年間予算が上がるほどデジタルマーケティングで「成果が出ている」と実感
デジタルマーケティングの成果状況について、年間予算が上がっていくほど「大きく成果が出ている」と実感している回答者の割合が高い結果となりました。
年間予算を1億円以上かけている回答者の「大きく成果が出ている」の割合は16.18%と、年間予算1,000万円~1億円未満の予算帯と比較すると割合は低くなっているものの、「成果が出ている」まで含めると、最も成果について実感している結果でした。
SEO対策の成果実感は予算額により二極化
成果が出ている施策について聴取したところ、「SEO対策」に対する成果実感については、年間予算が5,000万円以上と5,000万円未満で二極化する結果に。
現状、Googleはコンテンツ数の多いサイトのコンテンツを評価する傾向にあるため、SEOで成果を出すためには継続的にコンテンツ作成を行える予算を確保する必要があると言えそうです。
「人材」によって解決する課題に直面している企業が多い
デジタルマーケティングに関する課題について、予算が1億円未満の企業は、社内に専門知識を持った人材がいないことや、人員リソースが足りていない、最適なパートナーが見つかっていない、という「人材」の課題に当たっている様子が見受けられました。
対して、予算1億円以上の企業は、「戦略が無い」、「費用対効果が合っているか分からない」と言ったPDCA体制に課題を感じている結果になりました。
人材の採用と育成は時間がかかるため、戦略策定やPDCAサイクルを回せる外部パートナーの発掘が各社の課題解決において重要なポイントと言えそうです。
調査概要
調査目的:BtoB事業におけるデジタルマーケティング活動の実態を明らかにする
調査対象者:BtoB企業勤務の経営者・役員または会社員で自社のデジタルマーケティングに関与している人
調査期間:2024年2月26日(月)~2024年2月28日(水)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
回答者数:538名
出典元:株式会社リーディング・ソリューション
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。