インターネット行動ログ分析ツール「eMark+(イーマークプラス)」の「General Overview」を使うと、Webサイトやアプリの最新ランキングを簡単に作ることができます。
ユーザー数の多いサイトがわかる「サイトランキング」機能
「サイトランキング」は特定の年月、カテゴリなど条件にして、Webサイトのユーザー数ランキングを作成できる機能です。
いま、どのようなサイトが人気なのかを知ることはもちろん、車、化粧品、メディアなど様々なカテゴリに絞ってランキングを作成できるため、業界内でどのサイトがユーザーを集めているかを効率的にリサーチすることができます。
eMark+のスタートメニューから、General Overviewの「サイトランキング」を選択し、「新規レポート作成」ボタンをおすと、デフォルトでは下図のように、最新1ヶ月でユーザー数の多いサイトがランキング形式で表示されます。その数、なんと上位1000サイト!
eMark+の「サイトランキング」
上位は、Amazon、Google、Yahoo!など大手サイトが並んでいます。
ランキング表では、各サイトのユーザー数、ページビュー数がひとめでわかります。
「リーチ率」はちょっと見慣れない指標かもしれませんが、ユーザー全体に対して占める割合です。例えば、リーチ率が60%の時は、一般消費者のうち、約60%がこのサイトを訪問している、という意味になります。
カテゴリ、サブカテゴリはヴァリューズが独自に定義し分類しています。
このカテゴリによってサイトを絞り込むこともできます。
■業界(カテゴリ)別に絞ってみる
例えば、「食品・飲料」業界に絞って、どのようなサイトのユーザー数が多いのか見てみましょう。
上部のメニューから「カテゴリ/サブカテゴリ」の[選択する]ボタンをおすと、カテゴリ選択のウィンドウが表示されます。見たいカテゴリにチェックを入れて[選択を確定]ボタンをクリック。
カテゴリ選択画面
カテゴリの選択が終わったら、真ん中の[検索]ボタンをおしてみましょう。
「食品・飲料」に絞ったサイトランキングを作成することができます。
「食品・飲料」のサイトランキング(2019年5月/PC)
■URLを入力してユーザー数を知る
特定のサイトのユーザー数を知りたい時は、上部のURL入力機能を使います。
「サイト」欄にURLを入力して[検索]ボタンをおすと、特定サイトのユーザー数やページビュー数を簡単に出すことができます。
ここで便利な機能がカテゴリ絞込みとの合わせ技です。
OR検索を使うと、URLで指定したサイトまたは特定カテゴリとなるので、特定業界内で、知りたいサイトがどれぐらいのユーザー規模のポジションにあるのか、を簡単に出すことができます。
ベンチマークしたい競合サイトを探すのにも役立ちます。
■伸びているサイトがわかる
サイトランキングには、「前月比」、「前年同月比」の指標もあります。
例えば「前月比」の横にある[▼]をクリックして「降順」を選ぶと、前月に比べてユーザー数が上昇しているサイトが、上昇率の高い順番にランキングされます。
下図は、2019年5月のサイトランキングなので、東京オリンピック観戦チケット抽選受付スタートで話題となった、「東京2020公式チケット販売サイト」が前月比1位のサイトになっていました。
前月比の高いサイトランキング(2019年5月/PC)
このように、いま、旬なサイトがわかるのです。
同じように、前年同月比でも昇順や降順でソートができます。昇順を選ぶと、昨年の同月よりもユーザー数が落ちているサイト、降順を選ぶと、ユーザー数が伸びているサイトを把握することができます。
また、前月比や前年同月比は、カテゴリを絞った後にソートもできるので、特定業界で成長しているサイトはどこかもすぐチェックできますね。
■データはダウンロードできる
ランキングを作成したあとは、この条件を保存して後からも見ることができるようにしたり、データをダウンロードしてExcelなどで加工することができます。
ダウンロード形式は
・CSV形式
・TSV形式
・テキスト表示
の3つ。
「テキスト表示」は文字通りテキストで表示されるので、これをコピーすれば、Excelにそのままペーストできて便利です。
このサイトランキング機能、データソースがPCの場合は無料で利用できます。
スマートフォンやPCとスマートフォンのデータを合算で見たい場合は有料となります。
まずはeMark+の無料版に登録して、お試しください。
アクティブ率もわかる「アプリランキング」機能
Webサイトだけでなく、スマートフォンのアプリについても、ランキングを確認することができます。
■Google Playのカテゴリ別に絞ってみる
eMark+のモニターはAndroidユーザーです。従って、Google Playのカテゴリからカテゴリ条件を指定できます。
アプリカテゴリの選択画面
■インストールユーザー数、アクティブ率がわかる
例えば、「コミック」アプリでは、どこが一番アクティブユーザーが多いか、も一目瞭然。
・利用ユーザー数=アクティブユーザー数
・所持ユーザー数=インストールユーザー数
に加えて、所持率、アクティブ率、前月比、前年比なども把握できます。
「コミック」のアプリランキング(2019年5月)
ランキングは前月比など各指標でソートができるので、例えば、TVCMでプロモーションしていた他社アプリは、実際にどれぐらいインストールユーザーやアクティブユーザーが上昇しているのか?などを簡単に出すことができるのです。
もちろん、「サイトランキング」と同様に「アプリランキング」もデータはダウンロードができます。
資料作成時には、データソースを「株式会社ヴァリューズ eMark+調べ」と記載いただき、ご利用ください。
※データはご契約企業様のみでの利用とさせて頂きます。(データの外部公開や他社への二次利用が必要な場合は、別途ご相談ください)
■アプリの利用ユーザー層がわかる
このアプリはどんなユーザー層が利用しているのだろう?
そんな疑問を解決するには、アプリランキングで見たいアプリを右クリックしてみてください。
「ユーザー属性(全体)」というメニューが出てきます
各アプリの利用者の性別・年代・地域・職業などを確認できます。
アプリ利用者のユーザー属性
どんなアプリが伸びていて、どのようなユーザーが利用しているのか、わずか数分で確認できてしまいます。ネット上の情報を検索したり、様々な調査データを探す手間を大幅に削減することができるでしょう。
「eMark+」の機能がパワーアップした新ツール「Dockpit(ドックピット)」が2020年10月にリリースされました。この記事でご紹介した、 [General Overview]でのサイトランキングは、PCサイトであれば無料で利用することができます。
まずは無料版に登録して、実際にDockpitを体験してみてくださいね。
スマートフォンのサイト・アプリのデータは有償となります。
料金プランはこちらからご確認ください。
eMark+では、有償機能トライアル特典がついた無料の体験セミナーも行っていますので、ご興味のある方はぜひセミナーにもご参加ください。
競合サイトも分析できる?『eMark+(イーマークプラス)』とはどんなツール?
https://manamina.valuesccg.com/articles/449デジタルマーケティングに欠かせない市場調査や競合分析が無料で始められる「eMark+(イーマークプラス)」についてご紹介します。
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