ターゲットユーザーがよく見ているサイトがわかる「属性別サイトランキング」
Target Focusの「属性別サイトランキング」は、指定した属性のターゲットユーザーがどのようなサイトによく訪問しているかランキング形式で集計できる機能です。
属性は、性別や年代をはじめ、地域、職業、未既婚、子供有無、世帯年収、個人年収など様々な条件を指定することができます。
■PCデータの属性別ランキングを見るには?
以下の5つのステップで簡単にランキングを作成できます。
1.eMark+のスタートメニューから、Target Focusの「属性別ランキング」を選択
2.「PCのデータから新規レポートを作成」ボタンをおす
3.「ユーザー属性」の[選択する]ボタンをおすと、属性選択のウィンドウが表示される
4.「男性」など見たい属性にチェックを入れて[選択を確定]ボタンをおす
5.「条件保存&集計開始」をクリックする
まずは、男性のサイトランキングをみてみましょう。「ユーザー属性」で男性を選択して集計を開始します。
集計が完了すると下図のように最新1ヶ月のユーザー数の多いサイトがランキング形式で表示されます。その数は上位1000サイトにもおよびます。
上位の顔ぶれには、Amazon、Google、YouTubeなど大手サイトが並んでいます。
ランキング表では、各サイトのユーザー数、ページビュー数などがひとめでわかるようになっています。
また、「カテゴリ指定」で業界を絞ることで「旅行・交通」などの特定カテゴリのみの結果を表示することも可能です。
■スマートフォンの属性別ランキングもわかる
「属性別ランキング」はPCだけではなく、スマートフォンのデータもわかるようになっています。ステップはPCの場合とほぼ同じ。eMark+のスタートメニューから、Target Focusの「属性別ランキング」を選択し、「スマートフォンのデータから新規レポートを作成」ボタンをおします。
スマートフォンでは20代の女性に絞ってみてみましょう。ユーザーの属性選択は下図のように複数条件の選択も可能です。
集計が完了すると下図のように最新1ヶ月のユーザー数の多いサイトがランキング形式で表示されます。スマートフォンもPCと同様に上位1000サイトが表示されます。
スマートフォン20代女性のTOP5はGoogle、楽天市場、ドコモのdメニュー、Amazon、NAVERまとめとなっていました。
ユーザー数やページビュー数の他に「リーチ率(=ユーザー数÷接触サイト条件該当ユーザー数)」や「含有率(=ユーザー数÷全体ユーザー数)」などもわかるので、リーチ率や含有率を並べ替えることによって全体とターゲットユーザーの流入割合を簡単に比較ができるようになっています。
ターゲットが特徴的に見ているサイトがどれかわかります。
■アプリの属性別ランキングもわかる
スマートフォンにおいては、「サイトランキング」だけでなく「アプリランキング」もわかるようになっています。「アプリランキング」を選択すると表示が切り替わります。
20代女性を条件に設定すると、アプリランキングはサイトランキングと顔ぶれが大きく異なり、上位にはLINE、Twitter、InstagramとSNS系アプリがランクインしています。
このように、ターゲットユーザーがよく利用するサイトやアプリを知ることで、ターゲットユーザー像の理解を深め、広告出稿先の候補として検討したり、コンテンツ作成時のヒントにすることができます。
新しいユーザー層へリーチを広げたい時も、ただやみくもに広告予算を投下するのではなく、データから根拠を示したうえでメディアを選定するなど、プロモーション企画に役立てることができるでしょう。
この記事でご紹介した「Target Focus」の属性別ランキングは有料版となっていますが
ユーザー数の多いサイトがどこかわかる「サイトランキング」や、指定したサイトのユーザー数がわかる「ユーザー数推移」などは無料で利用することができます。
本記事ではeMark+を用いて調査を行いましたが、eMark+の機能がパワーアップした新ツール「Dockpit(ドックピット)」が2020年10月にリリースされました。まずは無料版に登録して、実際にDockpitを体験してみてくださいね。
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