Z世代の記憶に残った広告は「短時間でインパクトがある広告」 印象の良いSNS広告に「YouTube」「Instagram」【オリゾ調査】

Z世代の記憶に残った広告は「短時間でインパクトがある広告」 印象の良いSNS広告に「YouTube」「Instagram」【オリゾ調査】

インターネット広告代理業を行う、株式会社オリゾは、SNSを1日2時間以上閲覧しているZ世代(18歳〜26歳)を対象に、Z世代が記憶に残る広告に関する調査を実施し、調査結果を公開しました。


74.7%が、SNSを閲覧する中で「1日あたりの広告接触回数が多い」と実感

「Q1.あなたは、SNSを閲覧する中で、1日あたりの広告接触回数が多いと感じますか。」と質問したところ、「非常にそう感じる」が46.8%、「ややそう感じる」が27.9%という回答となりました。

SNS閲覧中に最もよく見る広告、「エンターテインメント関連(映画、音楽など)」が21.6%で最多

「Q2.あなたが、SNSを閲覧する中で、1日に最もよく見る広告の種類を教えてください。」と質問したところ、「エンターテインメント関連(映画、音楽など)」が21.6%、「ショッピング関連(美容や衣服、家電など)」が14.4%という回答となりました。

約3割が、同じ広告を1日に「4回~5回」見るとその企業や製品/サービスにネガティブな印象を持つと回答

「Q3.SNSを閲覧する中で、同じ広告を1日に何回見るとその企業や製品/サービスにネガティブな印象を持ちますか。」と質問したところ、「4回~5回」が29.7%、「1回~3回」が26.1%という回答となりました。

40.5%が、2週間以内に見たSNS広告のうち「覚えているものがある」と回答

「Q4.あなたは、2週間以内に見たSNS広告のうち、覚えているものはありますか。」と質問したところ、「ある」が40.5%、「ない」が43.2%という回答となりました。

印象の良いSNS広告のメディア、「YouTube」「Instagram」がともに35.6%で最多

Q4で「ある」と回答した方に、「Q5.あなたが覚えている「印象の良い」SNS広告のメディアの種類を教えてください。」と質問したところ、「YouTube」が35.6%、「Instagram」が35.6%、「Twitter(X)」が26.7%という回答となりました。

印象の良いSNS広告の特徴、第1位「短時間でインパクトがある」、第2位「クリエイティブのクオリティが高い」

Q4で「ある」と回答した方に、「Q6.あなたが覚えている「印象の良い」SNS広告の特徴を教えてください。」と質問したところ、「短時間でインパクトがある」が42.2%、「クリエイティブのクオリティが高い」が24.4%という回答となりました。

「頭に残るキャッチコピー」や「製品の特徴が分かりやすく表現されている」などが好印象との声

Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、あなたが覚えている「印象の良い」SNS広告の特徴があれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「頭に残るキャッチコピーだった」や「製品の特徴が分かりやすく表現されている」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・23歳:食べ物の写真をシンプルに美味しそうに載せている広告だった。
・25歳:製品の特徴が分かりやすく表現されている。
・26歳:見てて興味を惹かれる。
・21歳:頭に残るキャッチコピーだった。
・19歳:好きな芸能人を使ってる。
・21歳:広告の表示回数が少ない。
・24歳:パッと見てわかりやすい、嘘くさくない。

印象の悪いSNS広告の特徴、「過剰な購買煽りがある」「表示頻度が多い」が上位

Q4で「ある」と回答した方に、「Q8.あなたが覚えている「印象の悪い」SNS広告の特徴を教えてください。」と質問したところ、「過剰な購買煽りがある」が57.8%、「表示頻度が多い」が51.1%、「表現が過剰」が46.7%という回答となりました。

「広告の時間が長い」や「実際の金額を表示しない」などは印象が悪いとの声も

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが覚えている「印象の悪い」SNS広告の特徴があれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「広告の時間が長い」や「実際の金額を表示しない」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・25歳:強引な文句と過度な誇張。
・23歳:クリックしても登録しても詳細な情報を見られない。
・25歳:音量が大きい。
・26歳:実際の金額を表示しない。
・21歳:広告の時間が長い。
・19歳:字幕を間違えている。
・24歳:明らかに詐欺まがいな広告。

調査概要

調査概要:Z世代が記憶に残る広告に関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月17日〜同年11月20日
有効回答:SNSを1日2時間以上閲覧しているZ世代(18歳〜26歳)111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:株式会社オリゾ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000110996.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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