完璧なロールモデルはもういない。マーケティング業界で働く女性たちのキャリアよもやま話

完璧なロールモデルはもういない。マーケティング業界で働く女性たちのキャリアよもやま話

「これからの女性の働き方」を、マーケティング業界で働く4人の女性たちが自身のキャリアを振り返りつつ話します。参加者は、2020年1月にイスラエルに渡り、就労ビザが下り次第働く予定のクレディセゾン栗田さんと、オムニバス中村さん、ヴァリューズ子安さん。モデレーターはマナミナ編集長の星が務めます。女性のこれからのキャリアづくりとはどうあるべきでしょうか。多くの示唆ある話が繰り広げられました。


みなさんのキャリア

星妙佳(以下、星):みなさま、本日はどうぞよろしくお願いいたします。マナミナで編集長を務める星です。

マナミナ編集長・星妙佳(ほし・たえか)

:はじめに、いままでのキャリアも含めて自己紹介をしていければと思います。私のキャリアのスタートはWebディレクターでした。そこからユニクロ事業を展開するファーストリテイリングに移り、ECサイトのプロモーションを経験したあと、リクルートに転職し、ママ向けメディアで編集長を務めました。マナミナを運営するヴァリューズには7年前にジョインして今に至ります。今日はみなさんのキャリアのお話しが聞けるのを楽しみにしていました! では続いて子安さん、自己紹介をお願いいたします。

子安亜紀子さん(以下、子安):ヴァリューズで執行役員を務める子安です。

株式会社ヴァリューズ 執行役員・子安亜紀子(こやす・あきこ)

子安:私のキャリアのスタートはSEで、製鉄会社の情報システム会社です。しかし入社してすぐの2000年前後、渋谷のビットバレーが話題になって面白そうだと思い、ネットイヤーグループに転職しました。そこではWebサイトの制作や、新規事業プロデュースなどを経験しました。とても楽しかったのですが、次は何かしらのコア事業を持っているような会社で働きたいと思い、ネットリサーチで調査市場に変革を巻き起こしていたマクロミルに転職します。そこではシステム開発や、商品企画、営業企画など、求められる仕事を片っ端からやっていきました。

8年くらい勤めていましたが、当時マクロミルの社長だった辻本が、独立してヴァリューズを立ち上げることになり、参画して今に至ります。本日は全然みなさんキャリアが違うので、異なる部分や逆に共通する部分などを聞けたらと思っています。

:では中村さん、自己紹介をお願いいたします。

中村麻美さん(以下、中村):オムニバスでセールスのリーダーを務める中村です。

株式会社オムニバス セールスDiv. リーダー 中村麻美(なかむら・まみ)さん

中村:1社目は航空会社でグランドスタッフとして、チケット売りやゲートでのお見送りをしていました。4年ほど務めたあと、よりアグレッシブに働きたいと考えてオフラインの広告制作会社に転職しました。そこでは5年ほど、いわゆる広告業界の「昔ながらの働き方」をしていましたね。精神と肉体を鍛え上げられました(笑)。そうしているうちに、アドネットワークが台頭してきてオフラインの広告の限界を感じ始めました。ネットも分からないと仕事が詰まると思っていたときに、ネット広告代理店のオムニバスの代表・矢野に出会って会社に誘われ、今に至ります。

:ありがとうございます。では最後に栗田さん、自己紹介をお願いいたします。

栗田宏美さん(以下、栗田):クレディセゾンの栗田です。よろしくお願いします!

株式会社クレディセゾン データビジネス部 栗田宏美(くりた・ひろみ)さん

栗田:私はもともと広告やプロモーションがずっと好きで、キャリアのスタートはフリーペーパーの広告企画営業でした。ただ、広告をずっとやっていくには紙だけではだめだと思い、ほぼ第二新卒のような形で前職のWeb広告代理店に転職しました。4年半コンサルタントとして働いていましたが、キャリアの幅を広げたくて、2014年の夏に転職活動しました。そのとき、総合広告代理店に行って他業種の広告に携わるのか、事業主側で広告に携わるのかをとても真剣に考えたんです。

その転職活動では条件を3つ決めていて、①正社員であること②給与が下がらないこと③女性が育休のあと元のポジション/部署に戻ってくることが普通であること。この3つを軸に、8社くらいのエージェントを使わせてもらって、エントリーシートはおそらく50社以上に出しました。そして最終的にクレディセゾンと縁があり、2014年9月に入社して、今に至ります。

「転職は30まで」は昔の話

:みなさんやはり多様なキャリアですね。まず栗田さんにお聞きしたいのですが、クレディセゾンに転職するタイミングでそこまでこだわったのは、年齢的な理由だったのでしょうか?

栗田:そうです。2014年当時は入籍したばかりの29歳で、いまでこそ転職に年齢は関係なくなってきていると感じますが、そのときはまだ「転職は30歳まで」という空気があった気がして。もしかすると人生最後の転職になるかもしれないと思って、一生懸命に考えました。

:クレディセゾンに決められた一番の決め手はなんだったのでしょう?

栗田:総合広告代理店に行き、Webだけでなくマス広告もカバーできるスキルを目指すのか、あるいは事業主として宣伝をやるのかという迷いは最後までありました。幸いなことに両方から内定をもらい、最終的には3社までは絞りこんだのですがひとりでは決め切れなくて。そこで困ったときは「オーディエンス」だと思い、この人だったら間違いないという3人に意見を聞きました。学生のときから私のことを知ってくれていて、人材市場も知っているし私のやりたいことも知っている…私が勝手にメンターだと思っている方たちです(笑)。

すると、やりたいことに合っているという観点や、株価も好調だという観点などで、3人ともクレディセゾンがいいんじゃないかと言いました。「カード業界はこれからどんどん変わって行くから、アグレッシブなあなたには合ってるかもね」と言ってくれた人もいて。それが最終的な決め手になりましたね。

子安:なるほど。信頼できる方たちの意見を聞いて決めたということなんですね。

栗田:そうですね。また、今はあまりそんなことはありませんが、当時は事業主サイドに転職するのは早い方がいいと言われていました。求人はあったとしても、事業主はスキルではなくポテンシャルを買う時代で、30歳までという発注が多かった。だから、20代で事業主に移った方がいいかなと思ったのもありました。

子安:いま43歳ですが、私が30歳のときも同じような風潮でした。マクロミルで働いていた29歳のとき、自分の市場価値を知りたくなり、少し転職活動をしていたことがあります。すると、提示される企業の幅が20代と比べてとても狭かったんです。マクロミルに転職した27歳当時では、ベンチャー企業で頑張ってた女の子だし、ポテンシャルを見込んで取りたいと言ってくれる企業が多かった。しかし29歳のときは、分かりやすいスキルがSEだったので、新規事業担当を任せたいシステム系企業からの求人しかなかった印象があります。

栗田:やっぱりそれはこの4〜5年で変わったんじゃないでしょうか。どんどん壁がなくなってきて、年齢や子供有無の関係がなくなってきているように思います。

子安:そうかもしれませんね。ヴァリューズはBtoCの事業会社がクライアントに多いのですが、そういった企業の同世代の方たちから、「一生この会社でいいのかなと悩んでいます」と聞くことがあります。でもそんな方たちが、結構みなさん転職されるんですよね。本当にこの4〜5年の話だと思います。

ロールモデル探しは限界がある

中村:私はオムニバスでセールスチームのリーダーを務めていますが、メンバーには女の子の方が多くて、女海賊団と言われることもあります(笑)。一方で、私より年齢が上のセールスの女性にはなかなか出会わないんですよね。

栗田:確かに、広告の営業を第一線でやっているベテランの女性に会う機会はあまりないですね。広告業界の女性のキャリアだと、年齢が上がれば管理に徹する感じになるんでしょうか。

中村:だから私はいまだに、「子供いるの!?」と珍しがられます(笑)。

栗田:前職でコンサル営業をしていたときに、営業部女子課という集まりに顔を出していました。異業種の営業女性が集まってセミナーや勉強会を行っていて、とてもよかったですね。会社も違って商材も違いますが、同じ職種なので悩みが共通だったりもしました。

中村:それはいいですね。そう考えると、30代以上の営業女性のコミュニティがほしいなと思います。仲間が本当に1人もいないんです。

:やはり営業の女性は、結婚して辞めて主婦になるのか、あるいは別の仕事に就く人が多いんでしょうかね…。

中村:私も結婚・出産のタイミングでは、Webサイト制作とかコーディングとか、作り手側の職種に異動しようかなと考えました。お客さんに会う約束が少ないはずなので、在宅でも仕事ができるかもしれないと思って。

子安:そんな中で現在も営業職を続けていらっしゃるんですね。ただ、営業職は自分でスケジュールを調整していける面もあると思います。働くママさんとそこまで相性が悪い気はしないのですが、ハードルはどんな点なのでしょうか?

中村:やはり子供が小さかったとき、急な発熱などで保育園から呼び出しがあると心苦しかったですね。ただ、大きくなってからはあまりそういったことはないので、直行直帰など営業の仕事をうまく活用しています。

:働き方改革もあって環境は変わってきていますが、中村さんのお話しを聞いて、今でも身近なところでロールモデルがいないんだなと思いました。私自身も20代後半で出産したのですが、部署の中では私が初めてで、周りにロールモデルになりそうな人はいなかったです。

その点に関して、栗田さんはこれからイスラエルで働かれますよね。きっかけは旦那さまのイスラエル海外赴任だったと伺いましたが、出向のようなかたちで現地企業で働く道を見つけられたとか。イスラエルからリモートワークでクレディセゾンの仕事もするという、まさに前人未到の道を歩まれていると思います。

栗田:さすがにイスラエルに行く人は少ないですよね……。

中村:でもそれをあまり気にしてなさそうに見えます(笑)。

栗田:そうですね(笑)。不安じゃないと言ったら嘘になるんですが、私は、ロールモデルを探すにも限界があるなぁと開き直っています。例えば子どもがいても、実家が遠いか近いかでまったく状況が違いますし、夫が協力的かどうかでもまったく違う。十人十色なんですよね。そう考えると、完全一致のロールモデルを探すって、無理だよなと。

子安:ああ、確かにそうですよね。

栗田:イスラエルに行く直前に、これもまた自分の中でメンターと思ってすごく尊敬している女性に、幸運にも30分お時間をいただけて、お話しを聞かせてもらえたんです。その方は、お子さん2人を連れてアメリカから日本に来られていて、旦那さまも日本で働かれていて。つまり、異国の地で共働きしながら子育てをされているんです。しかも、仕事もすごい。

私よりもずっと先の景色が見えていて、グローバルで働く女性として師匠なのですが、たくさんのヒントをいただきました。で、その方は「状況や国が違っても、自分の戦友だと思える人を大事にしなさい」とおっしゃっていました。馴れ合いの関係じゃなくて、同じレベルで愚痴を言い合えるような戦友が大事だと。

子安:大事ですよね! 個人的にも愚痴を言える人って年々減ってきています。20代のうちは誰とでも愚痴を言い合えたけど、結婚するしない、子供がいるいない、さらに子供のいる人でも旦那さんの態度とか家庭環境とか、子供が何人いるかで状況が分かれちゃう。全部にそうそうってうなずき合える人はどんどんいなくなっていきます。だから全面的に同じ人を探すのは諦めて、ある部分で状況が一緒の人と、部分的な悩みや愚痴を言い合う関係になるというか。もちろんストレス解消にもつながりますし、お互いにもらえる気づきみたいなものもあります。ひとりの人とぴたっと合うというよりかは、分散していきますよね。

栗田:本当にそう思います。イスラエルに行って働く日本女性って、本当に少ないんですよね。日本人そのものが圧倒的少数なので(笑)。先述の師匠からのアドバイスの中には「現地のイスラエル人のワーキングママと仲良くなるといいと思う」というのもありました。言語の壁はあるかもしれないが、慣れるからと。その言葉はとても身にしみましたね。幸い、同僚にワーママがいるので、色んなことを話してみたいと思います。

栗田:あとは女性特有の性質かは分からないですが、男性よりも女性の方が、分からないことを分からないと言って頼りやすいのかなと思います。もうひとり、私が尊敬している方で、元外資系消費財メーカーでいまは飲食チェーンのCMOをされている女性がいます。その方に昨年お会いしたとき、「栗田さんはいまの時代にあったやり方をしているからいいと思う」と言われました。どういうことかと聞くと、その女性よりも上の世代は、男に負けません、バリバリ働けますというモチベーションでないと上に行けなかった時代だと言うんですね。ホントはつらいし無理かもなんだけど、それをスッと隠して我慢して「いや、私できますから」という時代。

子安:それは分かります。自分に重なる部分もありますね。

栗田:例えば本当は子供が熱を出していて迎えに来いと言われているんだけど、裏でそれをなんとか実家に頼んで、自分は経営会議に出ますという時代だったと。でもそれは今では古くなっていて、今は「できないことはできません、だから助けてください」とコミュニケーションする時代のような気がする、とその方はおっしゃっていました。

そして私自身を振り返っても、「イスラエルに行って働きたいんですけど、手を貸してくれませんか」というスタンスだったように思います。もちろん、それにちゃんと応えてくれる上司や周囲の人たちに恵まれたからこそ、成立したのですが。このようなあり方は、これからの20代後半から30代の方に求められていく、ひとつのトレンドなのかもしれません。

これからキャリアを重ねていく女性に向けて

中村:一方で、若い方と話すと「私はそんなに頑張れないです」と言う女性は多いなと思います。なんでそんなに頑張れるんですか、と。私にはそこまでできないし、ロールモデルにはちょっとできません、と断られるみたいなこともあります(笑)。

子安:確かに私自身、下の世代の人とこんなに共感できないなんてと思ったこともありました。悩みを聞いて、こんなふうに頑張ってみればいいかもね、とアドバイスすると「私は子安さんとは違うので……」と言われてしまったり。

栗田:なんかスキル以前の、メンタルやモチベーションの違いだと思うんですよね。マンガ「進撃の巨人」に例えると、兵団が違うと思うんですよ。調査兵団か、駐屯兵団か。

:兵団が違う、ですか。

栗田:そうです。「進撃の巨人」では壁の中に街があって、一歩壁の外に出ると人食いの巨人に食べられてしまうという世界観ですが、対巨人向けの兵団がいくつかあります。その中でも調査兵団は壁の向こうに行く兵団で、死の危険性もあるので単純に対巨人戦において戦闘力が高い人がそこに所属する。でも調査兵団に入りたい人って、多くは幼い頃からそこに憧れているんですよね。壁を超えるとか、前に進むとかいうことに憧れているんです。

でも一方で、壁を守る駐屯兵団の人もいます。そういった人たちは、人びとを守ること、日々のオペレーションを円滑にすること、壁に異状がないかどうか見張ることなどを大きな目的として持っています。つまり、兵団ごとの役割の違いは、価値観の違いや得意不得意の差異でもあると思うんです。どちらが良いかとか、どちらがより凄いのか、ではないです。仕事ではなくアフターシックスの方に重きを置く人もいますし、働くことに対する人びとの向き合い方はどんどん多様化してきていると思います。

:働き方は多様化していますし、ロールモデルもどんどん見つからなくなっていく。「私はそこまで頑張れない」と言う若い方に対して思うのは、やはり失敗するのが怖いのかなと。だから逆に、私の失敗談をもっと後輩に話せばいいのかなと思いました。そうしたら、前に進みたいけどうまくいかないような若い女性も、もう少し安心してチャレンジしてくれるのかもしれません。

栗田:そうですね。自分のいままでを振り返っても失敗しかないです(笑)。もしかしたらイスラエル行きも失敗になる可能性がありますからね。「進撃の巨人」でも、壁外遠征した調査兵団が「なんの成果も!!得られませんでした!!」って泣きながら帰還する場面ありますしね。

中村:でも失敗は捉え方次第ということもあるでしょうし、大丈夫だと思います(笑)。

子安:栗田さんはもう100%成功ですよ! この道の開き方でイスラエルに行けたという点で絶対いい方向にしかならないと思います。

栗田:「イスラエル住みます芸人」として頑張っていきたいと思います(笑)。

:マナミナでも応援しています! そんなところで、そろそろお時間が来てしまいました。今日はみなさまの示唆に富んだキャリアのお話しを聞けてとても面白かったです! 話題に上がったことで重要だったのは、ロールモデル探しを止めたほうがいい、ということかもしれません。誰しも失敗したくないと思って、つい「はずれない道」探しをしてしまいますが、個人の志向もキャリアもどんどん多様化しています。

だからとにかく失敗を恐れずチャレンジすることが大事ですが、その上で栗田さんが多くの「個人的メンター」を持っていたことが印象に残りました。完璧なロールモデルは難しいですが、この部分では自分に似ているという方に、大きな決断をするタイミングで話を聞いています。いろんな人を頼り、「戦友」も大事にして、自分の道を拓いていくことがこれからのキャリアの作り方なのかなと思いました。みなさま、本日はありがとうございました!

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この記事のライター

マナミナ編集部でデスクを担当しています。新卒でメディア系企業に入社後、フリーランスの編集者・ライターとして独立。マナミナでは主にデータを活用した取り組み事例の取材記事を執筆しています。

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