年末年始、これさえ見とけば大丈夫!2023年のトレンド振り返り

年末年始、これさえ見とけば大丈夫!2023年のトレンド振り返り

マナミナでは、国内最大規模の消費者オンライン行動データを活用して、世の中のトレンドを調査しています。2023年も様々なトレンドが生まれ、個別に記事として取り上げてきました。今回はそんな調査記事の総集編として、2023年の重要トレンドを振り返ります。


ChatGPTなど、生成系AIが世の中の常識を一変

2023年のトレンドの中でも、とりわけ将来にわたって大きな影響力を持つ出来事は、「ChatGPT」をはじめとした、生成系AIの登場でしょう。ChatGPTとは、質問に対して、AIがインターネット上のビッグデータをもとに何でも回答してくれるサービスです。

ChatGPTによって、カスタマーサポートの自動化やアイデアの壁打ちなど、様々な面で業務効率化が可能になり、人間が行う業務の内容が変化してきています。またマーケターにとっては、「AIに質問するという新しい検索方法が確立されつつある状況に対し、従来のSEO対策などを今後どう考えていけば良いのか」という問題も意識せざるを得ないでしょう。

ChatGPTの概要、利用者の特徴については下記記事からご覧いただけます。

ChatGPTとは?マーケティング・ビジネス9つの影響【本人にも聞いてみた】

https://manamina.valuesccg.com/articles/2270

ChatGPTとは、米OpenAI社が開発した対話型のAIチャットツール です。世界中で注目を集め、さまざまな機能を活用してビジネスに応用したサービスも登場しています。ChatGPTは便利なツールである一方で、マーケティング領域ではどのような影響をもたらすのでしょうか。本記事では、基本機能(できること・できないこと)に加え、ビジネス・マーケティングへの好影響とリスクをまとめています。

ChatGPTユーザーはどんな人?行動データから利用実態を探る

https://manamina.valuesccg.com/articles/2373

今話題沸騰中のChatGPT。チャット欄にテキストを打ち込むだけで、質問に答えてくれたり、オリジナルの文章を作成してくれたり、プログラミングもできたりと、幅広いニーズに応える優れものです。世界的なアクティブユーザーが1億人を突破するなど、大注目のChatGPTですが、実際にはどのような人たちが利用しているのでしょうか。チャットページ接触者の行動データから、ユーザー特性を調査していきます。

2023年に登場した生成系AIはChatGPTだけではありません。ChatGPTの登場に対して、Googleは「code red(非常事態)」を宣言し、対抗するように2023年2月に「Bard」を発表しました。さらにMicrosoftもChatGPTの技術を活用して、「Bing」を2023年2月にリニューアルし、AIチャットツールを実装しました。

Bingユーザー激増!ChatGPTが話題のいま、マーケターが取るべきBing対策は?

https://manamina.valuesccg.com/articles/2351

Microsoftの検索エンジン「Bing(ビング)」のユーザー数が、コロナを皮切りに年々増加しています。MicrosoftはChatGPTの根幹である言語モデルを活用して、Web検索に対してチャットで答える機能が追加された新しいBing(The New Bing)を公開しました。このレポートではGoogle、Yahoo!とMicrosoft Bingの特徴を比較し、Web検索をチャネルとするリスティング広告やSEO対策を、どのような観点から検討していくべきか、考察を踏まえ解説します。

2023年の頭から大きく話題となったChatGPTですが、その後利用者層はどのように変化したのでしょうか。2023年10月時点で、改めてChatGPTユーザーの最新動向について調査しました。

ChatGPT利用者は、初期からどう変化した?ChatGPTユーザーの実態を調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/2788

生成AIの先駆けとして登場したChatGPT。2022年11月のリリース以降ユーザーは増加し続け、広範囲に認知されています。マナミナではリリースから約4ヵ月後の2023年3月時点でのユーザー数や人物像について調査しましたが、リリースから約9か月経った現在、ChatGPTユーザー層に変化はあるのか、改めて調査していきます。

X(旧Twitter)が名称変更し、SNSのシェア争いが激化

2023年に起きた大きな変化としては、TwitterがXに改名したことも印象的です。イーロンマスク氏が主導で、X(旧Twitter)の仕様を相次いで変更したことに伴い、Xのユーザー離れが加速する可能性も指摘されていました。

下記記事では、そんなXからの移行先として考えられる代替サービスをいち早く調査しました。

Twitterからの乗り換えが進む?今大注目の分散型SNSとは

https://manamina.valuesccg.com/articles/2580

2023年7月1日、Twitterでは一時的に、1日に閲覧できるツイート数が制限されるAPI規制がかかりました。相次ぐTwitterの仕様変更に伴いユーザーの不安が高まる中、Twitterからの乗り換え先として他のSNSを探す動きも加速しています。そこで今回は、Twitterを代替する可能性が高いのはどのサービスなのか、有力候補と考えられるアプリについて、利用者像や乗り換え状況を調査しました。

Xの代替候補のサービスの中でも、特に世間の注目を集めたのが、Meta社が2023年7月に発表した「Threads(スレッズ)」でした。スレッズはInstagramユーザーやインフルエンサーを中心に流入を確保し、サービス開始わずか5日で1億ダウンロードを突破したことで話題になりました。

Threadsを使っているのはどんな人?Twitterの代替となれるか

https://manamina.valuesccg.com/articles/2670

Meta社は2023年7月6日、新しいSNS「Threads(スレッズ)」を発表しました。Threadsのユーザー数はリリースからわずか5日間で1億人を突破し、度重なる改変で話題となるX(旧Twitter)を代替するサービスの候補として注目されています。本稿では、そんなThreads利用者の人物像を分析し、今後の動向を占います。

好調なスタートを切った「Threads」ですが、サービス開始1か月後にはアクティブユーザー数がピーク時の2割程度まで大幅に減少しました。その後、「Threads」の利用者はどうなったのでしょうか。改めて、利用動向を探ってみましょう。なお分析には、毎月更新される行動データを用いて、手元のブラウザで競合サイト分析やトレンド調査を行えるヴァリューズのWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を用います。

実際に「Threads」利用者数の推移を見ていくと、確かにサービスを開始して1か月後の8月には利用者数の減少が見られるものの、その後は7月の水準以上にまで利用者数が回復し、現在は安定しているようです。

「Threads」利用者数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:スマートフォン

一方で、「Threads」利用者の月平均アプリ起動日数の推移を見てみると、サービス開始初期から緩やかに減少しているようです。

「Threads」利用者の月平均アプリ起動日数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:スマートフォン

7月はイノベーター、アーリーアダプターを中心に利用されていた「Threads」ですが、最近になってマジョリティ層も参入してきたことで、利用者数の増加が見られたのではないでしょうか。一方で、月平均アプリ起動日数が減少したのは、ライトユーザーの増加に伴って平均的な利用頻度が下がっていることも原因として考えられそうです。

漫画・アニメ・ゲームも多数トレンド入り

推しの子

2023年も数々の漫画・アニメ作品やゲームが話題となりました。特に注目されたのは、週刊ヤングジャンプにて連載中の「推しの子」です。推しの子とは、主人公のゴローが前世の記憶を持ったまま、推しのアイドルの子どもとして生まれ変わる転生ものの作品です。ファンタジー作品かと思いきや、芸能界を華やかな部分と闇の部分の両面からリアルに描いており、サスペンス要素も盛り込まれていることが魅力の作品です。

2020年4月に連載を開始した本作品ですが、2023年4月よりアニメも放送されました。実際に、こちらも「Dockpit」を用いて、アニメ化の影響力を確認してみましょう。早速「推しの子」の検索者数の推移を見てみると、先行情報が公開された2023年2月と、アニメが放送開始した4月に検索者数が伸びていることが分かります。現在の検索者数は落ち着いているようですが、推しの子は既に続編であるアニメ2期の制作も決定しています。2期の放送開始時期には、人気が再加熱する可能性が高いと言えるでしょう。

「推しの子」検索者数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:PC、スマートフォン

また、「推しの子」はアニメの内容だけでなく、オープニング主題歌を務めたYOASOBIの「アイドル」も世界的に注目されました。「アイドル」は米国ビルボード・グローバル・チャート「Global Excl. U.S.」(2023年6月10日付)で、日本語楽曲初の1位を獲得しました。なかなか世界的なヒットソングが生まれづらい日本語楽曲ですが、日本ならではの強みであるアニメをきっかけにすれば、今後も世界に羽ばたく楽曲の登場を期待できるかもしれません。

ちいかわ

イラストレーター・ナガノによる漫画・アニメ作品「ちいかわ」も着実にファンを獲得しています。「なんか小さくてかわいいやつ」、通称「ちいかわ」は2020年よりXで連載され、2021年に単行本化されました。

「ちいかわ」に登場するキャラクターはどれも可愛らしい見た目をしていますが、緩い見た目に反して、内容は楽しいばかりではなく、ちょっぴり切ない不条理な一面もあります。

可愛らしい世界観でありながら、どこか人間味のある作風が世間の目を惹き、2022年4月から「めざましテレビ」内で短尺アニメの放送も開始し、現在では様々な企業とのコラボが後を絶たないほど人気が爆発しています。

「ちいかわ」ファンを分析!大人がハマる理由は?企業コラボで推し活促進も

https://manamina.valuesccg.com/articles/2873

近年、キャラクター「ちいかわ」が大人たちの間で急速に人気を集めています。今回は、「ちいかわ」ファンの人物像を分析することで、彼らがこの可愛らしいキャラクターに魅了されてしまう理由を探ります。さらに、様々な企業とのコラボレーションが「ちいかわ」ファンの推し活にどのような影響を与えているのか、そのマーケティング戦略や推し活実態についても考察します。

君たちはどう生きるか

ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」が2023年7月14日に劇場で公開されました。「風立ちぬ」以来、宮﨑駿監督10年ぶりとなる本作品は、異例の宣伝なし戦略をとったことで話題となりました。

事前情報はジブリ作品であることと、1枚の不思議な鳥の絵のみ。あらすじ、キャラクター、キャスト、主題歌などが全て不明のまま公開に至りました。前代未聞のスタートをきった本作品ですが、2023年11月5日時点では興行収入85億円を超えており、他作品と比較しても大ヒットといえるでしょう。

宮崎駿監督が原作・脚本・監督を務めた作品は、1993年公開の「もののけ姫」以来全て興行収入が100億円を超えています。11月現在も公開中の本作品ですが、この100億円というラインを超えられるかどうか、引き続き注目です。

ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』宣伝なし戦略でユーザーはどう動いたかを調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/2617

宮﨑駿監督10年ぶりとなる長編監督作品『君たちはどう生きるか』が、2023年7月に公開されました。この作品は宣伝や試写会、キャスト発表などを行わずに公開される異例のスタートとなったことでも話題になりました。 今回はジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の宣伝なし戦略の中でユーザーがどのように動いたのか、インターネットでの行動ログから調査し、探っていきます。

Pokémon Sleep

大人気コンテンツ、ポケモンから新たに睡眠アプリ「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」がリリースされました。「Pokémon Sleep」は睡眠の計測・記録機能とゲームを組み合わせた画期的なアプリです。2023年7月下旬に配信された本アプリは、リリースわずか1カ月で全世界累計1000万ダウンロードを突破しました。

睡眠の質を確認・向上させるための睡眠アプリは他にも複数存在しています。そんな中「Pokémon Sleep」は、睡眠の規則正しさと長さによってポケモンを集めて育てられるため、他アプリと比べて睡眠の質を高めるインセンティブが大きく、起きているときに最も楽しめる睡眠アプリとしてのポジションを確立しています。

こちらも最新の利用動向を確認してみましょう。まずは利用者数の推移ですが、サービスを開始した7月をピークに少しずつ減少しています。

「Pokémon Sleep」利用者数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:スマートフォン

一方で、月平均アプリ起動日数の推移を見てみると、こちらはサービス開始から毎月増加しています。

「Pokémon Sleep」月平均アプリ起動日数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:スマートフォン

利用者が減少していることから、ダウンロードしたものの自分には合わずに撤退したという人も一定数いるようです。逆に、月平均アプリ起動日数が増加傾向にあることを考えると、利用頻度の高いファンに利用者が絞られているのではないでしょうか。
「Pokémon Sleep」は利用者が減少しているからと言って必ずしも機能に問題があるというわけではなく、合う人には合うアプリのようです。

ゲーム好き以外も使っている?睡眠アプリ「Pokémon Sleep」の利用動向

https://manamina.valuesccg.com/articles/2720

大人気コンテンツのポケモンから新たに睡眠アプリがリリースされました。睡眠を利用したゲームアプリとして注目を集める「Pokémon Sleep」はどのような人に利用されているのでしょうか。リリース直後の利用状況とユーザーの人となりについて調査しました。

スイカゲーム

Nintendo Switchソフト「スイカゲーム」も多くのゲーム実況者が配信したことをきっかけに、2023年のトレンド入りを果たしました。「スイカゲーム」とは、フルーツを上から落として箱に詰めていく落ちものパズルゲームです。

本ゲームはシンプルな操作性でありながら、テクニック次第でハイスコアを目指し続けられる奥深さもあります。価格も240円と安く、ワンプレイの時間も短いため気軽に始めることができます。「スイカゲーム」のダウンロード数は2023年の10月時点で、200万を突破しています。

「スイカゲーム」はポップな見た目と大逆転のハラハラ感が相まって動画映えしやすく、「はじめしゃちょー」や「ヒカキン」などの大物YouTuberや、「陣内」や「かまいたち」などの芸人Youtuberなど、ゲーム実況をメインとしていないチャンネルでも取り上げられるほどの話題となっています。

Nintendo Switchソフト「スイカゲーム」なぜ突然トレンドに?配信者が夢中になる理由を調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/2891

スイカゲームというパズルゲームが話題を集め、2023年10月時点で200万ダウンロードを突破しました。2021年12月に配信開始され、当初はそこまで注目されていなかったスイカゲームですが、なぜこのタイミングで突然流行り出したのでしょうか。今回はスイカゲーム人気の秘訣に迫ります。

Z世代を中心としたトレンドも登場

1990年代半ばから2000年代序盤までに生まれ、デジタルネイティブとも呼ばれるZ世代。SNSを駆使するZ世代は流行に敏感で、トレンドの発信源となる場合も多いです。そんなZ世代を中心として、2023年に注目されたトピックもご紹介します。

16Personalities

16Personalities」という性格診断ができる無料サイトが、Z世代を中心に流行しています。「16Personalities」では、内向的か外向的かなどの2択を4つの項目で測り、性格タイプを計16通りに分類しています。利用者は93個の質問に答えることで、自分がどの性格タイプに当てはまるのかを知り、自分の性格を客観視することができます。

Z世代の主な利用用途としては、「就職活動をする際の自己分析の補助にする」「SNSなどのプロフィールを作る際に参考にする」などが挙げられます。性格診断ツールは他にも多数存在しますが、現状最も勢いのあるのは16Personalitiesなのではないでしょうか。自分がどんな性格なのか、16Personalitiesのタイプ名称を用いれば一言で伝えられます。数ある性格診断ツールの中でも、皆が同じものを使っているということに価値があるのかもしれません。

Z世代から注目を浴びる「16Personalities」。人気の理由は「就活」と「SNS」?

https://manamina.valuesccg.com/articles/2605

今若者の間で流行り始めている16Personalities性格診断。芸能人が自身のSNSで診断結果を共有している投稿を、見かけた方も多いのではないでしょうか。そんな16Personalitiesの利用動向を調査したところ、Z世代が就活やプロフィール作りに活用している様子が見えてきました。

「タイパ」の概念が浸透

Z世代の特徴として、「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視することが挙げられます。2022年4月に書籍「映画を早送りで観る人たち」が出版され、若者が動画を倍速視聴している文化が話題となり、「タイパ」というワードは2022年の新語大賞にも選ばれました。

タイパとは?Z世代が重視する「タイパ至上主義」の背景とマーケティング事例

https://manamina.valuesccg.com/articles/2112

Z世代の多くは、生活のさまざまな場面でタイパ(タイムパフォーマンス)を意識しています。「タイパ至上主義」という言葉が登場するほど、Z世代は時間効率を重視しているのです。この記事では、Z世代の購買心理・最新のトレンドを知るために、タイパの概要や価値観、マーケティング事例を解説します。

2023年は「タイパ」の概念がさらに浸透し、Z世代に限らず様々な場面でタイパが意識されるようになりました。ビジネスシーンにおいても、コロナ禍で普及したリモートワークの影響もあり、生産性の低い会議や紙媒体の資料、長時間の通勤などにも「タイパが悪い」という使い方ができるほど、一般的な用語になりつつあるのではないでしょうか。

他にもマナミナでは、家事をより効率化してくれる「タイパ家電」など、タイパを意識したサービスやコンテンツに関する記事を複数取り上げています。

タイパ家電を代表する「食洗器」と「ロボット掃除機」~ 検索データから時短家電のニーズを探る

https://manamina.valuesccg.com/articles/2389

タイパ(タイムパフォーマンス)の意識は日常の家事を行う中でも高まっていると考えられ、限られた時間をうまく活用するため注目を集めているのが『時短家電』です。今回は、『時短家電(タイパ家電)』の代表とも言える「食洗機」と「ロボット掃除機」について、生活者のニーズを検索データから調査しました。

【三菱UFJ信託銀行×ヴァリューズ共同研究調査】 「タイパ」実態 “動画の倍速再生”は約5割が実践 “タイパ意識”は男性20代、女性30代が最も高い

https://manamina.valuesccg.com/articles/2343

ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)と三菱UFJ信託銀行株式会社(本部:東京都千代田区、取締役社長:長島 巌)は協同で、三菱UFJ信託銀行が提供する情報銀行サービス「Dprimeの個人ユーザー」を対象にアンケートを実施し、Z世代を中心に注目が高まる「タイパ(タイムパフォーマンス=時間対効果)」の実態調査をおこないました。

2023年はスポーツも大盛況

2023年、スポーツにも見逃せない出来事がありました。まずは野球です。2023年は「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」にて、日本が見事優勝を勝ち取ったことが特に印象的でした。大谷翔平選手を筆頭に、多くのスター選手が一つのチームとして戦った今大会、野球ファンの方にはたまらないドリームチームだったのではないでしょうか。

WBCは野球ファンでない人にとっても注目のイベントでした。これをきっかけに、世間の野球への注目度はさらに高まるかもしれません。マナミナでは、2023年のプロ野球の盛り上がりについても調査しました。

プロ野球2023年の盛り上がりは?開幕初速を調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/2333

3月末から開幕したプロ野球。多くのファンによって応援消費がされるプロ野球は、新聞や放送サービスにとっても重要なコンテンツです。しかし近年ではコロナ禍の影響もあり、周囲と「野球ネタ」で盛り上がる機会が少なくなり、世間の野球への関心低下が懸念されています。そこで今回は、3月の開幕初速に注目し、プロ野球に対する関心度を調査します。

つづいてバスケットボールです。2023年8月25日から開催されていた、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」にて、バスケットボール男子日本代表がアジア1位の成績をおさめ、2024年のパリオリンピック出場権を獲得しました。2023年のバスケW杯は名試合ばかりでしたが、特に格上であるベネズエラ戦で、最大15点差をつけられたところから劇的な逆転勝利を果たしたシーンは感動的でした。

バレーボールも、同じくパリオリンピックの出場権をかけた予選「FIVBワールドカップバレー2023」が開催されました。男子代表は最終戦となるアメリカ戦では、フルセットの末惜しくも敗北しましたが、予選は2位で通過し、見事パリオリンピックの出場が決定しました。女子代表は予選3位と健闘しましたが、予選通過は叶いませんでした。しかし、女子代表も「VNL(バレーボールネーションズリーグ)」の結果次第ではまだチャンスが残っています。バレーボール日本女子代表はパリオリンピックに出場できるのでしょうか。引き続き注目です。

来たるパリオリンピックは、2024年7月26日から8月11日まで開催予定です。2024年も、スポーツが見逃せない年になること間違いなしでしょう。
マナミナでは、スポーツマーケティングに関する記事も多数掲載しています。是非あわせてご覧ください。

なぜあの企業はスポンサーに?スポーツマーケティングに取り組む目的とメリット

https://manamina.valuesccg.com/articles/812

企業がスポーツにお金を出す形には、大会やスポーツイベントへの協賛にスタジアムの命名権獲得、クラブや選手へのスポンサードなど色々な形があります。企業はスポーツマーケティングにより認知度の向上、ブランディングや販売促進などの目的を達成し、クラブや選手は資金源としてのメリットを得ます。企業がスポーツマーケティングに取り組む目的とメリット、具体的な事例を見ていきましょう。

その他社会現象も一挙紹介

みそきん

YouTuberの「ヒカキン」さんがプロデュースしたカップラーメン「みそきん」が話題となりました。「みそきん」はセブンイレブンにて購入可能でしたが、人気のあまり発売から数日で完売してしまう店舗が続出しました。さらに、通常価格300円のところ、1つあたり1000円以上での転売も相次ぎ、騒ぎとなりました。

想定以上のスピードで売れてしまったことを受け、「ヒカキン」さんは2023年8月より、購入制限などの対策を講じたうえで再販を開始しました。「みそきん」検索者数の推移を確認しても、販売開始と再販開始のタイミングで急増していることが分かります。

「みそきん」検索者数の推移
集計期間:2022年11月~2023年10月
デバイス:PC、スマートフォン

「みそきん」は再販をしたにも関わらず、店舗での完売が続出しました。「ヒカキン」さんのネームバリューだけでなく、確かな味のクオリティが人気を集め、カップラーメンとしては異例のヒットとなりました。

chocoZAP

ライザップ監修のコンビニジム、「chocoZAP(チョコザップ)」も広く普及しました。サービスを開始したのは2022年7月ですが、わずか1年余りで約84万人の会員を獲得し、店舗数は1000店を超えています(2023年9月末時点)。

コロナ禍でリモートワークが普及する中、外出する機会が減ったことで運動不足になりやすい現代人。「chocoZAP」はコンビニ感覚で通えるジムとしてのポジションを確立し、「隙間時間に気軽に運動したい」というニーズに見事に応えました。

多忙な日常を送る人々にとって、「chocoZAP」はまさにタイパ抜群のサービスなのではないでしょうか。

chocoZAP参入で、フィットネス業界各社のポジショニングはどうなった?

https://manamina.valuesccg.com/articles/2994

マナミナでは以前10社のジムを取り上げて各社のポジショニングや集客状況について分析しました。今回は特に、2022年7月の事業開始以降シェアを伸ばし続ける「chocoZAP(チョコザップ)」がフィットネス業界に与えた影響を中心に、業界の動向を追っていきます。

電動キックボード

2023年7月1日施行の道路交通法の改正により、電動キックボードに新たに「特定小型原動機付自転車」という区分が設けられました。従来の電動キックボードはいわゆる原付と同じ扱いでしたが、新区分の電動キックボードは16歳以上であれば免許不要、ヘルメットは努力義務で運転できるようになりました。また、速度を落とせば一部の歩道を走行することも可能になり、自転車と性質が近い新たな移動手段として利用者が増加しています。

電動キックボードは便利な反面、危険な運転をしてしまう利用者が存在するのも事実です。免許不要で気軽に乗れる電動キックボードですが、あくまで車両であることに変わりはありません。飲酒運転、整備不良、通行禁止区域での走行などは当然違反となります。ご利用の際は、交通ルールを遵守して安全運転を心掛けましょう。

脱クルマ社会実現へ。いま最も注目されているスマートモビリティ「電動キックボード」の関心層について調査

https://manamina.valuesccg.com/articles/1780

2022年4月19日、改正道交法が国会で成立し、規制緩和が徐々に進み身近になってきている電動キックボード。16歳以上であれば運転免許証不要・ヘルメット着用は努力義務となり「ほぼ自転車扱い」となります。中でも電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」が着々とユーザー数を伸ばしており、都心には高密度にポートが設置され、好きな場所で借りて返すことが可能になってきています。今回は、より身近になった電動キックボードについて、どんな点が注目を集めているのか、どのような人達が関心を持っているのかを調査・分析します。

まとめ

最後に本記事で紹介した、2023年のトレンドをまとめます。

・生成系AI(ChatGPTなど)
・Twitter代替アプリ(Threadsなど)
・推しの子
・ちいかわ
・君たちはどう生きるか
・ポケモンスリープ
・スイカゲーム
・16Personalities
・タイパ
・スポーツ関連(WBC、バスケ・バレーのパリ五輪出場決定)
・みそきん
・chocoZAP
・電動キックボード

いかがだったでしょうか。もっと深堀りしたいテーマが見つかった方は、各チャプターに添付のリンクから、個別の記事も是非ご覧ください。
マナミナでは、2024年も引き続き世の中のトレンドを調査し、マーケティングに活用できる情報を提供いたします。

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この記事のライター

2024年4月に入社予定の大学4年生です。大学では経済学部で主に会計学を学んでいます。

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