手軽な海外調査で事業スピードを加速
ヴァリューズはグローバルでの市場調査サービスも提供しています。事業がスタートしたのは2016年から。訪日中国人の“爆買い”がきっかけだったと執行役員の子安亜紀子は話します。
株式会社ヴァリューズ 子安亜紀子(以下、子安):「家電メーカーから『炊飯器や水筒が爆売れしているが、本質的なニーズがつかめていない』と相談されたのが始まりでした。
社内の中国人リサーチャーが日本と中国企業の両方の考えを正しく理解できる点が強みになり、トレンド変化が早い中国市場向けの定性調査サービス「百路QIC(ヴァリュークイック)」を開発しました。
ヴァリューズが持つ約2万人の中国本土のモニターに、チャットで質問すると、すぐにテキストや画像、動画などで回答され仕組みです。」
株式会社ヴァリューズ 執行役員
子安亜紀子
慶應義塾大学環境情報学部卒。システムエンジニアを経て、(株)マクロミルのベンチャー期から商品開発や事業企画などを手掛ける。ヴァリューズには創業時から参画
百路QIC(ヴァリュークイック)
VALUESから質問を投げかけるとモニターからすぐに回答を得られる(画像なども入手可)
子安:「『早い・安い・リアル』の3拍子が揃った百路QICの他にも、ソーシャルリスニングやEC購買データ分析なども手掛けています。中国をはじめ東南アジアや欧米など、幅広い地域での調査も可能です。」
消費者のリアルな声を素早くキャッチ
子安:「定性調査サービス「百路QIC(ヴァリュークイック)」は中国人スタッフが担当することで、言語の壁なく消費者の声をキャッチできます。発注から納品まで最短2週間で調査結果を得ることができ、従来よりスピーディーな調査が実現します。料金は1回10万円~と、手軽に利用しやすいのもポイントです。」
ヴァリューズ独自のデータ分析の取組みは高く評価され、2022年、世界最大級のマーケティングリサーチ協会ESOMARでも発表の機会を得られました(日本からはGoogleジャパンとヴァリューズの2社のみ登壇)。世界に認められたヴァリューズの知見を生かし、今後もグローバル展開を続けていきます。
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