ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2017年11月に配信されたゲームアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」について調査・分析しました。
分析概要
分析概要
全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2017年11月のネットユーザーの行動を分析しました。
※アプリユーザー数は、Androidスマートフォンでのインストールおよび起動を集計し、ヴァリューズ保有モニタ(20代以上)での出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。
※カテゴリはGoogle Playのアプリカテゴリより取得
考察サマリ
■アクティブユーザー数は「ポケモンGO」を抜き、ゲームカテゴリ2位にランクイン!
動物や住民たちとの交流を楽しむ、任天堂のコミュニケーションゲーム「どうぶつの森」のスマホ版「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が2017年11月に配信され、大きな反響を呼んでいます。
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」の利用動向を見てみると、2017年11月の時点でインストールユーザー数は600万人を超え、アクティブユーザー数も500万人以上となっており、2016年に配信されて以降絶大な人気を誇っている「ポケモンGO」を抑えて、ゲームカテゴリで2位にランクインしています。また、アクティブ率も92.1%と非常に高い数字となっており、ユーザーの興味関心が高いことがうかがえます。【図1】【図2】
■「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は女性との親和性が高い
続いて、配信から1年以上経った今でも人気の衰えない「ポケモンGO」と属性を比較してみました。まず、性別で見てみると、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」と「ポケモンGO」では男女の比率が逆転していることがわかりました。「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は女性に、「ポケモンGO」は男性に利用されていることがわかりました。【図3】
■「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は20代に支持されている
次に、年代別で見てみると「ポケモン GO」は年代の大きな偏りがなかったのに対し「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は20代が半数以上となっており、顕著な結果となっていました。過去に「どうぶつの森」ブームが起こった世代のユーザーが今20代となり、再び関心を持っていることが考えられます。【図4】
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