使う機会が減った」が66.6%と最多でした。来店頻度はアプリのみで解決できる課題ではないものの、アプリで来店を促す施策を打つことは有効といえそうです。

その他、「初回インストールの特典を使い終わった(27.0%)」「ポイントやクーポンが魅力的でなかった(24.4%)」という特典に関する理由や、「アプリが不便だった(22.4%)」「プッシュ通知の頻度が多かった(16.9%)」といったユーザー体験に関する理由が続いています。

メリットを感じてアプリをインストールしたとしても、アプリの利便性や体験があまり良くない場合はアンインストールに繋がってしまうことがわかります。

店舗アプリをアンインストールした経験

店舗アプリをアンインストールした理由

調査概要

調査名:店舗アプリについての利用実態調査
調査期間:2024年1月26日~1月28日
調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:店舗アプリを利用したことのある16~69歳の男女
有効回答者数:1,030名(男性=345名/女性=685名)
※本レポートではアパレル系のアプリを利用したことがある472名(男性=106名/女性=366名)の回答を集計

出典元:Repro株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000013569.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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