金融業界のデジタルマーケティング事例6選。データ×コンテンツマーケティングやDXの取り組みなど

金融業界のデジタルマーケティング事例6選。データ×コンテンツマーケティングやDXの取り組みなど

新型コロナウィルス流行による経済活動への大きな変化から、消費者の金融に関する意識が高まりつつあります。長期的な行動制限の影響で、店舗サービスよりもオンラインサービスを求めるユーザーが増加し、証券会社・保険会社・銀行など、金融業界のデジタル施策の競争がより一層激しくなっています。この記事では、ヴァリューズがマーケティングをご支援させていただいた企業様の取組み事例や、保険サイト・決済アプリの利用状況をまとめてご紹介します。


競合に差をつける、証券会社のコンテンツマーケティングとは

近年「投資」への関心が高まり、証券会社においてもデジタルマーケティングが加速しています。成果につなげる運用が難しいと言われているオウンドメディア。そんな中、SMBC日興証券株式会社が運営する「日興フロッギー」は、ユーザー数を急速に伸ばしています。その成長要因を、「日興フロッギー」を閲覧した消費者の行動データから、調査しました。

日興フロッギー

オウンドメディアはCVに繋がるのか?〜記事から株が買える「日興フロッギー」の成長の要因と背景をリサーチ!

https://manamina.valuesccg.com/articles/1112

運営が難しいと言われるオウンドメディア。それらを有効に活用して、自社サイトへの誘導に活かすにはどのようにすれば良いのか…運営されている方には大きな課題かと思います。今回は急速にユーザー数を伸ばしている、SMBC日興証券株式会社が運営するWebサイト「日興フロッギー」に注目して、オウンドメディアの内容、企業のサービス、UU数、セッション数、CV誘導施策などを調査しました。

業界内でも老舗といわれるセントラル短資FX株式会社では、Web行動ログデータを活用したコンテンツマーケティングにより、効率よく成果につなげています。他社でまだカバーされていないユーザーニーズや競合サイトの動向を、データを用いてどのように把握しているのでしょうか。

セントラル短資FX

セントラル短資FXの潜在層を狙ったコンテンツマーケとは?ブルーオーシャンを見つけるデータ活用法

https://manamina.valuesccg.com/articles/1989

コロナ禍によって生じた様々な変化の一つに、「投資に関する消費者の意識の高まり」が挙げられるのではないでしょうか。そのニーズを捉えようと、参入する企業が増えて競争が激化するなか、データを活用して効率よく成果につなげているのが、業界内でも老舗といわれるセントラル短資FX株式会社です。セントラル短資FXがヴァリューズと進めた施策について、開発部 課長の宮城純一氏にヴァリューズの横井、安部が聞きました。

生命保険関連サイトを徹底比較、コロナ渦における保険需要

コロナ渦における社会的不安を背景に、将来に備える「保険」への関心も高まっています。生命保険の相談・比較メディアを対象に、アクセス状況からその動向を調査。サイトに訪れるユーザーや、関心の高い保険商品・サービスの傾向をもとに、ユーザー心理を推察します。

生命保険の相談・比較メディアのユーザー数が増加。新型コロナウイルスの感染拡大による保険需要の高まりに注目

https://manamina.valuesccg.com/articles/836

世界各地で新型コロナウイルスが猛威を振るっています。緊急事態宣言の対象は全国に拡大され、 外出自粛が一層求められるなど、感染拡大防止のためにさまざまな対策がとられています。しかしながら、感染者数は増加を続け、未だ収束の見通しがつかない状態です。そんな社会的不安を背景に、人々の保険への関心が高まっているようです。

地方銀行もDXの取り組みで非対面サービスを強化

岩手銀行

実店舗での丁寧な接客を強みとする地方銀行。岩手銀行は、県内にある33の地方公共団体のうち30市町村に店舗を構える県内最大の地方銀行です。2021年2月、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを強化するために新設された「DX Lab」(ディーエックス・ラボ)が、データの収集からデジタルプロモーションまで一貫して行ううえで、顧客とのデジタル接点をどのように増やそうとしているのか、取材しました。

岩手銀行がデータ分析を軸に行う顧客接点強化の取り組みとは?|地方銀行のDX事例

https://manamina.valuesccg.com/articles/1479

岩手銀行は2021年2月、DXへの取り組みを強化するための専門部署「DX Lab」を設立しました。3カ年のロードマップを掲げ、顧客接点の強化やデータ分析で得た知見をもとに新規事業開発を計画しています。データの収集からデジタルプロモーションまで一貫して行うDX Labの取り組みについて、ゼネラルマネージャーの石川氏、アソシエイトの小島氏に取材しました。

ちば興銀

千葉興業銀行(以下、ちば興銀)は、県外の店舗は東京に2店舗、他の72店舗はすべて千葉県内にあり、地域に根ざした銀行として営業を続けてきました。一方で、オンラインチャネルでの顧客接点を強化するために、Web行動ログデータを活用したコンテンツマーケティングを実施しています。ちば興銀がヴァリューズと進めたオウンドメディア施策についてご紹介します。

ちば興銀がデータ活用でコンテンツマーケティングを強化。鍵は「お客様ニーズの理解」

https://manamina.valuesccg.com/articles/1495

県外の店舗は東京に2店舗、他の72店舗はすべて千葉県内にあり、地域に根ざした銀行として営業を続けてきた千葉興業銀行(以下、ちば興銀)。店舗チャネルを活用した丁寧な接客が強みですが、一方でオンラインチャネルでの施策を進め、データを活用したコンテンツマーケティングで成果を挙げています。ちば興銀がヴァリューズと進めた施策について、営業企画部 チャネル企画室の田中啓亮氏にヴァリューズの横井が聞きました。

競合ひしめく決済アプリ。PayPayキャンペーンの施策効果を独自調査

スマートフォン決済アプリPayPayについて、2018年に話題になった「100億円あげちゃうキャンペーン」と、2019年に実施した「第2弾100億円あげちゃうキャンペーン」に注目し、キャンペーン実施中の消費者のサービス利用動向を調査します。

ホワイトペーパーダウンロード【無料】|金融業界でのマーケティング事例資料

これまでヴァリューズでは、銀行・保険・損保・ローン等、様々な領域でマーケティングのご支援を行ってきました。この資料では、金融業界各社で行った、調査からプロモーションへの活用までの取組事例をご紹介します。

詳細は以下のフォームより、無料でダウンロードいただけます。

この記事のライター

制作会社でUIUXデザインやWebサイトの施策立案を経験後、ヴァリューズにジョイン。セミナーのサポートやTVドラマランキングの執筆などを担当しています。

関連する投稿


「家計簿」の検討行動から見るユーザー像。隠れた資産形成ニーズとは

「家計簿」の検討行動から見るユーザー像。隠れた資産形成ニーズとは

近年「老後2,000万円問題」や「物価高」など、お金に関するさまざまな不安が注目を集めています。それに伴い家計を見直す中で、「家計簿」に関心を持つ人も増えているのではないでしょうか。今回は、そんな家計簿関心者の人物像や興味を持つきっかけについて分析します。


約4割のSEO担当者が購買訴求・感情訴求型コンテンツ作成にAIライティングツールを活用【ランクエスト調査】

約4割のSEO担当者が購買訴求・感情訴求型コンテンツ作成にAIライティングツールを活用【ランクエスト調査】

株式会社ecloreは、同社が運営する「ランクエスト」にて、現役のSEO担当者を対象に「AIと人間ライターの使い分け」に関する独自アンケート調査を実施し、結果を公開しました。


前年度効果があった施策は「コンテンツマーケティング」が最多!コンテンツの質や量、UX/UIの問題が施策の成否に影響【PRIZMA調査】

前年度効果があった施策は「コンテンツマーケティング」が最多!コンテンツの質や量、UX/UIの問題が施策の成否に影響【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、WEBサイト制作・運営担当者を対象に「WEBサイト改善のトレンドに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


SEO対策の現場で進む"記事作成のAI化"!生成AIでの記事作成ペースは週に約1記事程度が最多【センタード調査】

SEO対策の現場で進む"記事作成のAI化"!生成AIでの記事作成ペースは週に約1記事程度が最多【センタード調査】

株式会社センタードは、①SEO対策に関わっている方/②ブログ記事作成で生成AIを使っている方を対象に、「SEOにおける生成AIの利用実態とニーズ」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


コンテンツマーケティングでのコンテンツ1本の適正予算は「5〜30万円」が6割超!4割以上が「予算設定」「専門知識不足」に課題【IDEATECH調査】

コンテンツマーケティングでのコンテンツ1本の適正予算は「5〜30万円」が6割超!4割以上が「予算設定」「専門知識不足」に課題【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、コンテンツマーケティング(SNS投稿、ブログ、動画、ホワイトペーパー等)の企画や運用に関わっている方を対象に、マーケティングコンテンツの活用レベル実態調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


買い物にAIを活用するZ世代は約3割!Adyen、買い物および決済体験における消費者と小売企業に関する2025年度調査結果を発表

買い物にAIを活用するZ世代は約3割!Adyen、買い物および決済体験における消費者と小売企業に関する2025年度調査結果を発表

Adyenは、顧客の決済体験と企業のテクノロジー投資に関する年次調査「リテールレポート 2025」を発表しました。


TikTok Shop、3社に1社は導入意欲あり!「運用体制の構築」と「コスト」が導入の鍵に【テテマーチ調査】

TikTok Shop、3社に1社は導入意欲あり!「運用体制の構築」と「コスト」が導入の鍵に【テテマーチ調査】

テテマーチ株式会社は、同社が運営するサキダチラボにて、国内の小売業および直販メーカーを対象に「TikTok Shopの認知・導入意向に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開しました。


PLAN-Bマーケティングパートナーズ、AI Overviews導入前後のCTR変動を定量分析した最新調査レポートを公開

PLAN-Bマーケティングパートナーズ、AI Overviews導入前後のCTR変動を定量分析した最新調査レポートを公開

株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、AI Overviews (Google検索結果に表示されるAIによる要約)の表示に伴うクリック率(CTR)の変動を業界別・サイト別に明らかにするため、「AI Overviewsによる各業界サイトのCTRへの影響調査」を実施し、その結果を公開しました。


au・UQモバイル・povoを比較!料金プラン・ユーザーの違いは?

au・UQモバイル・povoを比較!料金プラン・ユーザーの違いは?

通信会社は多様なプランを展開し、幅広いユーザー層の獲得を目指しています。本記事では、KDDIが展開するau・UQモバイル・povoを比較し、それぞれのユーザー層の違いを分析します。


エアコン購入の検討フローを分析。データが示す、重要な"媒体"とは

エアコン購入の検討フローを分析。データが示す、重要な"媒体"とは

購入検討のピークが近づくエアコン。夏には欠かせないアイテムですが、消費者はどのような流れで、何を軸に検討を進めているのでしょうか。エアコン検討者の行動データから、情報収集の実態を調査しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ