市場調査の方法やレポート掲載サイト、自分でやる場合のまとめ方

市場調査の方法やレポート掲載サイト、自分でやる場合のまとめ方

商品・サービスの企画・開発において、「市場調査」してからマーケティング施策を立案することが一般的です。市場調査の基本にアンケートやネットリサーチなど市場調査の方法、自分でやる場合のフレームワークやレポートのまとめ方について、情報源をまとめました。


市場調査の基本

そもそも市場調査とは、一般に「絶対数や割合で現在の市場を把握し、数値化されたデータをもとに対策を立てること」を指します。その目的はブランドイメージの調査、商品開発のための調査、価格調査、満足度調査など複数に分かれ、目的に応じた調査手法を選ぶことが大事です。

もう迷わない!市場調査の基礎知識まとめ

https://manamina.valuesccg.com/articles/731

商品やサービスの企画・開発にあたり、マーケティング施策立案に欠かせない「市場調査」。アンケートなど市場調査の方法から、調査結果をもとにしたレポートの書き方、実際の市場調査報告書までまとめました。

市場調査とは?主な調査法や注意点を解説!

https://manamina.valuesccg.com/articles/511

商品やサービスを販売するのに、市場需要があるのかを調べておくのは非常に重要です。消費者の動向を調査するための、市場調査が大きな鍵を握ります。この記事では、市場調査とはどのようなものなのか、また市場調査をする方法を解説していきます。

なお、市場調査と似た概念のマーケティングリサーチという言葉もあり、その違いは以下の記事で説明しています。新商品・サービスの開発のために使われる市場調査に対し、マーケティングリサーチはすでにある商品・サービスをどう販促したり改良したりするかに使われます。過去のデータから現状を整理する市場調査と、未来目線のマーケティングリサーチという違いがあります。

市場調査とマーケティングリサーチ、両者の違いや調査方法を解説

https://manamina.valuesccg.com/articles/1291

商品やサービスの企画・開発にあたり、マーケティング施策立案の材料になるのが市場調査とマーケティングリサーチ。混同しがちですが、両者はベクトルが異なっています。市場調査は過去、マーケティングリサーチは未来にベクトルが向いています。このように性格が異なる両者の違い、そして主な調査方法などを解説します。

市場調査の主な方法

市場調査の主な手法として「アンケート」「インタビュー」「電話調査」「覆面調査」などがあり、目的によって使い分けます。これらは、大きく市場調査には数字や割合で表せる「定量調査」と、数字では表せない意見や行動を探る「定性調査」の2種類に分けられます。

市場調査の代表的な方法4つとその進め方(アンケート・電話調査・会場調査・インタビュー・ネットリサーチ)

https://manamina.valuesccg.com/articles/605

マーケティング施策立案のため行われる市場調査ですが、代表的な手法としてアンケート調査、電話調査、会場調査、インタビュー調査、ネットリサーチを取り上げます。調査目的や回答数の規模、予算などからどの手法を選択するか決定しますが、本記事ではそれぞれの手法の特徴と進め方について説明します。

アンケート調査の基本とネットリサーチなど回収方法の違い

数字や割合で結果を明確な数値データとして可視化できる定量調査の方法の代表がアンケートです。アンケートの回収方法とその特徴を紹介します。最近では、回答収集のコストや時間を抑えられる、大量の回答を集めやすい「インターネット調査(ネットリサーチ)」もよく使われています。

市場調査の基本!アンケートを使う調査方法

https://manamina.valuesccg.com/articles/628

市場調査には様々な手法がありますが、定量調査でよく使われるのがアンケートです。アンケートにも回収方法が色々あり、違いや使い分けを理解することで目的に合った調査が可能になります。アンケートの主な回収方法にはインターネット調査、電話調査、郵送調査、街頭調査、訪問調査があります。

市場調査にネットリサーチを活用!メリット・デメリットと進め方

https://manamina.valuesccg.com/articles/666

商品・サービスを企画する段階で重要な市場調査ですが、アンケートを行う場合、近年はネットリサーチが有力な手段となっています。大規模なアンケート調査を安価で短期間にできる点がネットリサーチの特徴です。

市場調査の情報源やレポートが掲載されているサイト

市場調査にあたっては、自社で調べる一次データを使う方法と、インターネット上に公開されているレポートや統計を二次データとして活用する方法があります。総研など独自の市場調査結果を発表している企業や、豊富な情報源を持つ図書館、統計データを提供する国の省庁など、市場調査に役立つ情報源をまとめました。

本サイト「マナミナ」でも、多くの自主調査を行い、レポートを公開しています。

市場調査に役立つ!無料でレポートや統計を提供している情報源まとめ

https://manamina.valuesccg.com/articles/607

商品やサービス開発の一環で行われる市場調査。自社で調べる一次データと、インターネット上に公開されているレポートや統計を二次データとして活用する方法があります。総研など独自の市場調査結果を発表している企業や、豊富な情報源を持つ図書館、統計データを提供する国の省庁など、市場調査に役立つ情報源をまとめました。

リサーチに関する記事一覧

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世の中のトレンドがわかる市場調査、消費者のインサイトを探るユーザー調査など、行動ログ分析やアンケートによる自主調査を公開しています。業界動向をチェックしたり、企画書など資料作成のヒントに、ぜひご利用ください。

デスクリサーチで市場規模やニーズの増減を調査する方法にはどんなやり方があるのか

https://manamina.valuesccg.com/articles/1217

市場規模の推計は、新規事業の立ち上げや事業企画に欠かせないファーストステップ。就活のグループワークのテーマに設定されることもあります。新しい分野の市場規模は一から調査・試算が必要な場面も多く、複雑さやコストに悩む声も耳にします。本稿で紹介するのは、それらの課題を解決する市場規模の調査方法。実践を交えながら解説します。

市場調査を無料でできる?マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」の無料版を使ってみた

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Webサイト改善、SEO対策、コンテンツマーケティング、メディアプランニングなど、デジタルマーケティングに欠かせない市場調査や競合調査、検索キーワード分析。これらが1つのツールで簡単に把握できる「Dockpit(ドックピット)」から、一部機能を無料で使える無料版がリリースされました。無料でどんなことができるのか、マナミナ編集部で早速試してみることに。本稿で詳しくレポートします。

データ分析に使う市場調査のフレームワーク

市場調査は、商品・開発の上流で行われますが、漏れなく効率的に行うにはフレームワークを活用すると便利です。顧客・競合・自社の3つの要素から分析する「3C分析」は、市場と自社が置かれた環境を把握するのに使われます。

競合調査の代表的フレームワーク3種(3C分析・4P分析・SWOT分析)

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市場における自社の強み・弱みや他社の戦略を把握するために行う「競合調査」。ビジネスの競合調査でよく使わているフレームワークが3C分析・4P分析・SWOT分析です。本稿では、各フレームワークの概要と分析方法、使い分けをご紹介します。

3C分析の概要とフレームワークの重要性とは?目的とやり方を解説

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自社の製品・サービスをマーケティングするには、自社が置かれた市場環境や強み・弱みなどを理解してマーケティング戦略を立案し、施策を実行していきます。マーケティング戦略立案にあたり、顧客・競合・自社の3つの要素から分析する3C分析という方法があります。この記事では、3C分析の意味や実際の手順、事例を元に3C分析活用の注意点を解説します。

基礎から学ぶ代表的なマーケティング理論(3C・4P・カスタマージャーニー・AIDMA/AISAS・パーセプションフロー)

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マーケティングで使われる理論は略語や似た用語が多く混乱しがちです。代表的な「3C分析」「4P分析」「カスタマージャーニー」「AIDMA / AISAS」「パーセプションフロー」について用語の定義と役立つ場面について説明します。

市場調査を自社で行う場合の流れや方法、レポートのまとめ方については、以下の記事をご覧ください。

市場調査の「レポート・報告書」の項目や書き方を知る

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市場調査の実施後は、関係者にレポートや報告書で集計結果や分析内容を共有することになります。説得力ある内容にするために、報告のベースとなる市場調査報告書の項目や書き方の注意点、参考となる報告書のサンプルをまとめました。

中国・タイなど海外の市場調査情報源

成長する海外市場について、進出前に市場調査で把握したいニーズは大きいはず。マナミナでは、中国人の消費意識や越境ECの実態、Web広告の現状などについて、多くのレポートを公開しています。

中国・タイ市場に関するトレンドや市場調査レポート

中国市場に関する記事一覧

https://manamina.valuesccg.com/chinadata

インバウンド、越境ECなど、高い成長率で注目を浴びる中国市場。中国人の消費意識や越境ECの実態、Web広告の現状などについて調査した事例をご紹介します。

中国・タイの市場調査サービス・調査会社

中国のアンケート調査を効果的に行う方法とリサーチ・サービス3選

https://manamina.valuesccg.com/articles/1148

ますます勢いづく中国市場。経済産業省による2020年7月のレポートによれば、2019年度の中国のBtoCのEC市場規模は約204兆円にのぼり、その他の国々と比較しても圧倒的な大きさのマーケットに成長しています。本記事では、そんな中国市場に対してアンケート・リサーチをする際のポイント、中国での調査会社やサービスについて紹介していきます。

中国の調査会社おすすめ5選 - 市場調査・信用調査のそれぞれのポイント

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中国の市場へビジネス展開を考える方に向けて、中国の調査を行える企業を紹介します。中国市場の調査、中国企業の信用調査の2つの観点から、最適なサービスを選択するポイントもお伝えしていきます。

タイの市場調査サービスおすすめ3選とマーケット・リサーチの注意点

https://manamina.valuesccg.com/articles/1307

タイ王国の市場調査を行いたい方々へ向けて、タイの市場調査が行えるおすすめのリサーチサービスを紹介していきます。また、タイの市場調査の前提知識と、市場調査会社を選ぶ際に気を付けたいポイントも合わせて掲載しています。

まとめ

市場調査は、ブランドイメージの調査、商品開発のための調査、価格調査、満足度調査などを目的に行われます。市場調査の手法には「アンケート」「インタビュー」などがありますが、自社で調査する以外に、既存の情報源で大まかに把握する方法もあります。

ネットでも多くの市場調査レポートが公開されていて、マナミナにも数百記事あり、国内トレンドに加え、最近ニーズが高い中国など海外のレポートもありますので、ぜひご活用ください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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