スマホアプリの最新インストール数ランキングは
こんにちは、マナミナ編集部です。本記事ではヴァリューズが保有する全国のモニター会員の協力により、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析を行い、「スマートフォンアプリ」インストール数ランキングを作成しました。まず、下図をご覧ください。
アプリインストール数 TOP3
2021年12月
- 1位
- kifutown
- 2位
- 新型コロナワクチン接種証明書アプリ
- 3位
- ファミペイ
2022年1月
- 1位
- 新型コロナワクチン接種証明書アプリ
- 2位
- マイナポータル
- 3位
- Tver
最新スマホアプリインストール数ランキング、前澤氏の宇宙からのお金贈りで使われたアプリが1位|2021年11月~12月
https://manamina.valuesccg.com/articles/1632毎月更新のスマートフォンアプリインストール数ランキングTop5をまとめました。2021年12月の1位は個人間で簡単に寄付し合えるプラットフォームアプリ「kifutown」。実業家の前澤友作氏がTwitterを通じて実施した「前澤友作 全員お金贈りfrom宇宙」が影響しました。そのほか「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」や「ファミペイ」も上位にランクイン。
政府が運営するアプリが複数ランクイン!
2021年12月のアプリインストール数1位は、前月2位の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」でした。これはデジタル庁が運営する、新型コロナワクチン接種の事実を公的に証明する接種証明書をデジタル上で取得できるアプリです。その利便性の高さから、前月に続き着実にユーザー数を伸ばしているようです。
また、2位には「マイナポータル」がランクインしました。こちらも1位の新型コロナワクチン接種証明書アプリと同様に、政府が運営するオンラインサービスです。マイナポータルとは、マイナンバーカードを読み取ることで、行政手続の検索やオンライン申請がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを受け取れたりするアプリです。
2022年1月1日から政府は新型コロナウイルス感染対策の経済対策として、マイナポイント第2弾を開催。マイナポイント事業とは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を普及させるのを目的にした還元キャンペーンです。今回もマイナンバーカードを新規に取得した人に最大5,000円相当のポイントが付与されたり、マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った人に7,500円相当のポイントが付与されたりするなど、お得な内容になっています。
キャンペーンに参加するためにはマイナポータルアプリでマイナンバーカードを読み取る必要があります。そのために、マイナポータルのインストール数も急増したと考えられます。
今月3位は、民放5社が共同で行っている公式のテレビ番組配信サービス「TVer」でした。民放番組の見逃し配信を中心に、毎週約400の番組を配信しています。TVerは1月31日に「北京2022冬季オリンピック」で500時間に及ぶライブ配信を行うと発表。民放の五輪動画配信サイト「gorin.jp」と連携して実施する予定で、来月もユーザー数を伸ばすことが期待できます。
マイナポイント事業効果でマイナポイントアプリもランクイン
その他、上位にランクインした人気アプリを男女別にまとめました。下の表をご覧ください。
↑↑:インストール数が前月比150%以上(※前月が圏外も含む)
↑:インストール数が前月比100%より大きい
-:インストール数が前月比100%
↓:インストール数が前月比100%未満
男女、総合ともに4位に「マイナポイント」アプリがランクイン。マイナポイント第2弾では最大で20,000円相当のマイナポイントを獲得できます。その還元ポイント分は、マイナポイントの専用アプリである「マイナポイント」で決済事業者を選ぶと、各決済事業者のアプリに付与されます。そのため、キャンペーンに不可欠なマイナポイントもマイナポータルアプリと同様にインストール数を伸ばしたようです。
マナミナでは本記事で紹介した毎月のアプリインストール数の分析のほか、様々な調査を掲載しています。下記の業界別アプリランキングもぜひチェックしてみてください。
ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、業界別アプリランキングの調査結果をご紹介します。
「業界別」アプリランキング、今月は「ライフスタイル」編です。アプリ利用ユーザー数の順に並べると、1位は「セブン-イレブン」、2位「楽天ポイントクラブ 」、3位「Tポイント」…という結果に。トップ20まで掲載しています。
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