Z世代の約4割が、製品・サービス購入時に「企業の信頼性」を重視 信頼性の判断軸は製品・パッケージのデザインが最多【オリゾ調査】

Z世代の約4割が、製品・サービス購入時に「企業の信頼性」を重視 信頼性の判断軸は製品・パッケージのデザインが最多【オリゾ調査】

株式会社オリゾは、月に30,000円以上製品やサービスを購入しているZ世代(18〜26歳)を対象に、Z世代に選ばれる企業/ブランドに関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


製品・サービス購入時に価格以外で重視する要素、「品質」「デザイン性」に次いで「企業としての信頼性」が選出

「Q1.あなたが製品やサービスを購入する際に、価格以外で重視する要素を教えてください。」と質問したところ、「品質」が54.8%、「デザイン性」が51.8%、「企業としての信頼性」が37.6%という回答となりました。

8割以上が「製品/パッケージデザイン」で企業の信頼性を判断

Q1で「企業としての信頼性」と回答した方に、「Q2.具体的にどのような点から信頼性があるかを判断していますか。」と質問したところ、「製品/パッケージデザイン」が83.1%、「商品名」が60.5%、「SNSでの発信内容」が56.5%という回答となりました。

「品質」や「企業イメージ」などの判断材料も

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、ブランドの信頼性を判断していることがあれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「品質」や「企業イメージ」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・22歳:社会貢献度。
・22歳:問題発生時の対応。
・26歳:株価。
・21歳:口コミ。
・26歳:知名度。
・26歳:品質。
・26歳:企業イメージ。

製品・サービスを購入する場所、「オンライン」が52.4%、「オフライン(店舗など)」が37.3%

「Q4.あなたが製品やサービスを購入する際に、オンラインとオフライン(店舗など)のどちらを好みますか。」と質問したところ、「オンライン」が52.4%、「オフライン(店舗など)」が37.3%という回答となりました。

オンラインで購入したい理由、約6割が「商品の比較が簡単にできるから」「買い物時間が短縮でき、タイパがいいから」

Q4で「オンライン」と回答した方に、「Q5.オンラインで製品やサービスを購入したい理由を教えてください。」と質問したところ、「商品の比較が簡単にできるから」が59.0%、「買い物時間が短縮でき、タイパがいいから」が56.6%、「他の消費者のレビューを参考にしやすいから」が44.5%という回答となりました。

オフラインで購入したい理由、「実際に商品を手に取り、試着や触感を確かめられるから」が74.0%で最多

Q4で「オフライン(店舗など)」と回答した方に、「Q6.オフラインで製品やサービスを購入したい理由を教えてください。」と質問したところ、「実際に商品を手に取り、試着や触感を確かめられるから」が74.0%、「購入体験そのものを楽しむことができるから」が42.3%、「商品状態の確認ができるから」が41.5%という回答となりました。

約6割が、「記憶に残っているブランドの広告/プロモーションがある」と回答

「Q7.あなたが記憶に残っているブランドの広告/プロモーションはありますか。」と質問したところ、「ある」が57.6%、「ない」が34.2%という回答となりました。

63.7%が、「楽しさ、驚きなどエモーショナルで、感情に訴えかける内容」の広告が記憶に残っていると回答

Q7で「ある」と回答した方に、「Q8.あなたが記憶に残っているブランドの広告/プロモーションはどのような内容でしたか。」と質問したところ、「楽しさ、驚きなどエモーショナルで、感情に訴えかける内容」が63.7%、「ターゲットのニーズ/願望/価値観に深く共感する内容」が51.1%、「物語を用いて商品を紹介する内容」が42.1%という回答となりました。

「耳に残るメロディや歌詞」や「有名または旬な人を広告に起用」などの声も

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが記憶に残っているブランドの広告/プロモーションがあれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「耳に残るメロディや歌詞は頭に残りやすいです」や「有名または旬な人を広告に起用する」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・19歳:どのような企業活動をしているのかが分かるもの。
・25歳:スポーツの大会期間中に、その大会に合わせたCM。
・25歳:音楽が歌いやすい。
・26歳:好きな芸能人が起用されている。
・20歳:耳に残るメロディや歌詞は頭に残りやすいです。
・22歳:インパクトがあり、1度見てある程度記憶してしまうほどの衝撃的かつ、簡潔でわかりやすい内容。
・26歳:有名または旬な人を広告に起用する。

調査概要

調査概要:Z世代に選ばれる企業/ブランドに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月17日〜同年11月20日
有効回答:月に30,000円以上製品やサービスを購入しているZ世代(18〜26歳)330名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:株式会社オリゾ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000110996.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング Z世代

関連する投稿


約8割がオウンドメディアにプラスの効果を実感!課題は「コンテンツ数の維持」【宣伝会議調査】

約8割がオウンドメディアにプラスの効果を実感!課題は「コンテンツ数の維持」【宣伝会議調査】

株式会社宣伝会議は、同社発行の広報・PR・コミュニケーションの専門誌『広報会議』にて、広報活動において重要な役割を担う「オウンドメディア」について、広報担当者、オウンドメディアの担当者を対象に調査を実施し、結果を公開しました。


Z世代がサロンを探すときは“ハッシュタグ”と“実例数”を重要視?【僕と私と調査】

Z世代がサロンを探すときは“ハッシュタグ”と“実例数”を重要視?【僕と私と調査】

僕と私と株式会社は、全国のZ世代を対象に、サロンに関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


約5割の企業経営者がGoogleマップ活用の成果を体感!約3割が売上増加【トライハッチ調査】

約5割の企業経営者がGoogleマップ活用の成果を体感!約3割が売上増加【トライハッチ調査】

株式会社トライハッチは、飲食・医療業界の経営者を対象にデジタルマーケティングの意識調査を実施し、結果を公開しました。


生成AIの時代におけるWEBライティング業界の健全な発展及び進化を実現する「日本AIライティング協会®」設立

生成AIの時代におけるWEBライティング業界の健全な発展及び進化を実現する「日本AIライティング協会®」設立

生成AIによるテキスト創出「AIライティング」の急速な普及に伴い、情報の正確性や倫理基準の劣化のリスクがある中で、WEBライター集団を抱える団体を中心に構成する「日本AIライティング協会®(英称:JAPAN AI Writing Association 略称:JAIWA)」を発足したことを発表しました。本協会では、前述の課題がある中で、「AIライティングの新たな規範の樹立」と「WEBライターと生成AIが共存共栄できる未来の探究」を目的に活動するといいます。


日々の生活で「時間不足」と感じている女性は7割以上 1日に自分のために使える時間は1時間以上2時間未満が最多【SHE株式会社 調べ】

日々の生活で「時間不足」と感じている女性は7割以上 1日に自分のために使える時間は1時間以上2時間未満が最多【SHE株式会社 調べ】

SHE株式会社は、SHElikesで学ぶ女性を対象に、時間の使い方や環境が変化する新生活・新年度のタイミングに、タイパ時代の「女性のスキマ時間の関する調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


約8割がオウンドメディアにプラスの効果を実感!課題は「コンテンツ数の維持」【宣伝会議調査】

約8割がオウンドメディアにプラスの効果を実感!課題は「コンテンツ数の維持」【宣伝会議調査】

株式会社宣伝会議は、同社発行の広報・PR・コミュニケーションの専門誌『広報会議』にて、広報活動において重要な役割を担う「オウンドメディア」について、広報担当者、オウンドメディアの担当者を対象に調査を実施し、結果を公開しました。


Z世代がサロンを探すときは“ハッシュタグ”と“実例数”を重要視?【僕と私と調査】

Z世代がサロンを探すときは“ハッシュタグ”と“実例数”を重要視?【僕と私と調査】

僕と私と株式会社は、全国のZ世代を対象に、サロンに関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


約5割の企業経営者がGoogleマップ活用の成果を体感!約3割が売上増加【トライハッチ調査】

約5割の企業経営者がGoogleマップ活用の成果を体感!約3割が売上増加【トライハッチ調査】

株式会社トライハッチは、飲食・医療業界の経営者を対象にデジタルマーケティングの意識調査を実施し、結果を公開しました。


Increasing popularity among men? Investigating the needs for “sunscreen”! Latest Edition [2024]

Increasing popularity among men? Investigating the needs for “sunscreen”! Latest Edition [2024]

As men's cosmetics receive increasing attention, what are the consumer needs for sunscreen? Also, does the quality of sunscreen differ depending on the season, with summer and winter? We will analyze changes in needs and consumer psychology for sunscreen based on the behaviors during the consideration stages.


日々の生活で「時間不足」と感じている女性は7割以上 1日に自分のために使える時間は1時間以上2時間未満が最多【SHE株式会社 調べ】

日々の生活で「時間不足」と感じている女性は7割以上 1日に自分のために使える時間は1時間以上2時間未満が最多【SHE株式会社 調べ】

SHE株式会社は、SHElikesで学ぶ女性を対象に、時間の使い方や環境が変化する新生活・新年度のタイミングに、タイパ時代の「女性のスキマ時間の関する調査」を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ