「時間がない」と感じている割合は74.8%。4人に3人が日々の生活で時間不足を感じている結果に
「日々の生活で時間がないと感じているか」を聞くと、「感じている」(45.5%)「どちらかと感じている」(29.3%)と回答した女性の合計は74.8%という結果になりました。4人中3人は日々の生活の中で時間不足を感じていることがわかりました。
世代別で見ると、20代、30代、40代それぞれで大きな差はありませんでしたが、就業・雇用形態別で見るとパート・アルバイト勤務が86.7%と最も時間不足を感じている割合が多いことがわかりました。次いで契約社員/派遣社員が83.3%、3位が正社員で81.5%の方が時間不足を感じています。
1日に自分のために使える時間は1時間以上2時間未満が最多。1時間未満〜時間が全くない人も13%存在
「1日(平日)のうち、自分のために使える時間はどのくらいあるか」を聞くと、自分のために使える時間の最多は1時間以上2時間未満が24.4%でトップですが、2時間以上3時間未満も23.6%とほぼ同数の結果になり、1時間以上3時間未満で約半数の回答が集まりました。
一方で自分のために使える時間が1時間未満の方は全体で約1割いることがわかりました。自分のために使える時間が「1時間未満」と回答した方を年代別で見ると40代以上が17.6%と20代、30代と比べて最も多い結果に、就業・雇用形態別で見るとパート・アルバイト勤務が20.0%と他よりも最も多い結果になりました。
1日でムダだと感じる時間は1時間未満が4割で最多。その中で3人に1人が「スマホを触る時間」が最もムダな時間として回答
「1日でムダだと感じている時間」を聞くと、1時間未満の回答が44.1%と最多の結果になりました。
また、1日でムダだと感じる時間は「スマホを触る時間」が2位以下を大きく引き離してトップの理由でした。次いで「通勤時間」(17.2%)、「悩み事に使う時間」(16.2%)という順番の結果になりました。
スキマ時間は、15分未満と捉えている人が過半数
回答者にとっての「スキマ時間の長さ」について聞くと、最も多かった回答は10分以上15分未満が28.5%で最多、ついで5分以上10分未満が22.0%、スキマ時間を15分未満と捉える人が過半数を占める結果になりました。
スキマ時間を活用して行いたい自己投資のトップは「仕事につながるスキル獲得」、ついで「副業」もほぼ同数
「スキマ時間で行いたい自己投資」について聞くと、最も多かった回答は「仕事につながるスキル獲得」が35.8%で最多、ついで「副業」が32.5%という結果でした。
年代別で見ると、
・20代は世代別で最も「仕事につながるスキル獲得」「副業」など仕事に関わる自己投資の割合が最も高い。
・30代は「仕事につながるスキル獲得」と回答する割合が多いが、副業意向度は世代別で最も少ない。
・40代以上は、趣味につながる学種や習い事、語学学習、健康づくり、美容など仕事に関わること以外の項目を選ぶ割合が世代別で最も多いが、副業意向度も世代別で最も多い。
という結果が見られました。
調査概要
調査方法:SHE受講生向けアンケート調査
調査対象:SHE受講生 女性 (20~24歳 4.1%, 25~29歳 26.0%, 30~34歳 32.5%, 35~39歳 25.2%, 40歳以上 12.2%)
回答者数:n=123
調査期間:2024年3月29日(金)〜4月3日(水)
調査内容分析:SHE株式会社
※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。
出典元:SHE株式会社
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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