デジタルトランスフォーメーション(DX)のおすすめ本 7選

デジタルトランスフォーメーション(DX)のおすすめ本 7選

デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むことで、企業は既存事業から飛び出しイノベーションを起こすことができます。しかし企業が実際にDXをすすめるには基礎知識やノウハウが必要です。この記事ではご自分や所属企業がDXを検討する際に、参考となるおすすめの書籍を紹介します。


デジタルトランスフォーメーションの意味は広い

デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を用いて企業が新たな価値を創造していくことを意味します。DXにはこのような定義があるものの、部分的にIT化したり、システムを刷新すれば終わるものではなく、新しい事業・ビジネスモデルを立ち上げていく努力が求められます。

DXに取り組むにあたり社内外の関係者を説得するには、裏付けとなる知識やノウハウを書籍から学びましょう。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?

https://manamina.valuesccg.com/articles/730

デジタル技術の進化にともない、ビジネス環境にも変化がみられます。ここ数年注目を集めている概念「デジタルトランスフォーメーション(DX)」もそのひとつです。 デジタルトランスフォーメーションの定義や意味、日本の現状を解説します。具体的な企業事例も紹介しながら、DXの効果や単なるIT化にとどまらず、革新的な変化を起こす点を理解しましょう。

デジタルトランスフォーメーションを学べるおすすめ本

それではDXについて書かれた本をご紹介します。それぞれ観点の異なる書籍を用意しましたので、自身が知りたいことに合わせて選んでみてください。

DX本「イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション)」

書籍「イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション)」はタイトル通り、図やイラストが豊富なのが特徴です。

文字からだけでなく、ビジュアル的にデジタルトランスフォーメーションの概念を理解できます。記載されている内容は比較的平易で、「DXって何?」「DXをざっくりと知りたい」という方がまず読むべき入門書と言えます。

イラスト&図解でわかるDX(デジタルトランスフォーメーション);デジタル技術で爆発的に成長する産業、破壊される産業

DX本「デジタルトランスフォーメーションの実際」

書籍「デジタルトランスフォーメーションの実際」もデジタルトランスフォーメーションの要点を掴むのに役立ちます。

著者であるベイカレント・コンサルティングは、日本でいち早くDXの重要性を説いたコンサルティング会社。顧客企業のグローバル展開支援などに精通していることから、本書では日米間のDXについて比較分析がなされています。

また、「デジタルパッチ」→「デジタルインテグレーション」→「デジタルトランスフォーメーション」の3ステップでデジタル戦略を立案すべきという主張も、本書独自のポイントです。

デジタルトランスフォーメーションの実際

DX本「デジタル時代のイノベーション戦略」

書籍「デジタル時代のイノベーション戦略」はDXを総括的に理解できる本です。DXがなぜ重要なのか、企業においてDXをどう位置づければいいのか、どのようにイノベーションを起こしていくのかが説明されています。いずれも日本の風土、日本企業の特性に合わせた指南になっています。これからデジタルトランスフォーメーションに取り組む担当者や経営者の方におすすめの一冊です。

デジタル時代のイノベーション戦略

DX本「ソフトウェア・ファースト」

デジタル化はいうなれば、「ハードからソフトへの変革」を意味します。書籍「ソフトウェア・ファースト」ではソフトウェアをキーワードに、これからの日本企業が生き残るための方策について説明されています。著者の及川 卓也氏はMicrosoftやGoogleでプロダクトマネージャーやエンジニアリングマネージャーを務めた有名エンジニアです。

AI、サブスク、SaaS(Software as a Service)など、今話題のキーワードがちりばめられており、ソフトを中心としたサービス志向の流れを学べるでしょう。DX推進者だけでなく、エンジニア・プログラマーにも参考になる一冊ではないでしょうか。

ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

DX本「サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略」

書籍「サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略」は、DX時代を牽引する代表的なビジネスモデル「SaaS」「サブスクリプション」を主に取り扱っています。SaaS・サブスクリプションがなぜ急成長したのか、その生産性の高さの源はどこにあるのかが詳細に分析されています。

サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略

DX本「DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる」

書籍「DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる」ではデジタルトランスフォーメーションを組織論の観点から解説しています。日本企業(特に大企業)では、組織が縦割りになっているために生じる「システム・人的リソースの無駄」がよく見られます。そのような状況を「サイロ化の罠」と言い、そこから抜け出すためのヒントを本書からは得られるでしょう。既にDXに取り組み始めている企業やDX担当者におすすめの一冊です。

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

DX本「リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書」

デジタルトランスフォーメーションを推進したくても、人材不足で足踏みをしている企業も少なくありません。書籍「リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書」ではDXを人材教育の面から捉え、これからのデジタル競争を勝ち残れる人材育成のノウハウについて解説しています。デジタル化、グローバル化が加速度的に進む現代において、人材育成もサービス・ソフト開発以上に重要な課題であることを説いています。

リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書

まとめ

デジタルトランスフォーメーションと一口に言っても、その観点は様々です。DXを企業内で推進していくためには、ソフト開発、組織作り、人材育成、風土改革など、多面的な戦略立案が必要となります。自身が抱える課題に合わせて、今回ご紹介した書籍を参考にしてみてください。

この記事のライター

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