物価高騰で“ポイ活”系アプリに関心?全世界が熱狂した「2022FIFAワールドカップカタール大会」の影響で「ABEMA」も急増(2022年11月)

物価高騰で“ポイ活”系アプリに関心?全世界が熱狂した「2022FIFAワールドカップカタール大会」の影響で「ABEMA」も急増(2022年11月)

毎月更新のスマートフォンアプリインストール数ランキングTop5をまとめました。今月のランキングでは、自動的にポイントの貯まるアプリ「タウンWiFi 」や「Tポイント×シュフー」といった物価高騰に少しでも役立つ“ポイ活系”アプリがランクイン。そして、様々な番狂せと華麗なプレーの連続で大いに盛り上がった「2022FIFAワールドカップカタール大会」。その全64試合を生中継したことでユーザーを増やした「ABEMA」にも大きな注目が寄せられました。


スマホアプリの最新インストール数ランキングは?

こんにちは、マナミナ編集部です。本記事ではヴァリューズが保有する全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析を行い、「スマートフォンアプリ」インストール数ランキングを作成しました。まず、下図をご覧ください。

アプリインストール数 TOP3

2022年11月

1位
タウンWiFi ポイントが貯まるWiFi⾃動接続アプリ

2位
ABEMA(アベマ)テレビやアニメ等の動画配信アプリ

3位
Tポイント×シュフー
※2022年11月より10代を含むデータでランキング集計しています

1位は「タウンWiFi ポイントが貯まるWiFi自動接続アプリ」がランクイン!

1位にランクインしたのは、GMOタウンWiFiが運営する「タウンWiFi ポイントが貯まるWiFi自動接続アプリ」でした。
「タウンWiFi」アプリは、国内約50万スポットのフリーWiFiに自動でログイン・接続できるアプリなため、外出先でWiFiを探したり、WiFi 接続のログイン設定をする際の手間を省くことができます。また、実際にWiFi接続やゲーム利用をするとポイントが貯まり、他のポイントサービスへの変換も可能です。

2017年から「タウンWiFi」と格安スマホmineoのサービス提携しており、直近では2022年10月31日~11月14日まで契約者限定のポイントキャンペーンを実施していました。「タウンWiFi」にメリットを感じたmineoユーザーがアプリをインストールしたことが、11月ランクインした要因の一つであると考えます。

2位は、インターネットTVプラットフォームの「ABEMA(アベマ)テレビやアニメ等の動画配信アプリ」でした。「ABEMA」は、今年11月20日に開幕した「2022FIFAワールドカップカタール大会」の開会式から決勝戦まで全64試合を生中継し、日本戦も全試合が放送されました。サッカーファンによる「ABEMA」利用が増え、アプリインストール数が急増したと想定されます。

3位には、地域のスーパーやドラッグストアなどの電子チラシ閲覧サービス「Tポイント×シュフー」、全体ランキング・男性ランキング4位には、毎日の歩数に応じてビッドコインがもらえる「BitWalk-ビットウォーク-歩いてビッドコインをもらおう」ランクインしていました。

ランクインしたアプリを見てみると、昨今の物価高・エネルギー価格高騰の影響で、日常生活で手軽に始められるポイ活アプリへの関心が高まっている傾向があるとも言えそうです。

男性5位は韓国のスマホゲームがランクイン!

男性ランキング5位は、韓国のゲームメーカーSHIFTUPが開発したスマホゲーム「勝利の女神:NIKKE」でした。
このゲームが配信された11月4日前後は、テレビやイベント、情報メディアなど幅広いチャネルで取り上げられ、ソーシャルへの投稿も多く話題になりました。世界観はSFジャンルを題材としており、少女型ヒューマノイド「NIKKE」が、謎の生命体から地上を奪還するために戦うRPGゲームで、男性ファンが多いことも特徴的です。
配信開始前には大阪道頓堀、渋谷や新宿でキャラクターを全面に押しだした街頭広告や、事前登録の段階からテレビCMやWeb広告を配信するなど、大規模な広告展開で認知を図っていた模様。配信前のプロモーション効果によりインストール数が急増した要因と言えるでしょう。

マナミナでは本記事で紹介した毎月のアプリインストール数の分析のほか、様々な調査を掲載しています。下記の業界別アプリランキングもぜひチェックしてみてください。

この記事のライター

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