【最新版】Twitter、Instagram、TikTokなど主要SNSアプリユーザーの利用実態を調査。シニア利用が伸びる

【最新版】Twitter、Instagram、TikTokなど主要SNSアプリユーザーの利用実態を調査。シニア利用が伸びる

今回は、当メディア「マナミナ」を運営するヴァリューズが2020年6月に調査した内容の最新版を作成しました。過去に調査した4つのSNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)に「TikTok」を加え、アプリのユーザー数やデモグラフィックについて調査しました。一体、どんな変化がみられたのでしょうか。


「TikTok」のユーザー増加数が2年前の2倍以上に

まずは、「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」「TikTok」のアプリユーザー数の推移を見てみましょう。

過去の調査と同様、アプリユーザー数の順位としてはLINEが首位独走のままでした。2年前の2019年10月と比較すると2021年9月時点では112%で増加しており、毎月微増を続けて2021年6月からは6000万人を超えていることがわかりました。

「Twitter」「Instagram」も増加傾向にある中で、「Facebook」だけは減少傾向にあるようです。

アプリユーザー数推移

アプリユーザー数推移

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

中でも増加数が顕著だったのが「TikTok」でした。

他4つのSNSアプリと比較すると利用ユーザーの絶対数は少ないものの、2年前と比べると2倍以上となっており、着実に成長をしていることがわかりました。

アプリユーザー数推移:「TikTok」のみ

アプリユーザー数推移:「TikTok」のみ

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「TikTok」はユーザー数増加の一方、アクティブ率は減少傾向

続いて、アプリのアクティブ率も見てみましょう

「LINE」は横ばい、「Twitter」は微増となっており2021年9月時点ではアクティブ率8割まで伸ばしてきています。
ここでも「Facebook」は微減と下降傾向でした。
「Instagram」は上昇傾向で2年前から115%アップと「Twitter」に迫る勢いとなっています。

また、「TikTok」はアプリユーザー数が急伸している一方で、アクティブ率に関しては2020年1月ころから下降傾向にあることがわかりました。

新型コロナウィルスの感染が国内で初めて確認された2020年1月にアクティブ率が8割を切り、2020年2月は前月から5ポイントも減少しています。そこからは微減で推移し、1回目の緊急事態宣言が解除された2020年5月は微増となっていました。

2020年7月はアメリカのトランプ前大統領が「TikTok」の国内使用を禁止すると発言したことに加え、広報活動の一環として「TikTok」を利用していた日本の地方自治体や行政機関も活動を停止しており、その影響もあってか、その後も下降傾向にあるようです。さらに、TikTokerが「Instagram」のアカウントへの誘導を強めていることも一因としてあるかもしれません。

アプリアクティブ率推移

アプリアクティブ率推移

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

各アプリのユーザー属性を調査

次は、各アプリのユーザー属性を見てみましょう。

「Instagram」は女性比率が高め

まずは性別から見ていきましょう。どのアプリも男女比率がほぼ均等という中で、「Instagram」は女性比率が54.7%と比較的高くなっていました。

「Twitter」「Facebook」は男性比率が半数を超えているという結果でした。

ユーザー属性:性別

ユーザー属性:性別

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「LINE」と「TikTok」は60代以上の割合も比較的高い

続いて年代別を見てみましょう。「Twitter」「TikTok」は20代の利用率が高い結果に。

また、「LINE」と「TikTok」は60代以上割合が20%を超えており、比較的高いことも特徴的でした。

ユーザー属性:年代別

ユーザー属性:年代別

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

どのSNSアプリもシニア利用が躍進

各アプリの年代別の推移を見てみたところ、年代割合の入れ替わりが発生していることがわかりました。

例えば、「LINE」を見てみると、60代以上の割合は2019年10月は2割弱で他世代を下回っていましたが、直近の2021年9月は21.4%と2割を超えて40代に次ぐ割合まで迫ってきていました。

ユーザー属性推移:年代別(LINE)

ユーザー属性推移:年代別(LINE)

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「Twitter」も同様で、微増ですが60代以上の割合が増加傾向にありました。

ユーザー属性推移:年代別(Twitter)

ユーザー属性推移:年代別(Twitter)

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「Facebook」においては、2021年4月を境に20代と60代以上が逆転しており、2021年9月時点では、20代割合が最も低くなっていました。

ユーザー属性推移:年代別(Facebook)

ユーザー属性推移:年代別(Facebook)

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「Instagram」ではどうでしょうか。ここでも、60代以上の割合が増加していることがわかりました。2年前と比較すると4ポイントもアップしていました。

50代も増加傾向にあることから、中高年の増加が顕著のようで、40代も20代に迫っています。

ユーザー属性推移:年代別(Instagram)

ユーザー属性推移:年代別(Instagram)

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

最後に「TikTok」を見てみましょう。20代割合が高いままを維持していますが、60代以上も2020年6月をきっかけに増加していることがわかりました。

ユーザー属性推移:年代別(TikTok)

ユーザー属性推移:年代別(TikTok)

期間:2019年10月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

「LINE」と「Facebook」の主要年代は40代「Twitter」「Instagram」「TikTok」は20代となっているようです。

また、全体を通して60代以上の割合が増加しており、今後の変化に注目したいところです。SNSアプリは若年層のツールでなくなってきていることもうかがえました。

複数のSNSアプリを併用しているユーザーは8割弱も

最後に、用途の異なるSNSアプリをどう使い分けているか見てみましょう。

最も割合が高かったのは、「3つのSNSアプリを利用」で、25.6%という結果に。次いで「4つのSNSアプリを利用」の24.3%、「2つのSNSアプリを利用」の23%となっていました。

全体的に複数のSNSアプリを併用している様子がうかがえました。

アプリ併用率

アプリ併用率

期間:2021年4月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

では、どのSNSアプリがよく併用されているのでしょうか。

アプリ併用状況

アプリ併用状況

期間:2021年4月〜2021年9月
デバイス:スマートフォン

SNSアプリ同士の併用状況まとめ

LINE

最も併用者が少なく「LINE」のみ利用しているユーザーが2割。

他のアプリの利用割合も比較的、低め。          

Twitter
ほとんどのユーザーが併用しており、特に「LINE」と「Instagram」を併用している割合が高く、「Facebook」の利用割合は低め。
Facebook
ほとんどのユーザーが併用しており、「LINE」「Twitter」「Instagram」を活用している。
Instagram
ほんとどのユーザーが併用しており、中でも「LINE」と「Twitter」を併用している割合が高く、「Facebook」の利用割合は低め。傾向が「Twitter」と似ていることも特徴的。
TikTok
ほんとどのユーザーが併用しており、「LINE」「Twitter」「Instagram」を併用している割合が高く、「Facebook」の利用割合は低め。「Twitter」「Instagram」と傾向が似ている。

「LINE」はどのSNSアプリユーザーからも利用されており、「Twitter」や「Instagram」は比較的、多くのユーザーに併用されていることもわかりました。

また、それと比較すると「Facebook」の併用割合は半分程度と低く、さらに「TikTok」に関してはあまり併用されていないという結果になりました。

まとめ

今回は、「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」「TikTok」のアプリについて調査しました。

前回の調査同様、「LINE」は安定的な強さを見せていました。
ユーザー数においては、「TikTok」の今後の成長ぶりに注目したいところです。

また、2020年に入った頃から60代以上のシニア層の割合が増加傾向にあることから、SNSアプリの主要年代がどう変化するかも気になります。

そして、併用状況に関しては複数のアプリを併用しているという実態も変わっていませんでしたが、「TikTok」の併用率が今後どこまで伸ばせるかは見どころです。

長きに渡る緊急事態宣言が解除された後、SNSにおいて「多種多様な情報の発信や共有」がどう展開されるのか、今後の動向も引き続きウオッチしていきます。

分析概要

全国のモニター会員(20代以上)の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「eMark+」を使用し、2019年10月~2021年9月におけるユーザーの行動を分析しました。
※アプリのユーザー数はスマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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