アウトドア好きの関心キーワードを調査。Colemanやシマノが上位にランクイン

アウトドア好きの関心キーワードを調査。Colemanやシマノが上位にランクイン

株式会社ヴァリューズのアンケート調査で「アウトドアに興味がある」と答えたモニターのインターネット行動ログから、関心を寄せるキーワードを自然言語処理のWord2Vecを用いて分析しインサイトを探ってみました。注目しているブランドは、Colemanやシマノ。興味を持っているのは男性が多いなど、改めてデータを見てみるとおもしろい結果が。


コールマン、モンベルがお気に入りブランド?関心ワードランキングtop10!

暑い夏が過ぎ、快適に過ごせるキャンプシーズンが到来!

「グランピング」や「ソロキャンプ」などの言葉も目立ち、キャンプ自体の楽しみ方も幅が広がり人気が高まってきているように感じます。

では、「アウトドアに興味がある」とアンケートで答える人は、どんなキーワードに関心を寄せていたのでしょうか?

まず、アウトドア好きなユーザーの関心キーワードランキングを見てみましょう。

※特徴値とは、「アウトドアが好き」と答えたユーザーを全体のユーザーと比べた時に、興味度合いを示す値です。すなわち、この特徴値が高ければ高いほど、「アウトドア好きユーザー特有の」キーワードだと言うことになります。

アウトドア好きのユーザーが注目しているワードランキング1位は「キャンプ場」でした。

また、2位・4位・9位にはそれぞれ、コールマンシマノモンベルといったアウトドアブランド名が入っています。これらは、アウトドア好きが注目しているお気に入りのブランドと言えるかもしれません。

また、ブランド名以外には「ランタン」や「テント」などキャンプ用品の名前がランクイン。キャンプチェアや寝袋などのマストアイテムを抑えて、「ランタン」などより空間づくりを意識したアイテムが注目を集めているのは、意外な結果でした。

7位、10位に入っている「釣り」や「スキー」などのアクティビティも、キャンプと相性のいいアウトドアのアクティビティとして、興味を持たれていると言えそうです。

アウトドア好きのインサイトが見えてくる。ワード同士の関係性を分析

続いて見ていくのは、「ワードネットワーク」というキーワード同士の関連性を示した図。

この図では、検索行動やコンテンツの分析結果から判明した「関連性の近い」ワード同士が結ばれています。

ワードネットワークを見て予測できることの一つとしては、アイテムとブランドを結びつけて考えているということ。

「ランタン」は「コールマン」と繋がっており、キャンプ好きのユーザーにとって、コールマンのランタンが強いイメージを持たれているのではないかと考えることができます。

コールマンのロゴにはランタンが入っていますし、イメージがつきやすいのかもしれませんね。

また同様に、ホンダの原付のスーパー「カブ」、フィッシングメーカーでもありながらロードバイクの変速(ギアチェンジ)の部品メーカーとしても有名な「シマノ」などが繋がっており、アウトドア好きの人はこれらのブランドにも興味を持っていると言えそうです。

「アディダス」「ノースフェイス」も「モンベル」と同様にキャンプ好きのユーザーの関心ワードになっており、人気のブランドと考えることができます。

また、「キャンピングカー」と「カード払い」が結びついていることから、ユーザーは実際にキャンピングカーの使用を検討していると予想できます。

「キャンピングカー カード払い」と試しに検索してみると、キャンピングカーのレンタルサービスのサイトも上位に上がってきました。そのため、購入だけでなくレンタルを検討している人もいるかもしれませんね。

やっぱり男性の興味が強い!年代別の興味関心ワード

次に、それぞれのワードに関心を持つ人を性別・年代で分析していきましょう。

この図では、縦軸に平均年齢を、横軸に性別を取り、ワードごとにプロットしました。上にプロットされているほど、そのワードに興味を持つ人の年齢が高く、左にプロットされるほど男性割合が多いことになります。

どのワードも、男性の関心が高いことがわかります。

最近では女性のキャンプ好きも増えている印象ですが、情報収集や購入検討は男性が行う機会が多いのかもしれませんね。

若年層あたりには「ハイエース」が入っており、ハイエースを使ってキャンプを検討しているユーザーもいることが分かります。

また、「登山」は高年齢層に人気のワードと言えそうで、一つだけ飛び抜けて平均年齢が高くなっています。

リスティング広告の狙い目ワードは、「キャンプ場」

最後に、ワードの競合性をマッピングしました。

この図は縦軸にGoogle検索ボリューム、横軸に競合性をとっています(データはGoogleのキーワードプランナーから取得)。

上にプロットされるほど検索ボリュームが多く、右にプロットされるほど検索ワードのリスティング広告での競合性が高いことを意味します。

競合性が低く、検索ボリュームが多いワードは「キャンプ場」が挙げられます。ビッグワードに思えますが、意外にも競合性が低いという結果が出ていました。

商材にもよりますが、「キャンプ場」ワードを使えばリスティング広告の効果が高い可能性があるでしょう。

まとめ

今回は「アウトドア好き」ユーザーの関心キーワードを分析してみました。

「コールマン」や「モンベル」などのブランド名に興味を持っているユーザーが多いことや、アウトドアに興味を持っているのは男性が多いことが改めて見えてきました。

本調査結果を、今後のマーケティング施策に役立てていただけましたら幸いです。

【調査概要】
・全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報にもとづき分析
・行動ログ分析対象期間:2019年2月〜2019年7月の検索流入データ
※アンケートはインターネットを利用し興味関心項目をアンケートで聴取
※ボリュームはヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測
※対象デバイス:PC・スマートフォンの両デバイス

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この記事のライター

フリーランスの編集ライター。食べ物、暮らし、旅のことを中心に執筆。夏はパリとオレゴン、冬はサンディエゴに住む暮らしを夢見ています。

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