【無料ダウンロード】デジタル・トレンド白書2024 – Z世代トレンド・SNS動向編|ホワイトペーパー
https://manamina.valuesccg.com/articles/3770国内外におけるZ世代の消費トレンド、Instagram、TikTok等SNSの利用実態など、2024年に反響の高かった16本のデジタル動向調査をピックアップし、白書として収録しました。(「Z世代トレンド・SNS動向編」ページ数|140P)
20代の賃貸探しが過熱中?
まずは「賃貸」と検索したユーザーの属性から見ていきましょう。男女比はどの年代でも女性が過半数を占め、ネット検索における住まいの情報収集は女性が先導している様子がわかります。
年代別の構成比の変化を過去2年間で追ってみると、20代のユーザーが増え、代わりに30代のユーザーが減少傾向にあることがわかります。その他の年代については、この期間において大きな変化が見られませんでした。
「賃貸」検索ユーザー属性/性別
期間:2022年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
「賃貸」検索ユーザー属性/年代(推移)
期間:2021年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
賃貸はマンションが人気。「ペット可」も検索上位
次に、賃貸と同時に検索されたワードのランキングから、人気の条件などを見ていきます。
下の表のように、「マンション」が1位、条件としては「ペット可」「2LDK」が上位にランクインしました。また、20代のユーザーが多いことから、「一人暮らし」など単身用物件がよく検索されているようです。
「賃貸」との掛け合わせワードランキング
期間:2022年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
人気の賃貸を年代別に比較
続いて、年代別に傾向を比較していきます。まずは縦軸に年齢、横軸に性別をとった属性マップで特徴を視覚的に捉えます。
下図のように、女性の若年層にキーワードが多く集まっており、床、窓、壁などの建材から、デザイナーズ、リノベーションなどこだわり物件まで、幅広く検索されていることがわかります。
一方で、同じ若年層でも、男性は更新料や仲介手数料、家賃、相場など、費用面の検索が目立ちます。
賃貸検索ユーザー属性マップ
期間:2022年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
年代ごとに、詳しく同時検索ワードを比較してみましょう。
掛け合わせワードのランキングを比較すると、以下のことがわかりました。
・「火災保険」を検索するのは20代が最多、年代が上がるにつれて検索ユーザーは減少
・「ペット可」は30代~50代にかけてランキング上昇
・「新築」が検索上位にあがるのは30代以降
・「戸建て」が検索上位にあがるのは30代以降
・どの年代も賃貸物件の間取りは「2LDK」がよく検索されいる
20代で賃貸物件を探す際、火災保険とは何か?必要なのかなど、はじめて家を借りる人が気になりそうなワードが1位にランクインしました。その後、年代が上がるごとに経験値として習得していく様子がおもしろいですね。
また、年代が上がるごとに予算も増えると考えられ、一軒家やペット可物件に注目が集まっています。
20代、30代の一人暮らしニーズはわかりますが、40代で一度ランクから外れ、50代、60代でまた一人暮らしが浮上するのも興味深い結果でした。
「賃貸」との掛け合わせワード年代別ランキング
期間:2022年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
賃貸検索サイトに世代間に差あり。若者は口コミをチェック
続いて、賃貸検索後の流入サイトについて、年代ごとの傾向を分析します。
下の表は年代ごとの流入サイトランキングです。全年代において、1位「SUUMO」、2位「HOME'S」、3位「アットホーム」となっていました。
ブルーの網がけのサイトが年齢が低い人ほどよく見ているサイト、ピンクの網がけのサイトが年齢が高い人ほどよく見ているサイトです。若年層には「ホームメイト」「アパマンショップ」が人気で、「Yahoo!知恵袋」や「イエプラ」「教えて!goo」のような口コミサイトもランクインしています。
一方、高齢層には「スマイティ」「賃貸EX」などの不動産ポータルサイトが人気です。
年代別流入サイトランキング
期間:2022年4月〜2023年3月
デバイス:PCおよびスマートフォン
若年層がよく流入している賃貸検索サイト
イエプラ|LINEやチャットで理想の賃貸物件が見つかる不動産屋【0時まで営業】
若年層ほど流入しているサイト
高齢層がよく流入している賃貸検索サイト
マンション・アパート・一戸建ての不動産賃貸ポータルサイト「賃貸EX」
まとめ
今回は、賃貸物件に関するみんなの気になりごとを、年代別に分析しました。
賃貸を検索するユーザーはどんな人?
男女比はどの年代でも女性が過半数を占め、住まいの情報収集は女性が先導していることがわかりました。また、年代別にみると、20代のユーザーが増えつつあり、代わりに30代のユーザーが減少傾向にあることがわかりました。
賃貸を検索するときによく調べられていることは?
賃貸と同時に検索されたワードから、人気の条件などを確認しました。その結果、「マンション」が1位、条件としては「ペット可」「2LDK」が上位にランクインしました。また、賃貸検索ユーザーは20代が多いことから、「一人暮らし」など単身用物件がよく検索されていることがわかりました。
年代別の検索傾向は?
年代ごとの同時検索ワードを比較すると、以下のことがわかりました。
・「火災保険」を検索するのは20代が最多、年代が上がるにつれて検索ユーザーは減少
・「ペット可」を検索するのは50代が最多、年代が上がるにつれて検索ユーザーは増加するが、60代では減少
・「新築」を検索するのは30代以降
・「一軒家」「戸建て」を検索するのは30代以降
・どの年代も賃貸物件の人気間取りは「2LDK」
年代別の賃貸検索後の流入サイトは?
「賃貸」と検索した後の流入サイトは、全年代において、1位「SUUMO」、2位「HOME'S」、3位「アットホーム」でした。その他のサイトの特徴を調べると、年代ごとに特徴があることがわかりました。若年層には「ホームメイト」「アパマンショップ」が人気で、「Yahoo!知恵袋」や「イエプラ」「教えて!goo」のような口コミサイトもランクインしていました。一方、高齢層には「スマイティ」「賃貸EX」などの不動産ポータルサイトが人気のようです。
今回の分析にはWeb行動ログ調査ツール『Dockpit』を使用しています。『Dockpit』では毎月更新される行動データを用いて、手元のブラウザでキーワード分析やトレンド調査を行えます。無料版もありますので、興味のある方は下記よりぜひご登録ください。
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ヴァリューズは、国内最大規模の消費者Web行動ログパネルを保有し、データマーケティング・メディア「マナミナ」にて消費トレンドの自主調査を発信してきました。今回、国内外におけるZ世代の消費トレンド、Instagram、TikTok等SNSの利用実態など、2024年に反響の高かった16本のデジタル動向調査をピックアップし、白書として収録しました。
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フリーライター。大手キャリア系企業で編集の仕事に出会い、その後、3つのメディアの立ち上げなど行い、2014年にフリーランスに。医療系、就活系、教育系、結婚系のサイトで執筆中。