市場調査を無料でできる?マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」の無料版を使ってみた

市場調査を無料でできる?マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」の無料版を使ってみた

Webサイト改善、SEO対策、コンテンツマーケティング、メディアプランニングなど、デジタルマーケティングに欠かせない市場調査や競合調査、検索キーワード分析。これらが1つのツールで簡単に把握できる「Dockpit(ドックピット)」から、一部機能を無料で使える無料版がリリースされました。無料でどんなことができるのか、マナミナ編集部で早速試してみることに。本稿で詳しくレポートします。


マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」とは

Dockpit(ドックピット)は、限られた時間で多くの情報を必要とするマーケターのために開発された、ダッシュボード型のマーケティングツール。

「マーケティングリサーチ」というと、手間や時間がかかるイメージがありますが、マーケティングに必要不可欠な3C(自社・競合・市場)を簡単に分析できる、“マーケターのためのリサーチエンジン”として開発、2020年10月にリリースされました。

Dockpitでは、ヴァリューズが保有する国内250万人規模の消費者パネルのWeb行動データを、オンラインで分析することができます。

Dockpitの機能については、以下の1分動画にまとめられています。

膨大な消費者Web行動ログデータを素早く可視化・分析。新リリースしたマーケターのためのリサーチエンジン『Dockpit(ドックピット)』とは

https://manamina.valuesccg.com/articles/1023

マーケティングにおいて重要な3C分析(自社・競合・市場)のデータを俯瞰し、戦略へと導くダッシュボード型マーケティングツール『Dockpit(ドックピット)』が「マナミナ」を運営する株式会社ヴァリューズから新たにリリースされました。Dockpitは、消費者のWeb行動ログデータをもとに、市場調査やユーザー理解をサポート。これ一つで短時間でデータドリブンなマーケティングを可能にします。機能の特徴について詳しくご紹介します。

「Dockpit」の無料版を使ってみた

Dockpitから新たにリリースされた無料版の「Dockpit Free」。キーワード検索数の推移や業界分析、サイトランキングなどDockpitの一部の機能が無料で利用できます。

Dockpit Freeにログイン

Dockpit Freeにログインすると、以下のようなトップ画面が表示されます。

・キーワード分析
・競合分析
・業界分析

の3つのメインメニューがあります。

また、後述しますが、ヘッダーにある「トレンド分析」はユーザー数が多いサイトを色々なカテゴリに絞ってランキングできる機能です。

Dockpit Freeのトップ画面

Dockpit Freeのトップ画面

キーワード分析

任意のキーワードを指定して、検索推移や検索者の属性がわかる

まず、「キーワード分析」を使ってみます。キーワード分析は、任意のキーワードの直近1年間の検索ユーザー数のボリュームや推移、検索した人の性別・年代・エリアの構成比、検索意図を明らかにするワードネットワークなどの機能があります。

「テイクアウト」というキーワードで分析してみた結果がこちらです。

「テイクアウト」検索数の推移

「テイクアウト」検索数の推移

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

コロナ禍で初めて緊急事態宣言が出された2020年4月から5月にかけて、大きく検索数が伸びていることがわかりました。

このように、気になるトレンドの推移を、簡単に調べてみることができます。これは便利!

初回ログイン後7日間限定の機能ではありますが、検索ユーザーの属性(性別、年代、居住地)もグラフでわかりやすく見ることができます。

「テイクアウト」検索ユーザーの性別・年代

「テイクアウト」検索ユーザーの性別・年代

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

掛け合わせ検索のキーワードを、ワードネットワークで可視化することもできるので、キーワードの周辺ニーズを探るのに使えます。

「テイクアウト」は「丸亀製麺」や「ガスト」など、幅広い世代に人気の飲食店舗名と共に検索されているようです。

「テイクアウト」検索のワードネットワーク

「テイクアウト」検索のワードネットワーク

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

また、2つのキーワードの検索数を比較することもできます。

下図は「テイクアウト」と「宅配」の検索数を比較したグラフです。2020年3月までは「宅配」の検索数の方が多かったのですが、4月に「テイクアウト」検索数が大きく伸びて逆転。その後は「テイクアウト」検索数が上回っていることがわかります。

ここではグラフは割愛しますが、検索者の性別・年代・居住エリアを比較することも可能です。

「テイクアウト」検索数、「宅配」検索数の比較

「テイクアウト」検索数、「宅配」検索数の比較

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

競合分析

気になるサイトのユーザー数、セッション、ユーザーの性別・年代・居住エリアがわかる

続いて「競合分析」メニューを使ってみます。旅行メディア「トリップアドバイザー」と「RETRIP」を比較してみましょう。

トップの「競合分析」でサイト名を入力すると、サジェストが出てくるので、URLを調べなくても簡単にサイト入力することができました。

「トリップ」と入力すると「トリップアドバイザー」がサジェストで表示された

「トリップ」と入力すると「トリップアドバイザー」がサジェストで表示された

下のグラフが、「トリップアドバイザー」と「RETRIP」の1年間のユーザー数とセッション数の推移です。

「トリップアドバイザー」と「RETRIP」のユーザー数、セッション数の推移

「トリップアドバイザー」と「RETRIP」のユーザー数、セッション数の推移

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

緊急事態宣言が出された2020年4月はユーザー数が減少しましたが、その後は徐々に回復。2020年12月には両サイトのユーザー数、セッション数が拮抗していることがわかります。

両サイトのユーザー属性(性別・年代・居住エリア)を比較して、利用者層の違いを考察することもできます(※ユーザー属性は初回ログイン後7日間の機能)。

トリップアドバイザーに比べるとRETRIPの方が、20~30代の若年割合が高いようです。

「トリップアドバイザー」と「RETRIP」ユーザーの性別・年代

「トリップアドバイザー」と「RETRIP」ユーザーの性別・年代

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

業界分析

業界別のサイトシェアや順位がわかる

変化する業界・市場をウォッチし、業界内でのシェアやサイトランキングを出せる「業界分析」。無料版では、一部業界に関してお試し分析ができます。

下の円グラフは、「旅行 メディア」の業界シェアです。

「旅行メディア」の業界シェア

「旅行 メディア」の業界シェア

期間:2020年1月~12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

業界内で、自社サイトのユーザー数は何位なのか、どれぐらいのシェアがあり、どのように推移しているのか、気になりますね。

なお、業界カテゴリはDockpit内で独自に設定されています。

トレンド分析

カテゴリ別のサイトランキング、最近伸びているサイトもわかる

「トレンド分析」機能では、様々なカテゴリでサイトランキングを作ることができます。(無料版は上位10位まで掲載)

前月比や前年同月比もわかるので、業界内で伸びているサイトを把握したり、メディアのプランニングにも活用できそうです。

サイトランキング

サイトランキング(カテゴリ指定なし)

期間:2020年12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

前月比上昇

前月比上昇(カテゴリ指定なし)

期間:2020年12月
対象デバイス:PC、スマートフォン

無料版の登録方法

「Dockpit」の無料版を利用するには、まずメールアドレスを登録します。

Dockpit Free 新規登録画面

あとは、メール受信後、URLをクリックし、画面の手順に沿って必要情報を入力するだけ。
登録が完了すると、アカウントは即時発行されるので、すぐに分析をスタートできます。

初回ログイン後7日間はトライアルで一部有料機能も無料で利用可能です。
※トライアル期間終了後もUU推移やサイトランキング閲覧などの機能は、引き続き無料でご利用いただけます。

↓無料版の登録はこちらから↓
dockpit 無料版の登録はこちら

こちらもチェック!

マーケティングダッシュボードDockpit(新サービス)紹介セミナー|オンライン開催

https://manamina.valuesccg.com/articles/1073

3C(自社・競合・市場)のデータを俯瞰し、戦略を考えるには? <br>ヴァリューズから新しく誕生した、競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」の紹介オンラインセミナーです。

EC改善に使えるヴァリューズの新ツール「Dockpit」の強みとは?ディノス・セシールCECO石川さんに聞いてみた

https://manamina.valuesccg.com/articles/1017

国内の主要Webサイト・アプリ分析ツール「eMark+(イーマークプラス)」を中心に、Web行動ログデータを用いた数々のマーケティング・ソリューションを提供してきた株式会社ヴァリューズ。今年10月、そのeMark+をより進化させた新しいWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」をリリースしました。Dockpitは他の分析ツールとどのような点が異なるのか。eMark+も愛用いただいていた、ディノス・セシールCECO(Chief e-Commerce Officer)の石川森生さんに、Dockpitが実務にどう役立ちどんな課題を解決するのか、お聞きしました。

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この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
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