中国で注目の「DingTalk」「飲料ブランド」など...ベスト記事「海外データ」編

中国で注目の「DingTalk」「飲料ブランド」など...ベスト記事「海外データ」編

今年で3周年を迎えるマナミナ。特別企画として、カテゴリごとのPV数トップ5の記事をご紹介します。 第8弾の今回は「海外データ編」をお届け。世間の関心が高いテーマについて、振り返ってみましょう。


第1位 『中国で大人気のリモートワークアプリ「DingTalk(ディントーク)」を徹底解説|中国トレンド調査』

中国版のSlackとして知られる、アリババグループの「DingTalk(ディントーク)」。
新型コロナの感染拡大を受けて、中国で最も利用されるオンライン授業・リモートワークアプリとなりました。また、そのような日常的利用に留まらず、世界中の医療専門家が新型コロナウイルス感染症対策に関する情報を共有し合うプラットフォームとしても利用されています。

SlackやZoomとの共通点が多いDingTalkですが、独自の特徴的な機能もユーザー数増に寄与しているようです。例えば、未読メッセージについて相手にリマインドできる「DING機能」などが挙げられます。

このような機能の特徴や、「オンライン授業編」「在宅勤務編」といったシーン別の具体的な使い方など、DingTalkについて徹底解説しています。

中国で大人気のリモートワークアプリ「DingTalk(ディントーク)」を徹底解説|中国トレンド調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/911

新型コロナウイルスが「無接触」サービスの発展を促しました。中国では、アリババやテンセントなどがグループウェアで激しい勢力争いを繰り広げ、中国版のSlackとしてもよく知られる、アリババグループの「DingTalk(ディントーク)」がオンライン授業、リモートワークサービスの覇権を握るようになりました。今回は、新型コロナ対策としての「DingTalk」について紹介します。

第2位 『4年でトップブランドに成長!中国の人気飲料「元気森林」-その成功の秘密とは?|中国トレンド調査』

立ち上げからわずか4年でトップブランドに成長した中国の無糖飲料メーカー、「元気森林」。

・設定価格帯と親和性の高い、コンビニでの売れ行きが特に良い
・若年女性からの支持が圧倒的な、SNSでのライブ配信を活用した緻密なプロモーション
・「Z世代の若者はシンプルで爽やかなイラストの飲料品のパッケージデザインを好む」という調査結果にもとづいたデザイン

など、マーケターなら知っておきたい成功要因をまとめています。

4年でトップブランドに成長!中国の人気飲料「元気森林」-その成功の秘密とは?

https://manamina.valuesccg.com/articles/1077

中国では、立ち上げからわずか4年しか経っていない新興の無糖飲料ブランド「元気森林」が現在大人気です。今回は、国民の健康意識の向上をはじめとした、その成功の秘密を分析しました。

第3位 『いま、中国で「ウルトラマン」が熱い|中国トレンド調査』

日本国内でも話題になっている、レトロブーム。
中国では2020年、国内最大のECサイト「タオバオ(淘宝網/Taobao)」の人気商品TOP10に、日本のアニメキャラクター「ウルトラマン」がランクインしました。

その理由と、いち早くコラボ施策を講じたブランドを紹介しています。

いま、中国で「ウルトラマン」が熱い|中国トレンド調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/1276

2020年、中国最大のECサイト「タオバオ(淘宝網/Taobao)」の人気商品TOP10の中で、日本のアニメキャラクター「ウルトラマン」がランクインしました。また、「ウルトラマン」がタオバオで2億回を超える検索回数を獲得し、2000年代初期の「ウルトラマン」ブームが再び到来することとなりました。現在、1989年〜2019年の間で次々と誕生した「ウルトラ兄弟」が中国で幅広い年齢層から支持されています。ここでは、中国における「ウルトラマン」ブームについて考察し、ウルトラマンの海外進出の実態に迫ります。

第4位 『日中女性の美容に関する支出金額・ブランドイメージを調査』

中国の若年層は一人っ子政策が始まった頃に生まれた世代で、中国の経済成長とともに消費意欲・美容意識が向上。
2018年時点で、中国人女性の化粧品・サプリメント購入金額は日本人女性の2倍以上だそうです。特にサプリメントへの出費額で両者の差が大きく、30~35歳未満のセグメントでは中国人女性は日本女性の約8倍もの金額を費やすことがわかりました。

さらに、日本の化粧品ブランドへ抱くイメージについてコレスポンデンス分析をかけると、日本人女性は信頼性・親近感、中国人女性は革新性・ハイテク性を好むことがわかってきました。

日中女性の美容に関する支出金額・ブランドイメージを調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/414

中国人女性の化粧品・サプリメント購入金額は日本人女性の2倍以上!? 革新性を好む中国人女性が高級ブランドでも惜しみなく購入する結果に

コロナ禍を経た最近の中国の化粧品市場については、以下の記事をチェックしてみてください。

中国における「機能性スキンケア製品業界」に関する調査報告書

https://manamina.valuesccg.com/articles/1774

中国市場調査サービスを提供する株式会社ヴァリューズは、中国大手のインターネット調査会社iResearchの自主調査レポートを翻訳し、「中国における機能性スキンケア製品業界に関する調査報告書」を作成しました。中国市場、美容業界にご興味をお持ちの方はぜひご一読ください。(ページ数|28p)

中国で「男顔経済(男性美容経済)」が急成長!市場拡大の理由を探る調査レポート

https://manamina.valuesccg.com/articles/1676

近年、中国では自分のイメージを高めるために形成された経済現象として「男顔経済(男性美容経済)」という言葉が注目されています。中国人男性の美容市場規模は急速に拡大し、約3,000億円規模の巨大市場に成長しています。今回は「男顔経済(男性美容経済)」について、成長した背景や、中国人男性の興味関心ごとについて調査しました。(ページ数|31p)

第5位 『中国の主要越境ECサイト9選〜CtoCから共同購入まで注目プラットフォームを解説!』

618」や「W11」など、中国ECが開催する大イベントを耳にしたことのある読者も多いのではないでしょうか。
そんな中国越境ECの主要なプラットフォームについて、モール型・CtoC型・SNS連携型・卸売り型・共同購入型などに分類した上で、それぞれの特徴をまとめています。

中国EC業界の把握、および出店先選びやチャネル戦略といった施策面にも役立てていただければと思います。

中国の主要越境ECサイト9選〜CtoCから共同購入まで注目プラットフォームを解説!

https://manamina.valuesccg.com/articles/1306

「618」や「W11」等のキャンペーンで大きな売り上げが報じられる中国越境EC。サイト・プラットフォームにはどのような種類があるのでしょうか。モール型、CtoC型などに越境ECを分類し、9つのプラットフォームを取り上げた上で特徴を解説します。

※集計期間:2019年5月~2022年6月27日

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
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