令和の占いブームを徹底調査。火付け役はテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』

令和の占いブームを徹底調査。火付け役はテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』

今、若い女性を中心に、「占い」が密かなブームです。コロナ禍で将来に不安を抱いているのか、はたまた、出会い系サービスのひとつなのか…など、背景を探っていたら、どうやらテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)が火付け役になっているようです。今回は「占い」ブームについて、ネット上では誰がどんな目的で関心を持っているのかなど、検索データから徹底調査します。


「占い」に関心があるのはどんな人?

「占い」に関心がある人たちを調べるため、インターネット上で「占い」と検索した人のユーザー数と属性についてみていきます。

「占い」検索数が伸びている

まずは「占い」と検索したユーザー数の推移から分析します。

下のグラフのように、2020年4月以降増加傾向にあります。2020年4月15日に放送が開始されたテレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)の影響が考えられます。

「占い」検索ユーザー数推移

「占い」検索ユーザー数推移

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)

「占い」検索は女性が約70%を占める

続いて、「占い」を検索したユーザーの属性について詳しく見ていきましょう。
下のグラフのように、性別は約7割が女性、年代は40代が最多、20代、30代も多いようです。

「占い」検索ユーザー属性/性別

「占い」検索ユーザー属性/性別

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

「占い」検索ユーザー属性/年代

「占い」検索ユーザー属性/年代

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

占い師「星ひとみ」さんの人気が急上昇

次に「占い」と掛け合わせて検索されているキーワードを分析しました。その結果、占い師「星ひとみ」が2位の「無料」というワードに大差をつけて1位でした。

星ひとみさんは、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)にレギュラー出演中、数々の芸能人を占い話題沸騰中の占い師です。

「占い」と掛け合わせで検索されたキーワードランキング

「占い」と掛け合わせで検索されたキーワードランキング

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

「星ひとみ」の検索ユーザー数推移を見ても、ユーザー数が急増したのは2020年4月の同番組出演がきっかけになったことがわかります。

「星ひとみ」検索ユーザー数推移

「星ひとみ」検索ユーザー数推移

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

また、「占い」検索後の流入サイトランニングは以下のとおりでした。
やはり星ひとみさん関係のコンテンツが上位を占め、当たると評判の人気占い師の占いや診断を無料で体験できるWebサイト「占いCOLLECTION」でも星ひとみさんの指名が目立ちます。

「占い」検索後流入ページランキング

「占い」検索後流入ページランキング

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

また、「占い」検索ユーザーのニーズは、「無料」「恋愛・結婚・相性」「有名占い師」に集約されそうです。ワードネットワークで詳しく見ていきましょう。

占いのニーズは「無料」「当たる」「恋愛・相性」

ワードネットワークで分析したところ、占いを検索するユーザーの関心の軸は「無料」「当たる」「恋愛・相性」「時期(2020年)」が主でした。また、数いる占い師の中でも、「星ひとみ」「ゲッターズ飯田」の人気が高いことがわかります。

また、東京と大阪のみ地名が上がっていますが、対面での占いより、ネット上の占い・無料診断にニーズが集中しているとみてよいでしょう。

「占い」ワードネットワーク

「占い」ワードネットワーク

期間:2019年6月〜2021年5月
デバイス:PCおよびスマホ

まとめ

今回は「占い」について分析しました。「占い」検索ユーザーは2020年4月以降好調に推移しており、そのきっかけのひとつが『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)だと推測されます。

同番組は星ひとみさんがレギューラー出演し、話題となっていますが、「占い」と掛け合わせで検索されたキーワードも「星ひとみ」が1位、流入ページも星ひとみ関連サイトが上位を占めました。

また、「占い」を検索したユーザーの属性は約7割が女性、年代は40代が最多で、20、30代も多く見られました。

占いを検索するユーザーの関心の軸は「無料」「当たる」「恋愛・相性」「時期(2020年)」が多いようです。

今回の分析には、マーケティング分析ツール『Dockpit』を使用し、ユーザーのデジタル行動を分析しました。

『Dockpit』は、競合サイト分析や消費者のトレンド調査にとても役立ちます。もし宜しければ、無料版もありますので、下記よりご登録ください。

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この記事のライター

フリーライター。大手キャリア系企業で編集の仕事に出会い、その後、3つのメディアの立ち上げなど行い、2014年にフリーランスに。医療系、就活系、教育系、結婚系のサイトで執筆中。

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