4割以上がGA4への移行で既存データとの互換性に"課題を感じる"【アタラ調査】

4割以上がGA4への移行で既存データとの互換性に"課題を感じる"【アタラ調査】

デジタルマーケティング支援企業のアタラ合同会社は、GA4を使用した経験のあるサイト責任者・運用者を対象に「アクセス解析状況に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


47%の企業がサイト分析の一部または全てを外部に委託している

「サイトの分析は自社で行っていますか?」という質問に対しては「自社で全て行っている」が53.0%、「一部を外部に委託している」が44.7%、「全て外部に委託している」が2.3%という結果になりました。47.0%の人が一部または全てを外部に委託していることから、人員の確保が難しく、専門性を求められるのがサイト分析であると考えられます。

半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」を外部に委託している

サイトの分析は「一部を外部に委託している」と回答した人と「全て外部に委託している」と回答した人を対象に「外部委託先にどのような業務を依頼していますか?」と質問したところ「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」が52.1%と最も高く、「集客についての課題抽出と改善企画」が43.9%、「継続利用やリピーター増のための課題抽出と改善企画」が36.5%、「各種レポート作成」が34.2%、「SEOに関する課題抽出と改善企画」が20.3%、「サイト以外のデータとのかけ合わせでの分析」が10.8%と続きます。

半数を超える人が「サイトの全体的な課題抽出と改善企画」と回答したことから、業務が忙しく、課題抽出と改善企画に手が回らない企業が多いことが考えられます。

2割以上の人が毎日、サイト分析をしている

「サイト分析の頻度はどのくらいですか?」という質問に対しては「週に数回」が50.2%と最も高く、「月に数回」が24.1%、「毎日」が21.7%、「年に数回」が3.9%と続きます。

2割以上の人が毎日、サイト分析を行っていることから、日々のサイト数値の分析が重要であることが分かります。

GA4への移行は、6割近い人が一部、外部のサポートを受けている

次に「GA4への移行は自社で進めましたか?」という質問に対しては「一部、外部のサポートを受けた」が56.7%で最も高く、「完全に自社で進めた」が35.4%、「主に外部のサポートを受けた」が7.9%と続きます。

6割近い人が「一部、外部のサポートを受けた」と回答したことから、自社のみで完結するのは工数や知識の面でも負担が大きいことが読み取れます。

8割以上の人が「GA4はUAよりも効率的」と感じている

「GA4は以前のGoogle アナリティクス(Universal Analytics:UA)と比較して効率的ですか?」と質問したところ「UAよりもわずかに効率的」が52.5%と最も高く、「UAよりもはるかに効率的」が28.0%、「大きな違いは感じない」が17.7%、「UAの方が効率的」が1.6%という結果になりました。

「UAよりもわずかに効率的」(52.5%)と「UAよりもはるかに効率的」(28.0%)の回答を合わせると80.5%で、8割以上の人が「GA4はUAよりも効率的」と感じています。

半数を超える人が「柔軟なレポート作成」をGA4移行のメリットとして感じている

それから「GA4へ移行したことで感じるメリットを教えてください」という質問に対しては「柔軟なレポート作成」が52.7%で最も高く、「ユーザー行動の詳細な追跡」が44.4%、「より良いユーザーセグメンテーション」が35.6%、「データのリアルタイム分析」が14.4%と続きます。

半数を超える人が「柔軟なレポート作成」、4割を超える人が「ユーザー行動の詳細な追跡」をメリットに感じていることから、ユーザーデータに基づくレポート作成に時間を要している可能性が高いことが分かります。

4割以上の人が「既存のデータとの互換性の問題」をデメリットに感じている

一方で「GA4へ移行したことで感じるデメリット(課題)を教えてください」という質問に対しては「既存のデータとの互換性の問題」が44.0%で最も高く、「インターフェースの使いにくさ」が36.7%、「新機能の習得に時間がかかる」が33.0%、「カスタマイズの難易度が高い」が15.4%と続きます。

4割以上の人が「既存のデータとの互換性の問題」をデメリットに感じていることから、移行した直後だけでなく、現在も工数が増えていると感じる人は少なくないことが分かります。

約半数の人がGA4と「Google 広告」を連携している

さらに「GA4と連携しているツールはなんですか?」と質問したところ「Google 広告」が48.8%で最も高く、「Google Search Console(サーチコンソール)」が42.8%、「BigQuery」が26.2%、「各種ヒートマップツール」が22.7%、「Looker StudioなどのBIツール」が13.7%、「CDPやDMPなどのデータマネジメントツール」が5.0%と続きます。

約半数の人が「Google 広告」と回答したことから、Google 広告のパフォーマンスを確認している人が多いことが明らかになりました。

半数以上の人が「ユーザー環境データ」を見ている

「アクセスデータ解析のために具体的にどのようなデータを見ていますか?」という質問に対しては「ユーザー環境データ(ユーザーの使用デバイスやプラットフォーム、ブラウザ、表示している画面の解像度など)」が56.1%と最も高く、「セグメントデータ(新規・既存ユーザー、デモグラフィックなど)」が45.0%、「イベントデータ(ページビューやリンククリック、動画閲覧など)」が31.8%、「集客関連データ(トラフィックソースなど)」が13.9%と続きます。

半数以上の人が「ユーザー環境データ」と回答したことから、ユーザーの所在地やシステム環境などといった情報を分析して、ユーザー満足度改善に努めていることが考えられます。

9割を超える人が、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っている

最後に「サイト分析をさらに深められるのであれば、GA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思いますか?」と質問したところ、「とても思う」が43.0%、「やや思う」が51.8%、「あまり思わない」が4.9%、「まったく思わない」が0.3%という結果になりました。

「とても思う」(43.0%)と「やや思う」(51.8%)の回答を合わせると94.8%で、9割を超える人がGA4を用いたプロのサイト分析サービスやコンサルティングサービスを利用したいと思っていることが分かりました。

自社サイトのデータ分析をより高い質で行うために、サイト分析サービスやコンサルティングサービスの需要は非常に高まっていることがうかがわれます。できていると感じていても分析しきれていないデータや、そもそも知らなかった分析方法などを学ぶためにも、専門家の活用は有効といえます。

調査概要

【調査内容】アクセス解析状況に関する調査
【調査対象】調査回答時にサイト責任者・運用者(GA4使用経験のある方)であると回答したモニター
【有効回答】1,008人
【調査期間】2024年2月8日(木)~2024年2月9日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査元】アタラ合同会社( https://www.atara.co.jp/
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

出典元:アタラ合同会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000134997.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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