W11(ダブルイレブン)だけじゃない!中国のECセールまとめ。日本との違いは?

W11(ダブルイレブン)だけじゃない!中国のECセールまとめ。日本との違いは?

中国のECセールと聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?多くの人が毎年11月11日に行われている「独身の日(シングルデー)」を祝うイベント、「W11(ダブルイレブン)」と答えるのではないかと思いますが、実は中国のECセールはW11だけではありません。今回は、1年を通して盛り上がる中国ECセールについてご紹介します。


毎月開催される中国のECセール事情

W11(ダブルイレブン)のみならず、中国では毎月のように何かしらのセールが実施されています。主なセールをまとめたものが以下のカレンダーです。

1月はお正月用品大セール、3月は女神デーセール、6月は618商戦など、まさに1年中、大盛況ですね。

では、実際にそれぞれのセールはどのようなものなのでしょうか。今回は数あるセールの中から、W11(ダブルイレブン)とその他に重要な3つのセールをご紹介します。

11月11日:W11(ダブルイレブン)

まずは日本で最も知名度の高いW11(ダブルイレブン)。W11とは、毎年11月11日に行われる中国最大のECイベントです。

もともとは11月11日の独身の日(シングルデー)を祝うイベントでしたが、独身者向けのパーティーやイベントの中でプレゼントを贈り合うことに目をつけたアリババがW11に合わせたイベントを実施したことで、近年ではアリババやタオバオをはじめとする一大ECセールイベントとなりました。日本でもこの時期になるとメディアでセールの盛況具合が報じられるので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

3月8日:女神デーセール

次にご紹介するのは、2月下旬~3月8日に行われる女神デーセールです。3月8日は国連により、「国際婦人デー」として定められています。

中国では以前から3月8日は女性に感謝する日として定着しており、女性は仕事が半日お休みになったり、勤め先からちょっとしたプレゼントをもらえるなど特別な日となっています。これに合わせ、各ECプラットフォームでは3月8日にかけて女性向け商品のセールを開催します。これが女神デーセールです。

女性や女性にプレゼントをする男性をターゲットとしており、コスメやアパレル商品がメインとなっています。コスメや女性向けブランド品を扱う企業であれば、必ず押さえておきたいセールと言われています。

6月18日:618商戦

続いて6月1日~18日にかけて行われる618商戦です。こちらはW11と並ぶ中国EC2大イベントの一つで、中国EC市場を考える上で外せないイベントです。

JD.com(京東)を運営する京東の設立日が由来となっており、設立記念日である6月18日がセール最終日として最大のプロモーションが行われ、最も盛り上がりを見せます。京東の設立日ではありますが、T-MALLなど他のECも参入し、今では業界全体が盛り上がるイベントとなっています。

8月8日:天猫88グローバルカーニバル

最後にご紹介するのは8月1日~8日に行われる天猫88グローバルカーニバルです。中国で縁起が良いとされる、月と日の重なる8月8日を起点に実施され、海外ブランド品販売に特化したイベントとなっています。

この期間は海外のブランド品を送料無料で購入することができるため、海外のブランド品を国内商品と同じように手軽に購入することが可能です。コロナ禍での需要は高く、また日本企業を含め越境ECを考える企業にとっては非常に重要なイベントといえます。

日本のECセールとの違い

中国のECセールについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?中国では1年中セールが開催されていますが、特別な意味を持つ日である3月8日(国際婦人デー)や6月18日(京東設立日)を除くと、月と日が重なる日が多くなっています。これは、月と日の重なる日は縁起が良いとされる文化があるためで、特に7月以降は7月7日~12月12日まで毎月セールが開催されています。

また、日本のECセールとの大きな違いは1つのECサイトがセールを行うのではなく、多数のECサイトが同時期にセールを行うことです。日本ではアマゾンのセールと楽天のセールは重ならないように別々に開催されていますが、中国では特定のサイトだけでなくさまざまなECサイトで一斉にセールを行うことで、業界全体が盛り上がる仕組みとなっています。

新型コロナの影響もあり、ECサイトでの購入が増える中、今後ますます盛り上がりを見せるであろう中国のEC市場から目が離せません。

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