中国都市部在住男性のカラダに関する悩みと対策法を調査 ~ 髪・頭皮・肌・オーラルケアの悩みには医食同源で対策

中国都市部在住男性のカラダに関する悩みと対策法を調査 ~ 髪・頭皮・肌・オーラルケアの悩みには医食同源で対策

インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズは、中国都市部在住の男性600人を対象にアンケートを実施し、中国都市部の男性が抱えるカラダの悩みおよびその悩みを改善するための意識と行動を調査しました。


▼ポイント

  • 「フケ」「脂性肌」「歯の黄ばみ」のケア需要が上位に
  • 対策はまず生活習慣の見直しから、ケア商品の利用意欲は下位に
  • 日本ブランドでは「花王サクセス」「資生堂」「ピュオーラ」が各対策の第一想起
  • 肌ケアでは「無印良品」、オーラルケアでは「ZACT」が20代男性に人気

中国都市部在住男性のカラダに関する悩みとは

まず、カラダに関する悩みを聴取しました。髪、頭皮に関する悩みでは1位「フケ」、2位が「頭皮皮脂の過剰分泌」となり、4割強の40代男性は「白髪」を気にしていました。次に、肌に関する悩みでは1位が「脂性肌」となり、2位の「乾燥」より22ポイントも高い結果となりました。またオーラルケアに関する悩みでは1位は「歯の黄ばみ」となりました。40代男性は他世代と比較して「口臭」「歯周病」が気になるようです。

図表1 中国都市部在住男性のカラダに関する悩み

図表1 中国都市部在住男性のカラダに関する悩み

髪、頭皮の悩みに関する対策、利用アイテム、ブランド認知

髪、頭皮の悩み対策の上位3位は「睡眠を充分に取る」、「栄養バランスの取れた食事をきちんと取る」「お酒やたばこを控える」、次いで「ヘア・頭皮ケア商品を利用する」が4割強で続いています。「AGA・薄毛治療」が1割未満となりました。「医食同源」という考え方による為か、「髪・頭皮」の悩みを改善したい場合、パーソナルケア商品を利用するよりも、食事など普段の生活習慣を変える事を考える傾向があるようです。

図表2 髪、頭皮の悩みへの対策

図表2 髪、頭皮の悩みへの対策

次に、利用アイテム・かける金額を聞きました。7割強が「シャンプー」「トリートメント」を利用しており、抜毛対策として「育毛シャンプー」または「育毛剤」を利用している人はそれぞれ約4割・約1割となりました。また、若年層ほど1ヵ月あたりにヘアケア商品にかける平均金額が高い結果となりました。

図表3 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテム、金額

図表3 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテム、金額

認知・利用経験・現在利用しているブランドに関しては、全て「H&S」が1位となりました。なお日本ブランドの中で最も認知度が高いのは「花王サクセス」であるのに対し、最も利用率が高いのは「資生堂不老林」となりました。「花王サクセス」は4割強という高めの認知度に対し、現利用率が2.9ポイントで「サイオス」「資生堂不老林」を下回っていました。

図表4 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表4 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表5 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテムの日本ブランド認知・利用経験・現在利用

図表5 髪、頭皮の悩みへの対策で利用するアイテムの日本ブランド認知・利用経験・現在利用

肌の悩みに関する対策、利用アイテム、ブランド認知

肌の悩み対策の上位3位は「睡眠を充分に取る」「栄養バランスの取れた食事をきちんと取る」「お酒やたばこを控える」と、髪と頭皮に関する悩み対策と同じ結果に。商品利用してのケアでは「スキンケア化粧品を利用する」が5位に。「メイクアップ化粧品を利用する」「エステに通う」はそれぞれ1割前後存在していました。

図表6 肌の悩みへの対策

図表6 肌の悩みへの対策

利用アイテムは7割強が「洗顔料」を利用。次いで「乳液、保湿クリーム」と「パック」が2位と3位になりました。日本で一般的なケアアイテムである化粧水の利用頻度は高くなく、毎日パックする人が2割強もという結果になりました。

図表7 肌の悩みへの対策で利用するアイテム・金額

図表7 肌の悩みへの対策で利用するアイテム・金額

認知・利用経験・現在利用しているブランドに関しては、全て「ロレアル」が1位となりました。日本ブランドの中では、認知・利用経験・現在利用しているブランドいずれも「資生堂」が1位になり、いずれの年代においても1位であるものの、年代が下がるほど認知度が減少傾向でした。「無印良品」は年代が下がるほど認知度が上昇し20代では2位になっていました。

図表8 肌の悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表8 肌の悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表9 肌の悩みへの対策で利用するアイテムの日本ブランド認知・利用経験・現在利用

図表9 肌の悩みへの対策で利用するアイテムの日本ブランド認知・利用経験・現在利用

オーラルケアの悩みに関する対策、利用アイテム、ブランド認知

オーラルケアの悩み対策の上位3位は「口をよくゆすぐ・うがいをする」、「一日2回以上歯を磨く」「歯磨きを3分以上にする」となり、商品を利用した対策である「オーラルケア商品を利用する」は3割に留まりました。パーソナルケア商品を利用するよりも、普段の生活習慣を変える事を考える傾向があるようです。

図表10 オーラルケアの悩みへの対策

図表10 オーラルケアの悩みへの対策

利用アイテムは8割強が「歯磨き粉」を利用し、若年層ほど1ヵ月あたりオーラルケア商品にかける平均金額が高くなりました。

図表11 オーラルケアの悩みへの対策で利用するアイテム・金額

図表11 オーラルケアの悩みへの対策で利用するアイテム・金額

認知・利用経験・現在利用しているブランドに関しては、いずれも中国メーカーの「雲南白薬」が1位となりました。日本ブランドの中では1位「ピュオーラ」、2位「システマ」、3位「クリアクリーン」が認知度上位である一方、認知度4位の「ZACT」は「利用経験」及び「現利用」が最も高く、購入したことがある人のほとんどが現在も利用しているようです。年代別では20代の1位が「ZACT」、30代は「システマ」、40代は「クリニカ」と、年代で認知商品に差が出ていました。

図表12 オーラルケアの悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表12 オーラルケアの悩みへの対策で利用するアイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表13 オーラルケアの悩みへの対策で利用する日本アイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

図表13 オーラルケアの悩みへの対策で利用する日本アイテムのブランド認知・利用経験・現在利用

調査・分析概要

インターネットリサーチにて、2021年2月10日~2021年2月26日にアンケート調査を実施。
対象は中国の1級都市・新1級都市在住で20代から40代の男性。
1級都市:北京/上海/広州/深セン
新1級都市:天津/重慶/成都/杭州/武漢/西安/蘇州/南京/鄭州/長沙/東莞/瀋陽/青島/合肥/仏山
出典:「第一財経」
(回答者600人 ※居住エリアで均等割付)

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