Tableau Prep出力のタイムスタンプ
Tableau Prepでファイルを出力する際に、システム日付(時刻)の値を動的にファイル名に組み込むことができるようになりました。
従来だとファイルを出力後、手動でリネームをしないと自動で上書き保存されてしまいました。
この機能を使うことでTableau Prepで出力するファイルの世代管理や、履歴データを保持したい場合にも簡単に対応できます。
Tableau Prep出力のタイムスタンプの使い方
Tableau Prepの出力ステップで、ファイル名を指定する[名前]欄の右のボタンをクリックします。
[System parameters]と言う設定が表示されますので、ファイル名に追加したい日付型を指定します。
例:日次で出力を行い、処理日別にデータを残したい場合は[Run date]-[Date]-[任意の日付型]
すると、[名前]欄に青字で日付(時刻)型の情報が挿入されるので、それを残したまま任意のファイル名を指定します。
その状態でファイルを出力すると、実際に処理したタイミングに応じて自動で日付(時刻)が付与されます。
まとめ
・Tableau Prepでデータを出力する際、ファイル名にシステム日付のタイムスタンプ情報を動的に付与することができるようになった。
・Tableau Prepで出力するデータの世代管理や履歴データの保持が簡単に設定できるようになった。
サムネ画像:monticellllo - stock.adobe.com
新卒でソフトウェアベンダーに入社しBIツールを使ったシステム構築やデータ分析の他、顧客向けのトレーニングやセミナー講師を担当。
その後、WEB系事業会社のWEBマーケティングの担当として新規顧客獲得や広告運用の業務を担当した後ヴァリューズに入社。
現在はお客様が持っているデータを活用してマーケティングの支援を行う他、WEBマーケティングデータとBIツール「Tableau」を組み合わせた新たなサービスの開発にも従事。