競合調査でライバルに勝つ!Webサイト分析ツール10選(無料)

競合調査でライバルに勝つ!Webサイト分析ツール10選(無料)

SEO対策のために、競合サイトをツールで分析する「競合調査」が一般的になりつつあります。Googleの検索ロジックが複雑化する中、競合調査では検索上位のサイトには評価される要素があるとみなして自社サイトと比較し、差分を埋めていきます。無料のもの含む複数のツールで競合調査すれば流入キーワードや被リンク、ドメインの強さなど競合サイトのかなりのことがわかります。


SEOにおける競合調査の必要性

現在のGoogleの検索ロジックは複雑化し、本文中のキーワード比率といった単純なSEO対策では検索順位を上げられなくなっています。

この状況に対し、今検索結果上位のサイトにはGoogleが評価する要素があるという考え方の元、上位サイトと自社サイトを比較して差分を補っていく「競合調査」の考え方が生まれてきました。

各種ツールを用いると競合サイトの流入経路や流入キーワード、被リンク状況などを把握できます。その結果、例えば自社にないキーワードを埋めるコンテンツを作るなど、ライバルとのギャップを埋める戦略を取れるようになります。

SEO対策の競合調査で使われる指標

各種ツールが出してくれる競合調査の指標とその見方を説明します。ツールや対象サイトによって統計の母数となるサンプル数が異なり、その結果ツールが出してくる数字の精度にもブレが出ることがある点は共通しています。

アクセス数

正確なアクセス数(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)はそのサイトの運営者以外にはわかりませんがアクセス規模や、アクセス傾向を把握できます。

そのサイトがいつのロジック変更からどのくらいの勢いで伸びているか、などの大まかな傾向を見るのに役立ちます。また競合のアクセス数が急激に増えているなら、Googleに評価されやすい戦略だと判断できるので、自社サイトの参考にしましょう。

滞在時間

Googleの最近の検索ロジックでは滞在時間が長いサイトを評価すると言われています。

競合サイトとの間に滞在時間の大きな差があるなら、自社サイトでも滞在時間を伸ばす施策を打った方がいいかもしれません。

ツールは具体的な対策までは出してくれませんが「滞在時間対策が必要なこと」に気づくきっかけを与えてくれます。

流入経路

競合サイトの流入経路を調べる方法は幾つかあります。モニターパネルのWeb履歴から分析するタイプ、競合サイトが使用しているJavaScriptからどの広告プラットフォームを使っているか調査するタイプなどです。

流入キーワード(検索キーワード)

ライバルの流入キーワードを知るのは競合調査の大きなメリットです。競合サイトのアクセスに大きく貢献しているキーワードは何なのか、そのキーワードを取れた場合どのくらいの流入が期待できるかなどの試算が可能です。

デメリットとしては、自社サイトの流入キーワードもまた、ライバルに知られている可能性があります。

無料のものも!Webサイト競合調査ツール

競合サイトの「流入経路」を調査するツール

Dockpit

「Dockpit(ドックピット)」は株式会社ヴァリューズが保有する日本全国のモニター会員からネット上の行動履歴を収集し、それらのサイトのログ分析を可能にするツールです。Dockpitを使えば競合サイトのPVやUUなどのアクセス数、流入経路をはじめ、訪問ユーザーの属性、直帰率、滞在時間、流入キーワードなど主要な指標を一通り把握できます。ユーザー数やセッション数など、一部の機能は無料で使えます。

Dockpit | ビッグデータ×マーケティングで事業の成長を支援|株式会社ヴァリューズ

https://www.valuesccg.com/dockpit/

Dockpit(ドックピット)は消費者のWeb行動ログデータをもとに、市場調査・ユーザー理解を実現します。直感的なダッシュボードで、誰でもカンタンに3C(自社・競合・市場)分析。短時間でデータドリブンなマーケティングを可能にします。

市場調査を無料でできる?マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」の無料版を使ってみた

https://manamina.valuesccg.com/articles/1205

Webサイト改善、SEO対策、コンテンツマーケティング、メディアプランニングなど、デジタルマーケティングに欠かせない市場調査や競合調査、検索キーワード分析。これらが1つのツールで簡単に把握できる「Dockpit(ドックピット)」から、一部機能を無料で使える無料版がリリースされました。無料でどんなことができるのか、マナミナ編集部で早速試してみることに。

Ghostery

「Ghostery」は主要ブラウザに対応した機能拡張です。インストールすると競合サイトが使用しているGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツール、DoubleClickなどの広告プラットフォーム、FacebookなどのSNSプラグインを検出できます。

Ghostery Makes the Web Cleaner, Faster and Safer!

https://www.ghostery.com/

Download the Ghostery privacy browser extension for Chrome, Firefox, Opera and Edge. Get the Ghostery Privacy App for iOS and Android.

The Internet Archive(way back machine)

The Internet Archiveが運営するWayback Machineは、世界中のあらゆるサイトの過去時点のサイトを収集、記録している無料のサービスです。過去のある時点のページをコピーしているので、競合サイトの変遷を追えます。URLを入力するだけなので使い方も簡単です。

なお全てのURLや全ての変更が記録されている訳ではなく、抜けがあります。

競合サイトの「検索キーワード」を調査するツール

SEOチェキ!

「SEOチェキ!」は2009年から運営されている老舗の無料SEOツールです。「サイトSEOチェック」「検索順位チェック」「キーワード出現比率チェック」「発リンクチェック」「Whois情報チェック」の5つのツールから成り立っています。

自分で調べてもわかる情報が多いですが、URLを入力するだけですぐ結果を返してくれるので便利です。

SEOチェキ!無料で使えるSEOツール

http://seocheki.net/

無料SEOツール「SEOチェキ!」(せおちぇき!)はSEOに役立つさまざまな情報を、調査することのできるツールです

SEO TOOLS

サイトの基本的なSEO状況をレポートしてくれる無料の分析ツールです。分析項目は検索順位・インデックス数・被リンク数・キーワード率・強調タグ・ドメイン取得年月日です。

すでに廃止されたページランクが分析項目に残っているなど、最近の状況に対応していない部分もありますが、被リンク数を見られるのが便利です。

Gyro-n SEO

Gyro-n SEO(ジャイロンSEO)は登録から3ヶ月無料で使える有料のSEOツールです。SEO順位チェックに特化しているのが特徴で、登録したキーワードに対する自社と競合の順位変動をチェックできます。

SEOツールならGyro-n SEO

https://www.gyro-n.com/seo

【SEOツール】なら検索順位チェックから競合比較、内部対策管理まで、インハウスSEO担当者が行うフロー、SEO対策のノウハウを詰め込んだGyro-n SEO。効率的にSEOを管理する高機能SEOプラットフォームです。無料から利用OK!

競合サイトの「ドメイン評価」を調査するツール

MOZ

以前「Open Site Explorer」として知られていたツールです。「Content is King」と言われつつも、ドメインの強さはSEOの大きな要素を占めています。例えば同じコンテンツならば、強いドメインの方が上位に表示されることが多いはずです。

MOZではGoogleのPageRankを模した「Domain Authority」を算出しています。Domain Authorityを見れば、そのドメインの強さがわかります。Domain AuthorityはMOZが独自にクロールして検出した被リンクと被リンクされたドメインのDomain Authorityなどから総合的に計算されます。

SEO Software, Tools & Resources for Smarter Marketing

https://moz.com/

Backed by the largest community of SEOs on the planet, Moz builds tools that make SEO, inbound marketing, link building, and content marketing easy. Start your free 30-day trial today!

競合サイトの「システム構成」「利用ツール」を調査するツール

Built With

「Built With」は対象サイトのシステム構成、WordPressで使っているプラグインなど既知のシステム/ツールを一式検出してくれる無料のサイトです。例えば、競合サイトが使用している便利な機能が何で実装されているか把握するのに役立ちます。

BuiltWith Technology Lookup

https://builtwith.com/

Web technology information profiler tool. Find out what a website is built with.

競合サイトの「速度」を調査するツール

Webサイトの速度はユーザーの離脱率とSEOの両面で重要度を増しています。Googleによればページの読み込みに3秒以上かかった場合、53%のモバイルユーザーが離脱してしまいます。

またGoogleは表示速度も検索順位の要素にする旨を発表し、運営者に高速化を促しています。従って、GTmetrixやPage Speed Insightsなどの計測ツールを使って、平均以上の表示速度になるよう改善しておけば安心です。

Page Speed Insights

「Page Speed Insights」はGoogle謹製の無料のサイト速度計測ツールです。URLを入力するとPCとスマホそれぞれについて赤色(〜49点)、黄色(50〜79点)、緑色(80点〜)の総合評価を行います。各指標について数値による計測や、改善可能な項目のリストアップがレポートされるため、具体的な改善がしやすいのが特徴です。

モバイルの場合、回線速度が遅い状況でシミュレーションされるため、PCより厳しい点数になります。モバイル比率の方が高まっている状況と合わせ、モバイルの点数が黄色以上になっているか、注意しましょう。

GTmetrix

「GTmetrix」はPage Speed Insightsと同様の計測ができる無料サービスです。

圧縮した画像をその場でダウンロードできたり、ボトルネックの調査に役立つWaterfall chartが便利です。

GTmetrix | Website Speed and Performance Optimization

https://gtmetrix.com/

GTmetrix is a free tool that analyzes your page's speed performance. Using PageSpeed and YSlow, GTmetrix generates scores for your pages and offers actionable recommendations on how to fix them.

Webサイトの競合調査で活用したい4つのフレームワーク

競合の戦略を理解するための「SWOT分析」

続いて、競合調査の結果を分析するのに有効なフレームワークをご紹介します。競合サイトを漫然と眺めていても有用な知見は得にくいもの。フレームワークを活用して、施策に繋がる競合調査を行いましょう。

まずはじめに、「SWOT分析」というフレームワークをご紹介します。

SWOT分析とは、「内部環境か外部環境か」と「事業にとってプラス要因かマイナス要因か」の2×2軸で4つに分類することで、事業を取り巻く要因を整理するフレームワークです。 

内部環境か外部環境かは、自社がコントロール可能か否かで区別します。
例えば、自社サイトのデザインの質はコントロール可能なので内部環境、競合他社のサイトに関してはコントロール不可能なので外部環境になります。

したがって、自社サイトのデザインの質が高ければ、内部環境かつプラス要因なので「強み」、他社サイトのデザインの質が高ければ、外部環境かつ自社にとってマイナス要因なので「脅威」になります。

実際にやってみると、プラス・マイナスの区別で迷う場面が多くなると思います。
そのときは、その現象のプラスの面とマイナスの面を分離して、記載しましょう。

例えば「リピーター率が高い」はプラスに取れば「リピーター数が多い」、マイナスに取れば「新規獲得が苦手」になる、といった具合です。また、自社のマイナスに見える事象をプラスに捉えたり、他社の強みがその企業自身の足かせとなってマイナスに働かないか考えたりして、逆から見ることを意識すると貴重な発見があるかもしれません。

SWOT分析

SWOT分析

SWOT分析についてお分かりいただけましたでしょうか?

このフレームワークは通常は自社の事業の状況を整理するために使われますが、競合の担当者になりきって、競合を「自社」として分析することで、競合調査にも活用することが出来ます。その際、競合がWebサイト上で多用している表現や、新たに加えられた機能などに着目し、事実ベースで考えるのがポイントです。

ユーザー視点で商品・サービスを見つめなおす「4C分析」

SWOT分析を用いた調査で、競合他社の担当者がどのように市場を見ているかが分かりました。次はユーザーの目線で自社と競合の商品・サービスを捉えなおしてみましょう。
その際に役立つのが「4C分析」というフレームワークです。

4C分析は、企業の施策がユーザーにとっての価値に繋がっているかどうかを判断するための競合調査にも活用可能なフレームワークです。

4つのCの詳細とその意味は以下の通りです。

Consumer: 顧客のニーズを捉えられているか 
Cost: 金銭的、時間的コストは低いか
Convenience: 購入、もしくはそれに類似する行動が取りやすいか
Communication: 顧客はどのようにして商品を知り、理解を深めるのか

これらの4項目について自社と競合の比較分析を行うことで、ユーザーが市場をどのように見ているのかを明らかにすることが出来ます。もしここで戦略の方向性と4Cにズレがあった場合は、それが自社ならば戦略の再検討をする必要があり、他社ならばそのズレを利用して一気にシェアを奪うチャンスかもしれません。

ユーザー目線で自社と競合のサービスを把握することが出来るようになれば、自社の何をどのように改善すべきかということは自然と分かってくるはずです。

Webサイトについては、ユーザーニーズを把握するには検索クエリ直後の閲覧ページとその直帰率を見ることが有効です。ヴァリューズのeMark+Keyword Finderという機能では、自社はもちろん競合のサイトやQ&Aサイトなどのデータも確認することが出来ます。

例えば、自社を不動産投資メディアと想定して、「不動産」を含むキーワードで集計を行ったところ、以下のような結果になりました。

「不動産」を含む検索キーワードランキングの例

「不動産」を含む検索キーワードランキングの例

ここで、あまり聞きなれないフレーズ、「不動産取得税」のランディングページを見てみましょう。

「不動産取得税」検索のLPランキング例

「不動産取得税」検索のLPランキング例

すると、東京都主税局のページが流入ボリュームがあり、かつ直帰率が低いことが分かります。
これを4Cの要素に落とし込むと、それぞれ以下のように対応できるでしょう。

●Consumer: 主税局の内容を参考にしたページの作成、拡充
●Cost: 短い時間でも概要を把握できるよう、記事の上部にサマリーを書く
●Convenience: 複数の記事や他メディアの記事を紹介して、特集ページを作成
●Communication: 「不動産取得税」を含むキーワードで再集計を行い、それぞれのクエリごとにヒットするページを作成

企業活動から競争優位性を導き出す「バリューチェーン分析」「VRIO分析」

ここまでで、競合企業がどのように自分の会社について認知しているのかを明らかにする方法と、ユーザーの目線から市場を見つめなおす方法をお伝えしてきました。

このような知見があれば、より本質的なニーズを踏まえて、競合調査を実施し、他社が実施している戦略の裏をかくことができるはずです。

その内容を踏まえて、自社に適した有効な戦略を策定していただくために、最後にご紹介するのが「バリューチェーン分析」と「VRIO分析」という2つのフレームワークです。

バリューチェーン分析とは、日本語では価値連鎖分析に相当し、文字通り一連の事業活動のどの部分が顧客にとっての価値の源泉になっているのかを調査するためのフレームワークです。

相対的にあまり価値を生んでいないプロセスへの資源投入量を抑え、価値を生んでいるプロセスに集中的に投資をすることで、市場からの評価が最も高まるような資源配分が可能になります。

事業活動には大きく分けて、「主活動」と「支援活動」の2種類があります。

◆主活動:直接的にお金を生み出す活動
 ・広告メディアの例:記事のネタ探し→記事の執筆、SEO→記事のPR→広告枠の販売
◆支援活動:主活動が円滑に進むようサポートする活動
 ・例:全般管理・人事労金管理・技術開発・調達活動

支援活動は業界問わず、概ね上記の4つに分類することが出来ます。
一方、主活動については、業界や事業内容によって大きく異なります。

バリューチェーンを明確に認識することによって、自社の強みや弱みの源泉を把握し、強みはさらに伸ばし、弱みは必要に応じて対処していきましょう。競合他社についても同様の分析を行うことで、よりはっきりと自社の強みや弱みを生み出しているプロセスが分かりますので、ぜひ行ってみてください。


次にVRIO分析です。VRIO分析とは、企業の経営資源について、以下の4ポイントを満たしているかを検証することで、経営資源をベースに競合調査を行い、より効果的な戦略を策定するためのフレームワークです。VRIOは4つの要素の頭文字で、それぞれの意味は以下のようになっています。


V:Value
→企業の経営資源が、価値があるとユーザーから認められているか

R:Rareness
→企業の経営資源が、市場において希少性を持っているか

I:Imitability
→企業の経営資源が、競合にとって模倣しやすいか

O:Organization
→企業の経営資源が、組織として有効に活用できる状態になっているか
Webサイトに関しては、それぞれ以下のような手法で分析することが出来ます。


Value

自社に関してはGoogle Analyticsやヒートマップツール等で、強みだと思っているポイントやページにユーザーが反応しているか、狙っているキーワードの流入量が多いかを調査します。

競合他社については、競合のHPのHTMLからメタタグとして設定されているキーワードを確認し、Keyword Finderの「キーワードランキング」メニューから「流入ホストランキング」機能を用いて、メタタグのキーワードを含む検索クエリで、どの程度流入のシェアが取れているのかを確認できます。

「マーケティング」を含む検索クエリで流入しているホストのランキング例

Rareness

経営資源を単語に落とし込んで検索をかけ、ヒットした類似サービスの数を調査します。
 

Imitability

Rarenessの調査でヒットしたサービスを時系列で見て、ページの日付から登場ペースが加速傾向にあるかを調査します。日本国内ではまだ類似サービスが存在しない場合には、複数の国について同様の調査を行い、傾向を把握します。

Organization

自社については、組織の枠組みが今の事業の運営に適しているか確認します。その際には、実際に起きたトラブルを調べたり、各部署の担当者の不満を聞いたりすることで、全く気付いていなかったようなミスマッチが浮き彫りになることがあります。
競合については、コーポレートページで組織図、IR資料で今までと今後の戦略の方向性、財務資料で予算の振り分け、転職口コミサイトで内部の実情を調べます。

競合調査で使うフレームワークまとめ

今回ご紹介した4つのフレームワークとその利用目的は以下の通りです。


SWOT分析:競合他社の自社認識の理解
4C分析:ユーザーから見た事業の価値の理解
バリューチェーン分析:価値の源泉となっている事業プロセスの理解
VRIO分析:経営資源をより強力にするために優先的に着手すべき点の理解


上の分析手法を用いて、競合調査を実施していくことにより、競合の戦略の裏をかき、ユーザーから評価され、自社の強みを活かした、競合が模倣できないようなWebサイト戦略を考案できるはずです。

これらのフレームワークを駆使して競合調査を行い、競合の戦略と自社の立ち位置を明確に理解したうえで、今後の方向性を考えてみてはいかがでしょうか。

Webサイトの競合調査方法とツールのまとめ

本記事で紹介してきたように、Webサイトの競合調査については便利なツールが沢山あります。競合の流入経路や流入キーワードを知れば、SEO対策も立てやすくなります。

もう一つ重要な視点は、競合もこちらのサイトについて調査してくるということです。現代のSEO対策はその上でどう違いを出すか、という段階になっています。まずはこれらのツールを活用して競合サイトとのギャップを把握し、弱点は補い強みは強化していきましょう。

本記事の調査は、ヴァリューズのインターネット行動ログ分析ツール「eMark+」を用いて調査を行いましたが、2020年10月に新ツール「Dockpit(ドックピット)」がリリースされました。Dockpitには無料版もありますので、ぜひ以下ボタンよりご登録ください。



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