最も頻繁に利用するECモールは「Amazon」
年に1回以上利用するECモール(オンライン上のショッピングモール)で、最も多かったのは「Amazon」で1,431人。次いで多いのが「楽天」で1208人。この2社は、3位の「Yahoo!ショッピング」690人と大きく数字を引き離しています。
ファッションやコスメを大きく打ち出している「ZOZOTOWN」は285人、「Qoo10」は236人。全体の1割強にとどまりました。
年に1回以上利用しているECモールの中で、最も頻繁に利用するECモールを聞いたところ、1位は「Amazon」で49.63%と、回答者の約半数がAmazonを利用しているという結果になりました。
2位は「楽天」で32.41%、3位は「Yahoo!ショッピング」で9.85%です。
「Qoo10」「ZOZOTOWN」は女性の利用者が多い
「Amazon」「楽天」「Yahoo!ショッピング」は男女比率はほぼ半々。ただし「Amazon」「Yahoo!ショッピング」は男性が、「楽天」は女性がわずかに高くなっています。
「Qoo10」「ZOZOTOWN」「メルカリShops」は女性の比率が高いのが特徴的です。特に「Qoo10」は7割以上が女性です。
逆に「au PAY マーケット」では男性比率が高く、約6割が男性です。
若い世代は「楽天」より「Amazon」 10代は「ZOZOTOWN」「Qoo10」の利用割合も大きい
30代以上では「Amazon」「楽天」の割合は30%程度で同じくらいですが、20代以下は「Amazon」の割合が「楽天」を上回っています。特に10代は「Amazon」41.74%、「楽天」16.35%で、Amazonの利用率が高いです。
また「Yahoo!ショッピング」は年代が上がるほど、利用率が高くなるのが特徴的です。50代以上では20%を超えます。
一方で「ZOZOTOWN」「Qoo10」は年代が下がるほど利用率が高く、10代では「Yahoo!ショッピング」と並ぶ利用率です。
ECモール利用頻度は「月に数回」、1ヵ月の利用金額は「1万円未満」が最多
ECモールを年1回以上利用している1,777人に、最も頻繁に利用しているECモールの利用頻度を聞いたところ、最も多かったのは「月に数回」で30.39%、次いで「数ヶ月に1回」が24.37%という結果になりました。
月に1回以上利用している人は72.49%、週に1回以上利用している人は22.91%で、買い物の手段として日常的に利用されていることがうかがえます。
ECモールを月に1回以上利用している1,288人に、最も頻繁に利用しているECモールで1ヵ月に使う金額を尋ねました。
最多は「1万円未満」で44.18%、次いで「1万円~3万円未満」が31.60%でした。3万円以上使う人は全体の約20%で、5万円以上使う人は1割にも満たない結果となりました。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年6月1日~6月8日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:15~69歳男女
サンプル数:1,979人
◇年齢
15~19歳:330人
20~29歳:331人
30~39歳:330人
40~49歳:328人
50~59歳:330人
60~69歳:330人
◇性別
男性:989人
女性:990人
出典元:Appliv TOPICS(ナイル株式会社)
引用:https://mag.app-liv.jp/archive/142044/
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。