「インフォデミック」「漫画アプリトレンド」など...ベスト記事「ランキング」編

「インフォデミック」「漫画アプリトレンド」など...ベスト記事「ランキング」編

今年で3周年を迎えるマナミナ。特別企画として、カテゴリごとのPV数トップ5の記事をご紹介します。 第7弾の今回は「ランキング編」をお届け。世間の関心が高いテーマについて、振り返ってみましょう。


第1位『急上昇ワードに“インフォデミック”など...「週間」検索キーワードランキング(2020/3/22~2020/3/28)』

2020年3月といえば、まさに日本で新型コロナ流行が深刻になってきた時期。
マナミナでは毎週月曜日に、前1週間の検索キーワードを集計し、検索数が急上昇していたワードを取り上げていますが、この週は「インフォデミック」「コロナ」といったワードが目立ちました。

インフォデミックは「インフォメーション」と「パンデミック」を掛け合わせた造語で、情報が溢れかえる中、事実とデマを区別するのが困難になる現象のこと。前代未聞の世界的なウイルス蔓延によって、人々は病気そのものだけでなく、こうした問題にも対処しなければならなくなりました。

週次で急上昇していた検索ワードを見ていくと、最新のトレンドや世の中の情勢を掴むことができます。ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。

急上昇ワードに“インフォデミック”など...「週間」検索キーワードランキング(2020/3/22~2020/3/28)

https://manamina.valuesccg.com/articles/819

全国の30万人規模のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、検索キーワードランキングを作成しました。

第2位『急上昇ワードに“コロナ禍”など...「週間」検索キーワードランキング(2020/4/12~2020/4/18)』

続いても2020年4月中盤と、コロナ流行初期の急上昇ワードがよく見られていました。

ここで目立つのは「コロナ 応援」という検索です。「教育」「公共交通機関」「店舗」「物流」「食」といったワードとよく掛け合わせて検索されており、団結してコロナ禍を乗り越えようというムードが広がっていました。クラウドファンディングなどの動きも見られましたね。

急上昇ワードに“コロナ禍”など...「週間」検索キーワードランキング(2020/4/12~2020/4/18)

https://manamina.valuesccg.com/articles/838

全国の30万人規模のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、検索キーワードランキングを作成しました。

第3位 『急上昇ワードに“緊急事態宣言”など...「週間」検索キーワードランキング(2021/4/18~2021/4/24)』

第3位はその1年後。2021年4月25日に4都府県に対して発令された3回目の「緊急事態宣言」について、検索が急増していました。

また、「ウマ娘」もランクイン。Web行動ログ分析ツール「Dockpit」で検索者数の推移を見てみると、2021年3月の増加が顕著です。オフラインでも耳にする機会があった読者が多いのではないでしょうか。

「ウマ娘」「馬娘」「うま娘」「うまむすめ」の検索者数合計
(Dockpit画面キャプチャ)
期間:2020年8月~2022年7月
デバイス:PC・スマートフォン

急上昇ワードに“緊急事態宣言”など...「週間」検索キーワードランキング(2021/4/18~2021/4/24)

https://manamina.valuesccg.com/articles/1330

2021年4月18日~4月24日週の検索急上昇ワードでは、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に対して4月25日に発令された新型コロナウイルス感染拡大に伴う3回目の「緊急事態宣言」に注目が集まり、検索が急増しました。ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析を行い、検索キーワードランキングを作成しました。

第4位 『「業界別」アプリランキング - コミック編 -』(2020年2月データ)

あらゆる作品が読み放題のアプリから、ジャンプなど同系列の作品を専門的に扱うアプリまで、漫画アプリは多岐にわたります。その中で、どのアプリに注目が集まっているのでしょうか。2020年2月のデータを掲載した記事が第4位になりました。

ちなみに2022年7月のアプリトレンドランキングをDockpitで見てみると、以下のようになっています。

アプリトレンド「当月ランキング」(ユーザー数降順)
期間:2022年7月
デバイス:スマートフォン

1~3位の「LINEマンガ」、「ピッコマ」、「少年ジャンプ+」といった顔ぶれは2020年2月から変わらないものの、週刊少年マガジン公式アプリ「マガジンポケット(マガポケ)」が7位から順位を上げて4位にランクイン。他にも「ヤンジャン!」や「サンデーうぇぶり」など、2年半前と比べ、漫画雑誌系のアプリが多くトレンド入りしていることがわかります。

「業界別」アプリランキング - コミック編 -

https://manamina.valuesccg.com/articles/795

全国の30万人規模のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、アプリランキングを作成しました。

第5位 『「業界別」アプリランキング - コミック編 -』(2020年10月データ)

第5位も引き続き、アプリランキングのコミック編がランクイン。世間の関心の高さが伺えますね。
おうち時間が増えたコロナ禍において、漫画アプリを試す人が増えたのも一因として考えられます。実際に、上位3位アプリの起動者数の推移を見てみると、いずれもコロナ流行後に増加が見られることがわかります。

LINEマンガ、ピッコマ、少年ジャンプ+ アプリの起動者数推移
期間:2019年11月~2021年10月
デバイス:PC・スマートフォン

「業界別」アプリランキング - コミック編 -

https://manamina.valuesccg.com/articles/1134

「業界別」アプリランキング、今月は「コミック」編です。アプリ利用ユーザー数の順に並べると、1位は「LINEマンガ」、2位「ピッコマ」、3位「少年ジャンプ+」…という結果に。トップ20まで掲載しています。

※集計期間:2019年5月~2022年6月27日

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


コロナ影響 アプリ分析

関連する投稿


「ポケポケ」大ヒットの実態とは? 類似ゲームアプリと利用者データを比較

「ポケポケ」大ヒットの実態とは? 類似ゲームアプリと利用者データを比較

ポケモンのトレーディングカードアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」が社会現象となっています。リリースから3ヶ月近くが経ち、人気の実態が明らかになってきました。本稿ではそんな「ポケポケ」のMAUやユーザー層を他のゲームアプリと比較することで、流行の要因を分析するとともに、今後の人気について予測していきます。


年末年始はどのサービスで何を観る?動画配信アプリの利用実態

年末年始はどのサービスで何を観る?動画配信アプリの利用実態

もうすぐ年末年始。時間のあるこのタイミングで、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを利用してコンテンツを一気見しよう、という方も多いのではないでしょうか。今回は、「Prime Video」「Netflix」「U-NEXT」「Hulu」「Disney+」それぞれについて、ここ数年の年末年始の集客状況を調査。実際に年末年始に利用者が増えているのか、各サービスでどんなコンテンツに注目が集まっているのかを分析し、来たる2024年の年末年始を占いました。


若者は海外旅行に積極的?最新の旅行需要を調査。航空会社大手、LCCの集客動向は

若者は海外旅行に積極的?最新の旅行需要を調査。航空会社大手、LCCの集客動向は

全国旅行支援や新型コロナウイルスの5類移行の影響もあり、徐々に人の移動が活発になってきました。今回は、昨今高まっている旅行需要に注目し、検索データを通じて旅行や観光への人々の関心を調査します。また、各航空会社の集客層の違いについても比較していきます。


Why are certain AI English conversation apps “chosen” over others? Exploring how each app is used

Why are certain AI English conversation apps “chosen” over others? Exploring how each app is used

Spring is the season for trying something new, and many want to commit to learning English. Many apps have emerged that offer easy, self-paced English-learning. We will focus on Speak, ELSA Speak, SpeakBUDDY, and Duolingo and analyze the data to investigate the latest trends in AI English conversation apps.


”選ばれる”AI英会話アプリの差別化要因とは? データで各サービスの使われ方を探る

”選ばれる”AI英会話アプリの差別化要因とは? データで各サービスの使われ方を探る

なにかと新しいことに挑戦したくなる春。「今年こそは英語学習に力を入れたい!」と考える人も多いかもしれません。近年、自分のペースで手軽に英語の勉強ができるアプリが数多くリリースされています。今回はそのなかから「Speak」、「ELSA Speak」、「SpeakBuddy」、「Duolingo」に注目し、データを分析。AI英会話アプリの最新の動向を調査します。


最新の投稿


買い物にAIを活用するZ世代は約3割!Adyen、買い物および決済体験における消費者と小売企業に関する2025年度調査結果を発表

買い物にAIを活用するZ世代は約3割!Adyen、買い物および決済体験における消費者と小売企業に関する2025年度調査結果を発表

Adyenは、顧客の決済体験と企業のテクノロジー投資に関する年次調査「リテールレポート 2025」を発表しました。


TikTok Shop、3社に1社は導入意欲あり!「運用体制の構築」と「コスト」が導入の鍵に【テテマーチ調査】

TikTok Shop、3社に1社は導入意欲あり!「運用体制の構築」と「コスト」が導入の鍵に【テテマーチ調査】

テテマーチ株式会社は、同社が運営するサキダチラボにて、国内の小売業および直販メーカーを対象に「TikTok Shopの認知・導入意向に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開しました。


PLAN-Bマーケティングパートナーズ、AI Overviews導入前後のCTR変動を定量分析した最新調査レポートを公開

PLAN-Bマーケティングパートナーズ、AI Overviews導入前後のCTR変動を定量分析した最新調査レポートを公開

株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、AI Overviews (Google検索結果に表示されるAIによる要約)の表示に伴うクリック率(CTR)の変動を業界別・サイト別に明らかにするため、「AI Overviewsによる各業界サイトのCTRへの影響調査」を実施し、その結果を公開しました。


au・UQモバイル・povoを比較!料金プラン・ユーザーの違いは?

au・UQモバイル・povoを比較!料金プラン・ユーザーの違いは?

通信会社は多様なプランを展開し、幅広いユーザー層の獲得を目指しています。本記事では、KDDIが展開するau・UQモバイル・povoを比較し、それぞれのユーザー層の違いを分析します。


エアコン購入の検討フローを分析。データが示す、重要な"媒体"とは

エアコン購入の検討フローを分析。データが示す、重要な"媒体"とは

購入検討のピークが近づくエアコン。夏には欠かせないアイテムですが、消費者はどのような流れで、何を軸に検討を進めているのでしょうか。エアコン検討者の行動データから、情報収集の実態を調査しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ