家飲みブームで人気を集める「缶レモンサワー」のポジショニングを検索キーワードから分析

家飲みブームで人気を集める「缶レモンサワー」のポジショニングを検索キーワードから分析

昨今の家飲みブームで人気を集めているのが缶レモンサワー。コンビニやスーパーでも他のフレーバーの缶サワーと比べて種類も多く、中には品切れで入荷が待たれる人気商品も。今回はそんな缶レモンサワーについて、各社の人気商品やユーザーの注目傾向などについて、検索キーワードから分析します。


よく検索されるのはサントリー「こだわり酒場のレモンサワー 」

まず、「レモンサワー」「レモンハイ」と同時に検索されたキーワードのランキングをご紹介します。下表のように、商品名に入っているサントリー社の「こだわり酒場のレモンサワー」またはその関連キーワード(サントリー、梅沢富美男)がランクインしました。

「レモンサワー」「レモンハイ」同時検索キーワードランキング

「レモンサワー」「レモンハイ」同時検索キーワードランキング

期間:2018年3月〜2020年2月
デバイス:PC

また、「レモンサワー」検索後のランディングページは1位、2位がレモンサワーの作り方のサイト、3位はサントリー社「こだわり酒場のレモンサワー」のサイトでした。

「レモンサワー」検索後LPランキング

「レモンサワー」検索後LPランキング

期間:2018年3月〜2020年2月
デバイス:PC

レモンサワー検索語LP1位

全国展開されて「檸檬堂」の公式サイトが急伸!20代の関心が高い

次に、検索キーワードで上位に入った「こだわり酒場のレモンサワー」「極上レモンサワー」「こだわりレモンサワー檸檬堂」について、公式サイトのユーザー数、サイト訪問者の属性の違いを調べます。

ユーザー数で伸びているのは「こだわりレモンサワー檸檬堂」です。全世界のコカ・コーラ社の中でも例を見ない、アルコール飲料ブランドである「檸檬堂」は、これまで九州限定販売だった同商品を2019年10月に全国展開、それに合わせて俳優の阿部寛さんを起用したCMが全国放映されました。これを受けてユーザー数は飛躍的に伸びました。

「こだわり酒場のレモンサワー」は梅沢富美男さんをイメージキャラクターに起用し、2019年12月にはパッケージリニューアルを発表。一時ユーザー数も好調に推移しましたが、2020年に入ってからは減少傾向にあります。

缶レモンサワー3ブランド公式サイト
レモンサワー3ブランド公式サイトユーザー数推移

レモンサワー3ブランド公式サイトユーザー数推移

こだわり酒場:こだわり酒場のレモンサワー
https://www.suntory.co.jp/wnb/kodawarisakaba/
極上:極上レモンサワー
https://www.takarashuzo.co.jp/products/soft_alcohol/gokujo_lemonsour/
檸檬堂:こだわりレモンサワー檸檬堂
https://www.lemondo.jp/

期間:2019年3月〜2020年2月
デバイス:PC

続いてサイト訪問者のユーザー属性を比較します。

「こだわり酒場のレモンサワー」が女性比率が高く44.3%、他の2ブランドは女性比率3割にとどまりました。

ユーザー属性比較<男女比>

ユーザー属性比較<男女比>

デバイス:PC

年代にも大きな差が見られ、「こだわりレモンサワー檸檬堂」は20代に、「極上レモンサワー」は30代に高く支持されていることがわかります。「こだわり酒場のレモンサワー」は20代のユーザーが少ないものの、他の年代からはバランスよく支持されています。

ユーザー属性比較<年代>

ユーザー属性比較<年代>

デバイス:PC

女性の注目を集める「こだわり酒場のレモンサワー」

「レモンサワー」「レモンハイ」関連の検索キーワードを属性別マップで確認します。
横軸を性別、縦軸を年齢でマッピングすると、以下の図のようになります。

「こだわり酒場のレモンサワー」「極上レモンサワー」など缶レモンサワーを検索しているのは女性ユーザーが多いことがわかります。また、同じ缶レモンサワーでもサントリーの「明日のレモンサワー」は高齢の男性ユーザーが多いようです。

「レモンサワー」「レモンハイ」検索ユーザー属性マップ

「レモンサワー」「レモンハイ」検索ユーザー属性マップ

期間:2018年3月〜2020年2月
デバイス:PC

確かに、サントリーの「明日のレモンサワー」ブランドサイトや缶のパッケージデザインを見ると、ミドルエイジ以上の男性を意識していることがうかがえます。

サントリー「明日のレモンサワー」ブランドサイト

まとめ

今回はレモンサワー、レモンハイを検索したユーザーについて分析し、缶レモンサワーの人気について考察しました。女性の興味度が高い「こだわり酒場のレモンサワー 」、20代の関心を集めサイト訪問者も一気の伸びた「こだわりレモンサワー檸檬堂」、中高年男性に支持される「明日のレモンサワー」など、各社のポジショニングが表れる結果となりました。

調査に使用した「eMark+」では、サイトに訪れるユーザー数や属性など、無料でお使いいただける機能もあります。まずは無料版に登録して、実際にeMark+を体験してみてくださいね。



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この記事のライター

フリーライター。大手キャリア系企業で編集の仕事に出会い、その後、3つのメディアの立ち上げなど行い、2014年にフリーランスに。医療系、就活系、教育系、結婚系のサイトで執筆中。

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