デジマ業務を外注することで集客・売上・業務効率が良くなった企業が約6割【ナイル調査】

デジマ業務を外注することで集客・売上・業務効率が良くなった企業が約6割【ナイル調査】

ナイル株式会社は、マーケティング従事者を対象に、デジタルマーケティング業務に関して外部ベンダー・パートナー(広告代理店・ウェブ制作会社・コンサルティングファーム・MA/SFAツール提供会社など)の利用状況を調査し、結果を公開しました。


デジタルマーケティングにおいて、約7割が外部ベンダー/パートナーを利用

デジタルマーケティングを実施する企業の約7割が、外部ベンダー、パートナー(広告代理店・ウェブ制作会社・コンサルティングファーム・MA/SFAツール提供会社など)を利用していると回答。

外注先の選定基準 1位「価格の安さ」2位「質」3位「料金の妥当性」

デジタルマーケティングにおける外注先の選定基準を聞いたところ、全体の約5割が「価格の安さ(53%)」を重要視していると回答。ついで「コンサルタント/技術力の質(48.1%)」、「サービス料金の妥当性(44.3%)」が続きました。

5位以下には、「社内事情への理解(24.3%)」「戦略の立案能力(21.3%)」「営業担当への信頼(17.2%)」「対応サービスの幅広さ(16.7%)」といった回答が見られます。

約9割が「他社への乗り換え(リプレイス)を検討」

これまで外注したことのある366名を対象に、外部ベンダー/パートナーの乗り換えを検討したことがあるか、または乗り換えたことがあるか聞いたところ、約9割が「ある(86.1%)」と回答しました。

リプレイスの理由1位「安さで選んだ結果、手間が増えた(49.8%)」

他社への乗り換えを検討した315名に理由を聞いたところ、1位は「安さで選んだ結果、逆に手間が増えた(49.8%)」でした。
選定基準として「価格の安さ」を重視する人が多い一方で、価格の安さで選んだ結果、外注先選定に失敗し、乗り換えを検討する人が約半数いることがわかります。

約6割が「外注することで集客・売上・業務効率が良くなった」と回答

外部のベンダー/パートナーを利用している366名に聞いたところ、約6割が「集客・売上・業務効率が良くなった(58.2%)」と回答しました。

調査概要

調査期間:2024年1月18日~21日
調査方法:インターネット調査(Fastask利用)
調査対象:全国マーケティング従事者499名
職業:会社員(92.0%)、公務員(4.0%)、経営者・役員(4.0%)
年齢:20~29歳(27.3%)、30~39歳(44.5%)、40~49歳(23.8%)、50~59歳(4.4%)

出典元:ナイル株式会社/ナイルのマーケティング相談室調べ

デジタルマーケティング外注利用の実態調査|2024年1月実施 | ナイルのマーケティング相談室

https://www.seohacks.net/blog/22396/

デジタルマーケティング業務における外部ベンダー・パートナーの利用状況を499名のマーケティング従事者を対象に調査しました。企業がどのくらいの割合で外部ベンダー/パートナーを利用しており、どんな基準で外注先を選定しているのかなど、細かく調査しています。

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

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