メールDMの主な送信目的と送信頻度は?
はじめに、「Q1. メールDMの主な送信目的を教えてください」と質問したところ、『新規顧客との関係値強化(49.0%)』と回答した方が最も多く、『新規顧客の獲得(47.3%)』『既存顧客との関係値強化(43.6%)』と続きました。
新規顧客との関係構築に加え、既存顧客との関係強化も目的とするなど、BtoBマーケティングにおいて幅広い活用がなされていることがうかがえます。
次に、「Q2. メールDMの送信頻度はどれくらいですか?」と質問したところ、『週に2~3回(35.0%)』と回答した方が最も多く、『週に1回(28.2%)』『毎日(20.2%)』と続きました。
週に複数回の配信が主流である一方、毎日配信する企業も一定数存在していることが分かりました。
新規顧客リストの抽出元や送付時のセグメント方法は?
続いて、「Q3. 新規顧客リストの抽出元はどこですか?」と質問したところ、『社内保有リスト(48.8%)』と回答した方が最も多く、『ウェビナーや展示会開催(40.7%)』『リスト購入(35.8%)』と続きました。
社内で保有するデータの活用が中心である一方、ウェビナーや展示会などのイベントを通じたリスト収集も重要な役割を果たしていることが分かります。
さらに、「Q4. 送付時のセグメント方法について教えてください」と質問したところ、『開封やクリック履歴(45.7%)』と回答した方が最も多く、『売上高(42.8%)』『従業員数(36.0%)』と続きました。
過去の顧客行動データを活用したセグメント分けが最も多く、企業規模や業界別のターゲティングも併せて行われているようです。
メールDMで最も重要だと考えるポイントや効果測定方法は?
次に、「Q5. メールDMで最も重要だと考えるポイントは何ですか?」と質問したところ、『開封率(18.5%)』と回答した方が最も多く、『コンバージョン率(18.3%)』『クリック率(15.2%)』と続きました。
開封率やコンバージョン率など、具体的な効果測定に基づく成果が重視されていることが分かりました。
次に、「Q6. メールDMの効果測定方法はどのようにしていますか?」と質問したところ、『コンバージョン率(35.6%)』と回答した方が最も多く、『クリック率(34.6%)』『開封率(32.1%)』と続きました。
定量的な指標であるコンバージョン率やクリック率が重視されており、さらに顧客の声を直接反映させる取り組みも行われています。
88.8%がメールDMの効果を感じている!その理由は?
「Q7. メールDMの効果についてどのように評価していますか?」と質問したところ、『やや効果的である(55.5%)』と回答した方が最も多く、『とても効果的である(33.3%)』『あまり効果的ではない(10.5%)』『全く効果的ではない(0.8%)』という回答結果になりました。
「とても効果的である」と「やや効果的である」を合わせると88.8%で、多くの企業が一定の効果を実感していると見受けられます。
そこで、「とても効果的である」と「やや効果的である」と回答した方に、「Q8. その理由を教えてください」と質問したところ、『他のチャネル(SNSや広告)より費用対効果が高いから(52.4%)』と回答した方が最も多く、『商品やサービスの認知度が向上したから(43.2%)』『コンバージョン率が高いから(33.3%)』と続きました。
メールDMが他チャネルに比べて高い費用対効果を発揮する点が、大きな魅力として挙げられています。
メールDMの課題と今後の動向は?
一方で、「Q9. メールDMの課題について教えてください」と質問したところ、『クリック率が低い(34.2%)』と回答した方が最も多く、『リソース不足(26.5%)』『配信リストの質・数(25.7%)』『開封率が低い(25.7%)』と続きました。
メールDMの運用においては、効果向上のためにクリック率や開封率の改善が重要な課題となっているようです。
最後に、「Q10. 今後もメールDMは行っていきますか?」と質問したところ、『より強化したい(35.8%)』『現状を継続する予定(52.3%)』『頻度など減らしていく予定(10.5%)』『メールDMは撤退予定(1.4%)』という回答結果になりました。
多くの企業がメールDMの活用を維持または強化する意向を持っており、今後も重要なマーケティング手法として位置付けられていることが分かります。
出典元:株式会社PRIZMA

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