【2021年上半期】売上をアップさせるのに重要な3つのSEOトレンド

【2021年上半期】売上をアップさせるのに重要な3つのSEOトレンド

2021年上半期にWebサイト担当者が抑えておくべきポイントとは? 2020年12月のコアアルゴリズムアップデート、UXの重要指標である「core web vitals(コアウェブバイタル)」、「Google Analytics4(GA4)」の3つの最新トレンドを踏まえ、SEO担当者がやるべきこと/意識すべき点について、ヴァリューズの岩間が初心者にも分かりやすく解説します。


こんにちは、ヴァリューズの岩間と申します。普段はコンテンツマーケティング支援に携わっており、特にこれからコンテンツマーケティング/SEOにチャレンジしたい企業様からよくご相談をいただいています。

今回はコンテンツマーケティングの中でも、SEOに絞ってお伝えしたいと思います。SEOはGoogleアルゴリズムのアップデートに伴ってトレンドが目まぐるしく動き、キャッチアップするのは難しいと感じる方も多いと思います。また、トレンドの中でも大事なところから、些細なところまで様々です。そういった中で、お客さんから「結局何を気にすれば良いのでしょうか?」と聞かれることがよくあります。

そこで今回は、最新(2021年上半期)のSEOの中で、“売上”を左右するレベルにとても大事な3つのトレンドをご紹介します。

売上UPに重要なSEOトレンド3つ

2020年12月のコアアルゴリズムアップデート

1つ目の話題は、昨年(2020年)の12月に実施されたGoogleの「コアアルゴリズムアップデート」です。コアアルゴリズムアップデートは年に数回のペースでGoogleが行う検索アルゴリズムの更新のことです。これに伴ってサイトやコンテンツの評価方法が変動し、検索順位に動きが見られます。SEO担当者ならまずチェックしておくべきトピックでしょう。

では、2020年12月のコアアルゴリズムアップデートでは大きくどのような変更が見られたのでしょうか?

まず着目するポイントは、メディアや比較サイトなど送客系サイトの順位下落です。特に中〜大規模の企業が行っているメディアサイトの順位が落ちたのが印象的でした。

今までも送客サイトより、メーカー/ECなどのサービスを提供するサイトが評価されやすくなるアルゴリズムアップデートが行われてきましたが、さらに顕著になっています。

もうひとつは「E-A-T」です。これはサイトの「専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)」という3つの概念の略となっており、Googleが重視する項目です。今回のアップデートでは、そのひとつ前の2020年5月のアップデートと比較して、コンテンツの「E-A-T」重視に揺り戻された傾向があります。

そのため、自社のサイトにE-A-TがあることをしっかりGoogleに認識させていくことが重要です。では、どうするとGoogleがあなたのサイトのE-A-Tを評価してくれるのでしょうか? 主に3点あると言われています。

E-A-Tをどう表現するのか

特にコンテンツ記事に監修者やライターを記載しないのは、現状のSEOコンテンツ制作では考えられないほどになっています。Googleの評価以前に、ユーザーさんの目線に立ったとき、誰が情報を発信しているか明確にすることが大事ではないでしょうか。

コアウェブバイタルの数値改善が急務

2つ目の話題は「core web vitals(コアウェブバイタル)」です。
コアウェブバイタルとはGoogleが定めているサイトのUXを計測する3つの指標です。

コアウェブバイタル3つの指標「LCP」「FID」「CLS」

このコアウェブバイタルの3指標が、2021年5月に検索アルゴリズムに取り込まれると2020年11月に発表されました。

【参考】Google 検索へのページ エクスペリエンスの導入時期

あなたのサイトのコアウェブバイタルをGoogleがどう認識しているかは、Search ConsoleやPage Speed insightsで確認できます。

コアウェブバイタルの改善割合が多い場合には、2021年5月までに修正されることをオススメします。

Google Analytics 4の衝撃

3つ目に取り上げるトレンドは、2020年の10月末から使えるようになった新しいバージョンのGoogleアナリティクス「GA4」です。

GA4における重要な変更の中の1つに、以前の「セッションを軸とした分析」から「ユーザー中心の分析」という考え方にシフトした点があると考えています。

GA4になり、今までできなかったようなクロスデバイスやWEB/アプリの横断を計測できるようになりました。そのため、1人のユーザーが様々な端末であなたのWEBサイト/アプリに関わる行動をしたのかを線でとらえることができ、カスタマージャーニーの仮説検証が容易になっています。

また、多くのサイト運営者が注視していた指標である「直帰率」が消滅し、代わりに「エンゲージメント率」に変更されました。ユーザーがサイト内のコンテンツをちゃんと見たか、CVまで至ったかまで、トータルで「エンゲージメント」としてカウントし、ユーザー行動を見られるようになっています。

このようにCV可能性の高いユーザーを様々な指標で検証しやすくなり、よりビジネス目標を達成するためのWEBサイト制作/顧客接点づくりに取り組めます。

今回は売上をアップさせるのに必要な重要なSEOトレンドである「2020年12月のコアアルゴリズムアップデート」UXの重要指標である「core web vitals(コアウェブバイタル)」「Google Analytics4(GA4)」を紹介しました。もし気になる点やご相談等ございましたら、お気軽にお声がけいただければと思います。

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この記事のライター

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