塾の検討は11月から本格化!中学受験と塾選びの検索動向を調査

塾の検討は11月から本格化!中学受験と塾選びの検索動向を調査

大手学習塾の四谷大塚によると、首都圏の中学受験者数は年々増加し、一都三県で約5万人とのこと。中学受験の人気に伴い、塾選びも注目を集めています。多くの塾は2月に新年度が始まりますが、それに合わせ「塾」を検索して調べるユーザー数はどのように増えているのか、また、どんなサイトを見ているのか。マーケティング分析サービス「eMark+」を使って分析しました。


「塾」の検討は2月にピーク。塾検索サイト「塾ナビ」ほかYahoo!知恵袋も参考に。

まず、「塾」検索者数の推移を確認します。中学受験のための学習塾の多くが2月に新年度のクラスが開講し、それに合わせてさまざまなプロモーションが行われるため、「塾」検索者も2月に向けて純増していることがわかります。

「塾」検索ユーザー数 月別推移

「塾」検索ユーザー数 月別推移

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

また、「塾」を検索後に流入したサイトのランキングを確認すると、1位は小中高校と幅広いターゲットに向けた塾検索サイト「塾ナビ」。リスティング広告の効果もあるようです。

続いて、「Yahoo!知恵袋」や「インターエデュ・ドットコム」などのクチコミサイトや、アメーバブログが多くのユーザーを集めています。塾の公式サイトに直接アクセスする前に、クチコミをしっかりチェックしているのでしょうか。

塾の公式サイトでランクインしたのは、小中高全学年をターゲットとする大手学習塾。中でも「個別指導の明光義塾」「武田塾」は自然検索で多くのユーザーを獲得し、「東京個別指導学院」「森塾」はリスティング広告による効果が現れていました。

「塾」検索ユーザーの流入先サイト(流入ホスト)

「塾」検索ユーザーの流入先サイト(流入ホスト)

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

「塾ナビ」TOPページ

中学受験のための「塾」検索、11月から本格準備スタート

続いて、「塾」と同時に検索されているキーワードからユーザーの属性やニーズを確認したところ、同時検索キーワードは「小学生」「中学受験」が多いことがわかりました。

「塾」同時検索ワード

「塾」の同時検索ワード

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

また「中学受験」の検索ユーザー数は「塾」よりも特徴が顕著で、試験本番となる2月のピーク以降、ユーザー数は半数以下に。中学受験を意識するユーザーは11月から増え出し、2月の新年度開講に合わせて環境を整えている様子もうかがえます。

「中学受験」検索ユーザー数 月別推移

「中学受験」検索ユーザー数 月別推移

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

「中学受験」検索しているのは誰?

次に、「中学受験」検索ユーザーの属性を確認します。

以下のグラフのように、女性が半数以上、年代は40代が56.1%でした。居住地域は中学受験率および小学生の通塾率の高いとされる関東に集中しています。

「中学受験」検索ユーザー属性(性別・年代・地域)

「中学受験」検索ユーザー属性(性別・年代・地域)

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

男性は偏差値が気になる?!

「中学受験」と同時に検索されるキーワードは「偏差値」「塾」「日程」「理科」。それぞれの検索ユーザーの性別を調べてみると、「偏差値」のみ、男性が半数以上であることがわかりました。目標や結果を数値で見ている点が父親の特徴と言えるかもしれません。

「中学受験」同時検索ワード(TOP5)のユーザー男女比

「中学受験」同時検索ワード(TOP5)の検索ユーザー男女比

集計期間:2018年11月〜2019年10月
デバイス:PC

まとめ

「塾」の検索ユーザーは11月以降純増し2月にピークを迎えます。検索後は比較サイトやクチコミサイトへ流入していることがわかりました。

また、「塾」検索者の多くが「中学受験」に関心がある層であり、「中学受験」だけでみると、2月の受験本番、及び塾の新年度開始に合わせてユーザー数が急増していました。


そして、「中学受験」検索者は40代の女性が多く占め、地域は関東が最多となっていました。

分析で使用した「eMark+」は調べたい検索キーワードを入力するだけで、アクセス数やユーザー属性を簡単に把握することができます。eMark+の一部機能は無料となっていますので、ぜひ使ってみてください。

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この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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