ライバル企業も徹底分析!誰でも手軽に始められる『Dockpit(ドックピット)』の競合分析機能まとめ

ライバル企業も徹底分析!誰でも手軽に始められる『Dockpit(ドックピット)』の競合分析機能まとめ

ヴァリューズが開発し2020年10月に正式リリースしたダッシュボード型マーケティングツール『Dockpit(ドックピット)』にはキーワード分析、競合分析、業界分析、トレンド分析の4つの機能が備わっています。今回は「競合分析」に着目し、Webサイトの競合分析の流れから活用方法まで詳しくご紹介します。


競合分析機能とは

Dockpitの競合分析機能では、各サイトを比較分析することで、ベンチマークサイトの基本的な指標を確認し、昨対や推移状況を見ながら競合との差異を素早く把握することができます。

分析の流れ

1_競合分析の検索欄に分析したいサイトを入力

2_左上の▼をクリックし、比較したいサイトを追加
※サイトは5つまで追加可能

3_サマリーを確認し、気になる部分は右上「詳細を見る」ボタンをクリックして個別シートで詳しく分析

その他、対象期間を設定したり、集計結果を保存したりと嬉しい機能も備わっています。

①対象期間の設定
集計期間は直近26カ月まで設定可能。
前年同時期との比較もできます。

②保存機能
集計結果をクリップに保存可能。

③ダウンロード機能
グラフ画像の保存や、Excelでのデータ加工が可能。
資料作成の際に役立ちます。

④共有機能
共有用のURLを使用し、簡単に情報共有が可能。

競合分析機能の活用方法

それでは、競合分析機能は実際にどのように活用できるのか、具体例を挙げてご紹介します。

今回は大手宿泊予約サイトの「じゃらん」「楽天トラベル」「Yahoo!トラベル」の3サイトについて、2019年9月~2020年8月の1年間で比較分析します。

基本指標/ユーザー属性

基本指標では、サイトごとの訪問ユーザー数や新規ユーザー率、セッション数などが分析可能です。それぞれの項目ごとにグラフで推移状況も確認できるため、一目で各サイトの状況が把握できます

※その他分析可能項目=ページビュー数(合計/1人あたり)、平均滞在時間、直帰率、月平均訪問日数、曜日別シェア、時間帯別シェア、デバイス

ユーザー数推移をみてみると、1年を通してじゃらんが最も多くのユーザーを獲得していることがわかりました。2位の楽天トラベルはじゃらんに迫る勢いですが、3位のYahoo!トラベルは2社の約半分程度のユーザー数に留まっています。じゃらんと楽天トラベルは共に新規ユーザー率が低く、安定したリピーターが多いことがユーザー数の確保に繋がっているのではないかと考えられます。

一方、ユーザー属性では各サイト訪問者の性年代や居住エリアなどから、ターゲット層の集客状況やまだ獲得できていない層へのアプローチ余地を検討することができます

※その他分析可能項目=未既婚、子供有無、世帯年収

どのサイトも男性の割合が半数以上を占めていますが、Yahoo!トラベルはじゃらん・楽天トラベルに比べてより男性ユーザーの割合が高いようです。年代を比較してみても、Yahoo!トラベルは若年層の割合が低く、50代以上のユーザーが多いという点で他2サイトと異なるユーザー層であることがわかりました。Yahoo!トラベルにおいては、若年層へのアプローチ強化がユーザー数増加に繋がるのではないかと考えられます。

併用状況/集客構造

各サイト訪問者の重複率やサイト訪問経路をチャネル別に比較分析することで、ユーザー視点での集客実態を可視化できます

併用ベン図は一目で各サイトの併用状況がわかり、概要の把握に役立ちます。詳細な併用状況は、各サイトから見た他サイト併用状況で確認することができ、じゃらんと楽天トラベルは互いに併用者が多いことがわかりました。

次に集客構造を比べてみると、自然検索ではじゃらんの割合が圧倒的に高く、知名度の高さがうかがえる結果となりました。一方、外部サイトからの流入割合は低く、関連サイトの多い楽天トラベルやYahoo!トラベルの割合が高くなっていました。

また、上部のタブを選択することで各サイトごとの細かい集客構造を確認することも可能です。

外部サイトカテゴリ/外部サイト

広告やソーシャル以外の外部サイトからの流入について、各サイトにおける主要な流入元の傾向比較が可能です。

外部サイトカテゴリでは、サイトカテゴリごとのシェア率がわかります。また、上部のタブから各サイトごとに深堀分析も可能です。

カテゴリではポイントサイトからの流入が最も多く、全体の4割以上を占めていました。特に楽天トラベルは約半数をポイントサイトが占めており、主要な流入元であることがわかりました。

外部サイトではサイト名が表示され、より詳しい流入元を確認することができます。

流入キーワード

自然検索/リスティングそれぞれの流入ボリュームと流入上位ワードを把握することができます

集客構造の分析で自然検索の割合が高かったじゃらんについてみてみると、やはり「じゃらん」と直接検索しているユーザーが多く、知名度の高さが裏付けられる結果となりました。また、3位には「GOTOキャンペーン」がランクインしており、10月1日より東京がキャンペーンの対象に追加されたことから、今後さらに検索ユーザーが増えるのではないかと予想されます。

ソーシャル/ディスプレイ広告

ソーシャル/ディスプレイ広告経由の内訳を比較し、出稿戦略の検討に活用できます

ソーシャルでは、全てのサイトにおいてFacebookが一定の割合を占めていました。じゃらんはTwitter、Yahoo!トラベルはYahoo!知恵袋からの流入が多いのも特徴的です。

ディスプレイ広告からの流入は楽天トラベルが高い水準で推移しており、特にDoubleClick Ad Exchangeで大きな割合を占めていました。しかしながら2020年4月以降、流入セッション数は大幅に減少しており、じゃらんやYahoo!トラベルとの差が一気に縮まっていることもわかりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ディスプレイ広告の出稿量を抑制したことが考えられます。

手軽に他社との比較ができる『Dockpit(ドックピット)』の競合分析。相対的に自社の強み/弱みを把握できるので、新たなマーケティング戦略を検討中の方は必見です!少しでも興味を持たれた方は、一部機能は無料で使えますので、ぜひお気軽にお試しください。

Dockpit 無料版の登録方法

Dockpitの無料版は、以下ボタンよりDockpitサービスサイトに進み、TOPページの「無料登録」ボタンからお手続きください。

dockpit 無料版の登録はこちら

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


Panasonic「ラムダッシュ パームイン」ヒットに見る電気シェーバー市場の可能性

Panasonic「ラムダッシュ パームイン」ヒットに見る電気シェーバー市場の可能性

電気シェーバーは男性のヒゲ剃り用途を中心とした家電でしたが、近年さまざまなニーズに対応するグルーミング製品へと広がりを見せています。今回は、検索データなどをもとに電気シェーバー市場の今後の可能性を考察します。シェーバー関連検索者の検索キーワードや流入サイト、属性を分析し、市場の展開を探りました。


ヴァリューズ、消費者行動データをもとにAIがデータ抽出から分析・マーケ戦略策定・レポート作成まで実行する「Dockpit AIエージェント」を提供開始

ヴァリューズ、消費者行動データをもとにAIがデータ抽出から分析・マーケ戦略策定・レポート作成まで実行する「Dockpit AIエージェント」を提供開始

インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズは、国内最大規模250万人のWeb行動ログデータを基盤としたマーケティングリサーチエンジン「Dockpit(ドックピット)」の新機能として、AIが市場分析から仮説構築、レポート作成までを自律的にサポートする「Dockpit AIエージェント」の提供を開始いたしました。


【無料レポート】シャンプー市場動向調査|2025年を振り返り! 「高機能×中価格」へのシフト・次なるトレンドの兆し

【無料レポート】シャンプー市場動向調査|2025年を振り返り! 「高機能×中価格」へのシフト・次なるトレンドの兆し

近年、消費者の髪や頭皮への興味関心が高まる中、シャンプーへの支出額は増加傾向にあります。本レポートでは、独自のWeb行動ログデータをもとに2025年のシャンプー市場を分析しました。その結果、検討段階において、高い外部評価(口コミやベストコスメ受賞など)と優れた機能性を両立した「中価格帯の新興ブランド」へ支持がシフトしている実態が明らかとなりました。また、長年の実績とステータスを誇る高価格帯ブランドも根強い支持を集めています。さらに次なるトレンドとして、香りの変化や、タイパ・衛生面に優れる「吊り下げパウチ」の普及の兆しについても考察します。


直感を「勝てる戦略仮説」へ翻訳する。積水ハウス イノコム流・理論×実践ツール活用法

直感を「勝てる戦略仮説」へ翻訳する。積水ハウス イノコム流・理論×実践ツール活用法

積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社の日ノ澤恵莉氏と株式会社ヴァリューズ取締役副社長・後藤賢治が対談。日ノ澤氏が提唱する5Sフレームワークとその実践について語り合いました。


中古買取の検討者(売り手)はどんな人? 検索ワードは「iPhone」「ポケカ」など

中古買取の検討者(売り手)はどんな人? 検索ワードは「iPhone」「ポケカ」など

リユース市場は拡大を続けており、不要になったモノの売却は身近な選択肢になりつつあります。ではリユース市場における「売り手」はどのような人なのでしょうか。今回は「買取」検索者の検索キーワードや属性、興味関心を分析し、買取サービスを利用する消費者像を探りました。


ページトップへ