Zoomの背景に使える部屋画像（無料）

自宅などでZoomのオンライン会議に参加する場合、部屋が散らかっているので映したくなかったり、プライベートが見えてしまう心配があるのではないでしょうか？こういう場合は「バーチャル背景」で背景を隠す方法があります。背景を隠す効果は、会議やミーティングへの集中にもつながります。

ご自身の端末のZoomでバーチャル背景機能の利用確認が取れたら、まずはデフォルトで用意されている背景画像で、設定を行ってみましょう。ちなみに、バーチャル背景に慣れないうちはZoomでのオンライン会議を開始する前にあらかじめ背景の設定を完了しておくことをおすすめします。

といっても、それほど難しいものではありません。手順自体は3ステップで完了します。

1.Zoomアプリ起動後、画面右上の歯車アイコン（設定のためのアイコン）をクリックします。

2.続いて設定画面左側の「背景とフィルター」をクリック。

3.「背景とフィルター」画面下側の「バーチャル背景」から任意の背景を選択します。

上の画像にある「バーチャル背景」はデフォルトで用意されているものです。いずれかをクリックするだけでバーチャル背景の設定は完了します。

仕事のみならず、プライベートでも使い勝手のよい、おしゃれ部屋のバーチャル背景の提供元を紹介します。

根強いファンが多い無印良品のアイテムでコーディネートされたおしゃれな部屋画像を数多く取り揃えています。これらの画像をZoomの背景に変えれば、無印良品の家でテレワークしている気分になれます。

スウェーデン発祥の家具メーカー「IKEA」の公式サイトには、IKEAのアイテムでコーディネートされた部屋を中心に数多くのシチュエーションの部屋背景画像が用意されています。部屋はもちろんですが、ガーデンやビーチ、カフェなども用意されており、ビジネスからプライベートまで幅広く対応できます。

イベントスペース、貸し会議室、撮影スタジオなど約18000もの個性的なレンタルスペースを提供している「SPACEMARKET」の公式サイトでもZoom背景用の部屋画像を提供しています。おしゃれな部屋でありながら、人と被ることも少なく、オリジナル性が高いことが特徴。部屋画像はいずれもSPACEMARKETで利用できる部屋なので、サービスの下見としても使えます。

北欧スウェーデンの輸入住宅を専門に扱う住宅メーカー「スウェーデンハウス」の公式サイトには、同社の特徴が詰まった部屋の画像を多数用意しています。スウェーデン的な住宅の画像が中心なのでプライベートでのZoom背景としての利用がおすすめです。

著作権フリーのフォトストックサービス「Pixaby」にもZoomの背景に使える部屋画像が多数用意されています。写真のようなシンプルで明るい会議室的な画像は、「会議室」と検索すると出てきます。これらの画像はビジネス用として最適です。

「Unsplash」も先ほど紹介した「Pixaby」同様、著作権フリーのフォトストックサービスです。無料、かつ著作権フリーでありながら高品質の画像を多数取り揃えているのが特徴です。こちらでZoomのバーチャル背景で使える部屋の画像を検索する場合は「Zoom backgrounds」と検索するのがおすすめです。

「Shutter Stock」は世界でも有数のフォトストックサービスです。部屋の背景画像を検索する場合、「Zoom　背景」や「Zoom background」との入力がおすすめです。
Shutter Stock利用にあたっての注意点は、無料で利用したい場合は無料トライアルの登録が必要な点です。

Zoomなどオンライン会議ツールで利用できる背景画像を取り揃える、その名もずばりのサイト「バーチャル背景の素材集　V背景」。こちらは背景画像がカテゴリー分類されているため、目当ての画像を探しやすくなっています。そのほか、背景の設定にまつわるさまざまな記事も実用度が高く一読の価値があります。

「ZOOM ASOBI」は、その名の通り、背景画像を設定することで通話にちょっぴり”遊び”を入れようというコンセプトのバーチャル背景画像素材集です。

Zoomで使える背景画像を提供する「壁紙屋本舗」ですが、じつはその名のとおり、建築で使用する本物の「壁紙」の販売サイトが提供するお店なのです。建築用の壁紙（用見本）を背景画像にしたもののほか、部屋全体の背景画像が用意されています。そのいずれもがハイレベルで、さすが本物の壁紙屋さんの本領を発揮しています。

フランクな場で使える、遊び心あるバーチャル背景の提供元を紹介します。

メトロポリタン美術館の公式サイトでは、洋の東西を問わず名作と呼ばれる絵画を無償配布しています。サイト内の「Public Domain」の記載がされているものは自由にダウンロードして背景画像として利用できます。なお、画像を編集してもOKです。

1924年に設立された日本最古の東洋学の研究図書館である東洋文庫ミュージアムの公式Twitterアカウントで配布されているのは「モリソン書庫」という同ミュージアム内にある書庫の画像です。駒込にある東洋文庫ミュージアムのモリソン書庫は、天井まで敷き詰められた本棚が有名で雑誌の撮影などでも使われています。ダウンロードは自由ですが、商用利用はできませんのでご注意ください。

旅行書で有名な「地球の歩き方」の公式Twitterアカウントでは、インド、ポルトガル、メキシコ、ケニアのイラストをZoomの背景画像として無料配布しています。いずれも独特のタッチで旅情をかきたてるものとなっています。

「Girly Drop」は女性向けのフリー画像素材を集めたサイトです。女性が好みそうな写真のほか、美しい風景写真も多く提供されているので、Zoomの背景画像におすすめです。

Zoom公式サイトでも多くの背景画像を提供しています。画像のジャンルをリストで掲載しているので探しやすくなっています。ジャンルも風景や季節ごとのテーマ画像からスポーツなど幅広いのも特徴で、Zoomの背景画像におすすめです。

キャンプ系の情報発信者「タナ」さんのサイトでは、タナさんが撮影した写真をフリー素材として提供しています。キャンプ場の写真がメインとなっているので、キャンプ好きの方にZoom背景画像としておすすめです。

Zoomの背景を変更するには、Zoomアプリの「設定」から「背景とフィルター」とクリックしていきます。

画面左側中央あたりにある赤丸で囲んだ「+」のアイコンをクリックして、任意の画像を選択します。

なお、背景画像をきれいに表示させる条件としては、できるだけ解像度の高い画像を選ぶ必要があります。画像サイズが1920 x 1080ピクセルのものであれば、だいたいのモニターできれいに表示できるでしょう。なお、背景画像にしたいものとモニターの比率が合っていない（画像が正方形でモニターが横長）場合、余白の部分は黒く表示されるので要注意です。

背景を画像ではなく動画にするのも可能です。背景に用いる動画はファイル形式「MOV」もしくは「MP4」のいずれか、そして解像度は480 x 360ピクセル（360p）から、1920 x 1080ピクセル（1080p）のものが推奨されています。

そして、動画をZoom背景に設定する場合はパソコンも以下の要件を満たしている必要があります。Windows、Macの要件についてはZoom公式サイトにまとめられていますので、そちらをご確認ください。

背景の設定方法は、画像と同じく「設定」から「背景とフィルター」と進み、画面右側中央あたりにある「+」アイコンをクリックし、任意の動画を選択、という流れになります。

あまり背景を目立たせたくないという場合、人物ははっきりさせて背景をぼかしてしまうのもひとつの方法です。なお、ブラウザ版のZoomでは背景ぼかしはできないので、背景をぼかしたい場合はアプリ（無料）の利用が必須となる点にご注意ください。

Zoomで背景をぼかす場合のハードウェアに必要な条件やぼかし方、そしてトラブルシューティングなどは以下のリンクにまとめてありますので、ぜひご一読ください。

PCにせよスマホにせよ、Zoomの背景を変更する場合にはハード・ソフト面で条件がありますので、それを紹介します。

PCの場合：OSがWindows7/OS X以上にくわえ、快適に使える推奨スペックとしてデュアルコア2Ghz以上（i3/i5/i7またはAMDと同等）、メモリ4GB以上が挙げられています。

Macの場合：OSがmacOS X もしくは macOS 10.9 以降であること、そしてもうひとつ確認しておきたいのがZoomのバーションです。ZoomはVer4.6.0（13614.1202）以降が必要になります。

Android版の場合：Androidスマホ、タブレットでは、比較的高スペックのCPU（Snapdragon 835 or Kirin 980）が推奨されています。だし、AndroidはiOSと異なりシステム構成がさまざまなので、とりあえずインストールして使ってみないとわからないところがあります。

iOS版の場合：iPhoneやiPadの場合は、iPhone8以降、iPad Pro、第5世代/第6世代 iPad 9.7であればバーチャル背景を利用できます。

Zoomでのオンライン会議・ミーティングに集中したい場合、バーチャル背景機能を利用しての背景変更がおすすめです。この場合、部屋の画像をチョイスすれば仕事、プライベートいずれにも対応できます。まずは、どちらに対応できそうな1枚を探して設定してみてはいかがでしょうか。