47.2%が最もよく見る「ファン」の投稿は、「ファンアート」など推しの画像や動画のシェア
ファンアートとは、アニメ・ゲーム・アイドルなど特定のキャラクターや人物、コンテンツのファンが自発的に制作する、イラストや映像・デジタル作品などのこと。
主にSNSでのシェアを目的とし、ファン同士の交流や、公式アカウントとの絡みなどコミュニティの活性化にも繋がるものです。公式画像などを用いて推しの画像や動画をシェアすることで、いわゆる「布教活動」にも繋がるところがファン心理としても嬉しいところ。
推し活で「いま最も熱い!」と思う手法は「ファンアート」「グッズやコラボ商品の紹介」「チャレンジ企画」
「推し活」投稿で「いま最も熱い!」と思う手法を聞いたところ、23.3%が「公式写真やファンアートなど推しの画像や動画のシェア」と回答。以下の理由があげられました。
・よく目にするし、自分もつい見てしまうから
・ストーリーズ(Instagramの機能)で投稿しやすいから
・シェアにより拡散されるから
・推しの顔面を見ているだけで癒されるため
・見逃した推しの写真や動画を見つけられるからです
・推し専用のアカウントがあるのは、やはり熱い!!!
・ファンアートはファンの美的感覚もわかり、より同じ仲間を見つけやすいから
次いで多かった「推しのグッズやコラボ商品の紹介投稿」が熱い!と思う理由は以下の通りです。
・開封動画をみるのが楽しい
・グッズ類の整理収納方法も気になるから
・コラボ商品は1番オタクの関心度が高いように思えるから
・早いタイミングで投稿すると数字が伸びやすいから、その面で最も熱いと思います
・グッズに対しての自分以外の感想が知りたいから
また「チャレンジ企画など拡散されやすいオリジナル動画の投稿」が熱いと思う理由に関しては、以下回答のように拡散力と「推しに届くかも」という期待によるものが大きいようです。
・推しと同じ音源を使用して動画を投稿することで、推しの露出に貢献できる
・SNSで拡散されやすかったりバズりやすいため
・チャレンジ企画が盛り上がってるのを見ると興味が湧くから
・拡散力があると広がりやすく、本人が見てくれる可能性もある
自身のアカウントで最も反応が良かった「応援投稿」はライブやイベント参戦の投稿
「あなたが行なった、推しを応援する投稿で、最も反応が良かったコンテンツはなんですか?」という質問に対して 37.1%が「ライブやイベント等に参戦した際の投稿」と回答。
ライブやイベントなどアクティブなコンテンツは反応を得やすく、自身が写り込むことでより反応が上がるなどが理由として考えられます。
また、自身のアカウントで最も反応が高かった投稿をしたSNSは「Instagram」だという回答が 87.4%となりました。
Instagramの特性上、より視覚に訴えるコンテンツを投稿することで高い反応を得られることがわかります。
66.7%が「日常の様子やオフショット」が「最も好きな推しの投稿」と回答
理由としては、以下の回答が得られました。
・推しも人間なんだなぁと親近感を感じられるから
・意外な一面が見られるので
・日常が見られるのがSNSの良いところだから
・私服などが見られるから
・オタクは推しの日常を知りたい
・推しの好きなものや発信したいと思うものをリアルタイムで見られるのがSNSの良いところだと思うから
プライベートな姿が見られること、親近感を抱けるところ、裏側を覗いた気持ちになるなど、ファンとして「推しに近づいたような気持ち」になるところがオフショットの良いところでありSNSらしい使い方だと言えるでしょう。
距離感を感じる投稿、推しが絡んでいない投稿はあまり好きではない
先ほどの質問とは反対に「あまり好きではない」内容についても調査したところ、34.6%が「機械的な告知や情報提供のみなど、距離感を感じる投稿」と回答。
また「特になし」と回答した人も 14.5%と多く、理由としては以下回答のように投稿する内容は「推し」であれば何でも受け止める姿勢のファンが多くいることもわかりました。
・どんな情報でもありがたい
・推しに関する投稿であれば、なんでも嬉しいです
今後見たい投稿は?
最後に、今後「推し」の投稿で見たいものを伺いました。
・色んな表情やファッション、コラボなど新たな一面が見たい
・ドレスアップなど非日常的なオフショット
・可愛い衣装のもの。人気企業や商品とのコラボ
・過去の出演情報一覧とかグッズ一覧とか歴史的なこと
・推し自らが企画したコンテンツ
・過去の物など、自分が知らない推しの姿がみたい
・メイクレシピやファッション等を見られたら嬉しいです
・オフショットももちろんですが、その場にいるスタッフ目線での投稿も見たいです。試写会やイベントに行けなくてもそういう目線があると、行った気になって嬉しいです
様々なアイデアが回答に含まれていましたが、どれもインフルエンサーらしくSNSで目を引くようなコンテンツのアイデアが多くなりました。
調査概要
調査期間:2024年10月3日〜10月7日
調査対象: LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE(LIW)に登録するインフルエンサー35,000人より有効回答者 159名
平均フォロワー数:3万人
調査方法:オンライン
出典元:LIDDELL株式会社
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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