Z世代が選ぶ今年のトレンドは?SHIBUYA109 lab.がZ世代の男性を対象に調査した2023年メンズトレンドを公開

Z世代が選ぶ今年のトレンドは?SHIBUYA109 lab.がZ世代の男性を対象に調査した2023年メンズトレンドを公開

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは、同社が運営する若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキュウラボ)』にて、around20(15~24歳)の男性を対象に実施した2023年メンズトレンド調査を実施。「ヒト部門」「アーティスト部門」「ファッション部門」「ゲーム部門」「コンテンツ部門」「体験部門」の6部門にて大賞を決定しました。


【ヒト部門】野球に熱狂!友達のような親近感を重視

SNSを中心に活躍しているクリエイターや芸人、俳優、スポーツ選手と、様々なバックグラウンドを持つ人が選出されました。今年はWBCもあったことから、野球への関心がさらに高まりました。ノミネートも含めると、同世代の日常をテーマにSNSで活躍する人が多くみられ、友達のような親近感が重視されています。

1位 大谷翔平
MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する、岩手県出身のプロ野球選手。投打二刀流として、2023年3月に開催された『ワールド・ベースボール・クラシック』(WBC)では世界中の注目を集め、普段野球観戦をしない日本の若者の間でも話題になりました。
大谷選手のような「二刀流」に憧れ、部活や仕事を頑張ったという声も聞かれました。

2位 ちょんまげ小僧
彗星の如く現れた6人組中学生YouTuberグループ。中学生らしい素朴でリアルなやりとりが魅力です。メンバーの奇抜な名前や、「ひき肉です!」という独特な挨拶が話題になりました。動画の企画のクオリティが高いことから、ポスト・コムドットとしても注目が集まっています。

3位 あめんぼぷらす
2人組YouTuber。野球部員の日常をテーマにした動画を投稿している。2023年7月にリリースされた楽曲『カイホウエクササイズ』が話題に。特に運動部に所属する人からの共感の声が多く、「溜めて解放」など、あめんぼぷらすのセリフもトレンドになっています。

【アーティスト部門】癖になる個性と楽曲がポイント。ショート動画をきっかけに拡散

ノミネートには邦ロックバンドを中心にK-POP、ラッパー、ボカロPなど、幅広いアーティストが挙げられました。TikTokを中心に、SNSで投稿されるショート動画の挿入歌として多く使用されたアーティストが多数ランクインしました。

1位 新しい学校のリーダーズ
セーラー服が特徴の4人組ダンスボーカルユニット。2020年5月にリリースされた楽曲『オトナブルー』の首振りダンスがトレンドとなりました。パワフルな歌唱とダンスも魅力です。

2位 女王蜂
2011年にデビューした3人組ロックバンド。楽曲『メフィスト』がTVアニメ『【推しの子】』のエンディング主題歌にも起用され、話題になりました。また、ヴォーカルのアヴちゃんがプロデューサーを務めたスクール型オーディション番組「0年0組 -アヴちゃんの教室-」でのアヴちゃんの『バイオレンス』の歌唱に関する切り抜き動画もトレンドになりました。

3位 あの
他にはいない唯一無二なキャラクターが魅力で、すでに人気のあのちゃん。
2020年にano名義でアーティストとしてソロデビューを果たし、2022年にリリースした楽曲『ちゅ、多様性。』や『スマイルあげない』がトレンドになりました。バンド『I's』の活動も注目されています。

【ファッション部門】Y2Kスタイルがトレンド。特徴的な髪型で個性を表現

男女ともにY2Kファッション(2000年ごろに流行したファッションスタイル)がトレンドです。Z世代男子の間では、体系カバーができるダボっとしたシルエットが特徴のストリートスタイルや、K-POPアイドルのようなモノトーン・シルバーを基調としたキレイ目スタイルがトレンドとなりました。

ノミネートにはファッションアイテムだけなく、特徴的なヘアスタイルも多数挙げられていますが、 Z世代男子の「見た目のカッコよさ」については「髪型」が大きな役割を果たしていることが背景にあります。

1位 カーゴパンツ
膝上の左右に大きなポケットが付いており、ダボッとしたシルエットが特徴のパンツ。ストリートコーデにはもちろん、キレイ目ファッションの崩しとしても人気となりました。

2位 ツイストスパイラル
スパイラルパーマとツイストパーマをミックスしたパーマヘア。Z世代男子から絶大な人気を誇る「マッシュヘア」から気分転換にチャレンジできること、またセットが簡単であることが魅力です。

3位 ウルフカット
オオカミのようなシルエットが特徴の髪型。K-POPアイドルが好きなZ世代男子の間では、ハイトーン×ウルフの組み合わせが楽しまれています。

【ゲーム部門】クリアまでのプロセスが多様なゲームが人気!最新キーワードは「役立つエデュテイメント性」

Z世代男子が最もお金をかけていることでもあるゲーム。ゲームクリアまでのプロセスが多様で、ゲーム実況等でプレイの様子を切り抜いて共有したくなるゲームが多くノミネートされました。

またスマホやゲーム機など複数のデバイスでシームレスにプレイできることや、ゲームとして楽しいだけでなく、健康や思考力、勉強などにも役に立つ「エデュテイメント性」が重視されています。

1位 プロ野球スピリッツ
実際のプロ野球選手を使用して試合や育成ができるゲーム。簡単な操作で試合を楽しめ、リアルタイムで対戦できる点が魅力。WBC日本優勝の効果で、盛り上がりをみせたようです。

2位 原神
広大な架空世界を舞台に、ストーリー進行やキャラクター育成、アクションを楽しむことができるゲーム。PCやスマートフォンなど、様々なプラットフォームでプレイができる点も魅力です。今年大型アップデートがされたことが話題になりました。キャラクターや武器が当たるガチャの様子をSNSで共有する人も多くみられます。

3位 ポケモンスリープ
音や振動を元に睡眠時間の計測や記録、分析ができるアプリゲーム。
普段ゲームをしない人も、自分の睡眠の質を知るために始めたという声が多く聞かれました。

【コンテンツ部門】過去の名作から最新作まで。考察しがいのある作品が魅力

ノミネートには漫画原作のアニメやドラマが多く挙げられており、ノミネートには1990~2000年代にかけてトレンドとなった作品も挙げられています。作品の展開に関する考察が楽しめる作品が多いのも特徴です。

ドラマやアニメ・映画などのコンテンツについては、ショート動画を中心に劇中挿入歌や切り抜き動画がきっかけとなり、コンテンツを詳しく知らない人たちにも楽しまれ、トレンドになっていく流れが定番化しています。

1位 アニメ『【推しの子】』
2023年4月〜6月まで放送された、人気漫画のアニメ化作品。YOASOBIが歌う主題歌『アイドル』がヒットし、ダンスや「歌ってみた」など、SNSでも様々な楽しまれ方が広がりました。

2位 アニメ『チェンソーマン』
2022年10月~12月に放送された、人気漫画のアニメ化作品。製作費をアニメ制作会社「MAPPA」1社で出資しており、過激なバトルシーンが魅力です。
米津玄師が務めたOPや、Vaundy、あのちゃんが務めた週替わりのEDなど、人気アーティストによる主題歌もSNSを中心に話題となりました。

3位 ドラマ『VIVANT』
2023年7月~9月にTBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。『半沢直樹』の演出を務めた福澤克維が原作・演出を担当し、過去福澤作品に参加した大物俳優陣が多数出演し、大きな話題となりました。毎回想像を超える展開で、SNSで考察投稿を見ながら楽しむ人が続出しました。

【体験部門】オンラインでワクワクを共有。AI体験がトレンドに

今年はAI(人工知能)を使った体験も台頭し、使いこなして楽しんでいるZ世代男子も多くみられました。ノミネートにはスポーツ観戦やリラクゼーションなども挙げられ、体験の場はリアルとデジタル両方に広がっています。体験についても、動画や写真、SNSで共有して楽しめることが重要です。

1位 ポケモンカード開封
ポケモンカードのパックを開封する動画。高額カードが出るかもしれない、というドキドキ感を味わえることで人気体験となりました。ポケモンカードは海外でもトレンドとなっていて入手が難しいこともあり、他人の購入動画で疑似体験ができることも魅力です。

2位 AIイラスト作成
ユーザーが画像やテキストを入力し、AIを用いて画像を自動生成するオンラインサービス。「〇〇風な自分の画像」など、架空の画像を生成し、SNSで共有して楽しまれました。

3位 ChatGPTでライフハック
ユーザーが入力した質問に対して、AIが自動で答えるチャットサービス『ChatGPT』を用いて生活や業務の作業効率をよくすること。ChatGPTの活用方法に関するSNS投稿を参考にしながら使いこなしています。また、ChatGPTの珍回答を共有するショート動画も話題となりました。

調査概要

【調査概要】
調査方法:WEBでのアンケート調査
調査パネル:外部調査会社のアンケートパネルを使用(SHIBUYA109 lab.調べ GMOリサーチ
プラットフォーム利用の調査)
調査期間:2023年9~10月
調査対象:around20(15歳~24歳) 男性
有効回答数:n = 412
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)

※ノミネート候補の選定について
2023年9月にトレンド大会議を実施。SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワーク「SHIBUYA109 lab.MATE」に所属する高校生・大学生10名とともにSHIBUYA109 lab.にて部門ごとにノミネートを選定。その後選択式アンケートを実施して大賞を決定。

出典元:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000033586.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

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